米原万里の一覧

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作品一覧

2020/01/24更新

ユーザーレビュー

  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実
    (2004年に別のところに書いたレビューの転載)
    文庫化を待ちわびて、さっそく読んだのですが、単行本がでたときによんでおけばよかった! と思いました。物語として読ませるのはもちろんですが、数十年前の共産圏の暮らしぶりや人々の考え方、その後の変化の様子などがよく描写されていて、勉強になりました。
    通訳...続きを読む
  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実
    小4の時にプラハのソビエト学校に通っていた著者。その時の同級生と再会する旅に出る話。
    3人の同級生が登場する。みんな個性的で魅力にあふれるエピソードが描かれていて時代も国も違う私も友だちになりたくなってしまう。
    日本は1つの土地に同じ民族でずっと住んでいたので理解するのが難しいが、祖国に恋い焦がれる...続きを読む
  • 真夜中の太陽
    2023年1月15日机の下の段ボール箱を整理してたらポロっとこの本が出てきた。
    整理の手を止めて、懐かしく拾い読みを始めたら、大部分を読んでしまった。
    短い文章の中に鋭い警句、社会批判をふんだんに取り入れた米原節が心地よい。
    いま、これだけの率直さでものを書く人は、残念ながら見当たらない。
  • 心臓に毛が生えている理由
    誰かがFacebookに書いたようなライトでブツ切りのエッセイからかなり硬派な内容のものまでバラエティに富んでいたが、著者の性格が表れているのか、サバサバとした男前なものが多く、また思わず声を出して笑ってしまったものも多々あった。一番最初のオホーツクでの話は、思わず地図で確認しながら読み始めたけど、...続きを読む
  • マイナス50℃の世界
    (内容)トイレには屋根がなく、窓は三重窓。冬には、気温が-50℃まで下がるので、釣った魚は10秒でコチコチに凍ってしまう-。世界でもっとも寒い土地であるシベリア。ロシア語通訳者として、真冬の横断取材に同行した著者は、鋭い観察眼とユニークな視点で様々なオドロキを発見していく。取材に参加した山本皓一と椎...続きを読む

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