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佐藤優氏推薦! 短くて人を笑わせる話―単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変・自由自在に小咄を創り出せる。本書では、日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。詐欺にも似た、相手を錯覚させる方法、同じ内容の順番を変えるだけで悲劇が喜劇になる方法、マクロとミクロを反転させる方法など、思いがけないオチをつけるテクニックをマスターして、窮地に立ったときこそ、周囲に笑いを呼び込もう!【目次】第一章 詐欺の手口/第二章 悲劇喜劇も紙一重/第三章 動物と子どもには勝てない/第四章 お株を奪って反撃/第五章 木を見せてから森を見せる/第六章 神様は三がお好き/第七章 誇張と矮小化/第八章 絶体絶命の効用/第九章 言わぬが花/第十章 悪魔は細部に宿る/第十一章 権威は笑いの放牧場/第十二章 耳を傾けさせてこその小咄/あとがき
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Posted by ブクログ
制作の勉強に。
笑いについて、方法論的に整理して考えることの必要性は感じていた。
・予想していた展開と実際のオチとの落差が、笑いになる。
(そこを大きくする努力をしないと笑えない)
→落とすために、先に持ち上げておく。
→動物、子どもなどの存在が、急に理性的なことを言い出す。
→弱者、被害者など反撃すると思われない者が反撃する。
・異なる論理と視点が出会うことによって、落差は生まれる。
(もとの論理を、相対化、転覆させる)
・ギャグは逆
その論理が想定している対象を正反対のものに転化することで論理をハイジャックする。
・観念的、理想的な人vs現実的な人
・木を見せてから森を見せる(ミスリード)
・人間の生死など大げさなことを矮小化する
どうでもいいことを誇張する
・危機的状況を設定する
些末なことを生死より上に置く
・言わないで、想像させる
・失われたものの回復、の失敗
Posted by ブクログ
全12章で語られる小咄(こばなし)の数々。
それらいろいろな小咄を読むにつけ、
フッ、とか、クスッ、とか、ブバッ、とか
笑えてしまいます。
論理的に分析して、12章に分類してあるわけです。
そんな笑い話の考察の仕方って、
あとがきにもありますが、珍しいものですよね。
そうやって分類されたものを楽しみながら読むことで、
そして各章の最後にある問題に頭をひねらすことで
(ぼくはすらーっと読んでしまったので、二問くらしか解けませんでした)、
自分の笑い話の創作技術の向上も見込めるような感じが
ありましたね。
ほんとに笑い話を得意になるんだと決意する人なら、
本書を研究して愛読することで、センスは磨かれるかもしれない。
しかし、よくこれだけのお仕事をしてれくたなぁと
著者の米原さんにはグッジョブと言いたいですね。
米原さんは若くして亡くなられてしまって、
本書は存命中に発行された最後の作品にあたるみたいです。
各章、13,4ページくらいで非常に読みやすいですから、
通勤のときに読むにも向いているかもしれないですね。
そういうときにあんまり集中力が発揮されない人でも
読めそうな雰囲気のある本です。
面白かった。
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