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Posted by ブクログ
2026.9.14
良かったー!!すっごく良かったーー!!!
またまた中国語学科だった大学生の頃を思い出しちゃった。あの頃中国語を覚えるためもあって、日本で上映される中国の映画を見に行ってたなー。すーーんごい小さな映画館でしかやらないんだけど、中国の大革命の頃を題材とした映画だったけど…あれ…今考えるとよく映画化できてたなぁ…改革開放時代だったから良かったのかしら…今だとダメな気がするなぁ…なんとなく……
ソ連の粛清の下りは、その映画やその頃を書いた書籍が思い起こされたよ。
大学の中国語の先生(中国人)から、私が買った大革命で粛清にあって生き延びた方が出版した手記の本を見て、貸して欲しい!って言われたのを思い出すなぁ。日本でしか見れないから読みたい!って。
その本の著者も大丈夫だったんだろうか…かなりな事が書いてあったんだけど…外国で出版してたから大丈夫なのかな…
ロシアの歴史を勉強したくなったよ!
Posted by ブクログ
1960年チェコのプラハ、ソビエト学校に入った
日本人の志摩
そこで出会った友人カーチャと共に
ダンスの先生のオリガ、モリソヴナ
フランス語の先生のエレオノーラ、ミハイロヴナ
なんとも不思議な2人の先生に魅力されながら
学生生活を過ごす
ある時、またさらに不思議な子が転校してくる
この両先生の娘という美しいジーナ
ダンスが抜群に上手く、志摩が密かに好きな
レオニードとすぐ仲良しになっている
謎のまま日本に戻り、30年がたち
謎を辿り始める志摩
謎を辿っていくうちにスターリン時代の
壮絶な過去を紐解くことになる
実在のオリガ、モリソヴナという人物を
中心に壮大な物語が広がっていく
日本では馴染みのない名前が
たくさん出てくるし、愛称もあったりで
はじめは読みづらかったけれど
どんどんのめり込んでいった
ロシア、ドイツ、ヨーロッパの国々の
歴史を辿っているようで
また、いろんなことを詳しく知りたくなった
Posted by ブクログ
あまり触れてこなかった時代(WW2前後のロシア)が舞台の話。学生時代の印象的すぎる先生の謎を(解けるようになったので)解こうとする主人公視点で徐々に謎が解明していく。最終的に二人の養女だった同級生から話を聞けてほぼ全ての謎がとけることとなる。外務省での公式資料から劇場の衣装係、強制収容所の手記の著者に古い友人と様々な立場が関わってくる。
戦後シベリア抑留があったことは知っていたが、ロシア人ですら逮捕され劣悪な環境で強制労働などがあったことはこれで初めて知った。普通の文庫本か少し厚いくらいのボリュームなのに、書かれている人々の記録や人生や悲しみが濃厚すぎる。ロシアでは友達同士は愛称で呼ぶが、そうでない場合は名前と父称で呼ぶという文化も知った。戦時中の独裁者下で暮らす息苦しさは凄まじい。
Posted by ブクログ
チェコ・プラハのソビエト学校で出会ったダンス教師、オリガ・モリソヴナ。老齢だが魅力にあふれ、ほれぼれするような舞踏。教え方は厳しく、口が悪い。その特徴的な言い回しは「反語法」。いったい彼女はだれだったのか。30年後、その謎を解く旅に出るが、謎はさらなる謎を呼ぶ。モスクワのロシア外務省資料館に始まって、トゥーラのダンス教室で終わる怒涛の7日間、めくるめくような展開。
旅は7日間だが、そこにロシア革命からスターリンの大粛清、雪解けとペレストロイカまで、80年間の事件や出来事の回想が詰まっている。ロシア史(あるいはソビエト史)に詳しくない場合は、座右に『世界史年表』が必要かもしれない(少なくとも私はそうだった)。
後半はかなり駆け足。ミステリ作家よろしく、米原万里は自分の仕掛けた謎を完璧に解くことに夢中になっているように見える。曖昧さを残すのを嫌う、いかにも彼女らしい。
本作品の魅力のひとつは、事実とフィクションが混然一体となっているところ。どこからがフィクションなのか。巻末の池澤夏樹との対談では、そのことにも触れている。
(しかし、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』に登場した「反語法」がこのような形で活かされるとは!)
Posted by ブクログ
500ページ近い長編だったが、推理小説のようにワクワクしながら一気に読み終えた。先に『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を読んでいたから背景もよくわかった。
私自身もモスクワに留学した経験があるので、アルバート通り、トヴェルスカヤ通り、フルンゼンスカヤ駅、マヤコフスキイ広場など、懐かしい地名ばかりで、久しぶりに当時使っていたモスクワの地図を開いた。また、冷戦時代、チェコスロヴァキアにペンフレンドがいて、楽しく手紙のやり取りをしていたことをふと思い出した。いつの間にかどちらともなく連絡が途絶えてしまったが、彼女は今どうしているだろう?ビロード革命を乗り切って幸せに暮らしていて欲しいと思う。
巻末の池澤夏樹氏との対談、亀山郁夫先生の解説も含めて大いに楽しめた1冊だった。いつものことながら米原さんの博識、読書量、言葉のセンス(下ネタのセンス?)には感心する。対談の最後に述べておられる、アルジェリアの少年をモデルにした作品を是非実現してほしかった。筆者の早逝が悔やまれる。
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小説・文芸
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