米原万里の作品一覧
「米原万里」の「オリガ・モリソヴナの反語法」「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「米原万里」の「オリガ・モリソヴナの反語法」「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
話が壮大で中身がギュギュッと詰まった読み応えのある小説。三宅夏帆さんが「一冊しか薦められないとしたらこの本を薦めたい」とYouTubeで仰っていたので、すぐにネット予約し買った。
ソ連の歴史と社会構造について細かく描写されているけど、知識不足でよくわからないことも多かった。でもチャットGPTに「スターリンとは?」「共産主義とは?」とか、わからない単語を調べながら読むと読みやすかった。(新しい読み方!)
ソビエト学校から日本の学校に転校した主人公が、日本の学校の方が社会主義でガチガチで息苦しく感じている描写が意外で、興味深かった。
プロが薦めるだけあって素晴らしい小説だった。
Posted by ブクログ
1960年代にプラハのソビエト学校で出会った友だちを、1990年代、チェコ、ルーマニア、セルビア(旧ユーゴスラビア)を訪れて、かつての思い出を頼りに、つながりをたどって、見事に再会する。
激動の東欧での人間模様、とてもおもしろかった。著者の生きた歴史に胸が高鳴った。
著者は冷静に客観的に自分をあまり出さずに出会う人々を描いているように見えて、芯の強い自分の依って立つ足場をしっかり持った人だと思うし、実は旧友をばっさり評価している。
だからこそ抉り出される人間性がある。
また、最近私自身が興味を引かれている、ルーマニアや旧ユーゴの社会を感じされてくれるのもワクワクした。
Posted by ブクログ
時は1960年代前半、舞台はチェコスロバキアにあった在プラハ・ソビエト学校。
ギリシャを故国に持つリッツァ、ルーマニアの要人を父にもつアーニャ、ユーゴスラビアから来たヤスミンカ、それから日本人のマリ(主人公で作者)ら少女たちの物語。
思春期の女子たちの対話や言動は、どの時代どの国どの人種であっても、かつて少女だった私も、似たようなもんなんだなぁと微笑ましく思い返してみたり。当時あの国では文房具は何をどう使っていたかまでが記されてあったり。
だがしかし、たんなる青春群像劇ではないのが、この作品の別の顔というか、本質というか、ミソというか。
『私たちと多少異なる点があるとしたら、彼女らが子どもな