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1960年プラハ。マリ(著者)はソビエト学校で個性的な友達と先生に囲まれ刺激的な毎日を過ごしていた。30年後、東欧の激動で音信の途絶えた3人の親友を捜し当てたマリは、少女時代には知り得なかった真実に出会う!
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Posted by ブクログ
作家の米原万里が、自身が1960年からの約5年間通った在プラハ・ソビエト学校の3人の同級生について振り返るノンフィクション。
共産主義という親の思想によってソビエト学校に通う50ヵ国の子どもたち。時に大人の論争や闘争に巻き込まれながらも、大人とは別の人間関係や信念を築いていく力強い姿に圧倒されます。そして同時に、大人になるにつれてどうしても乗り越えられず、社会の渦にのみこまれてしまう姿には、胸が苦しくなります…。
子どもでありながら、誰もがイッパシの愛国者だったソビエト学校の生徒たち。愛国心が希薄な日本人である私にとっては、その姿はとても眩しく、力強く感じられました。
Posted by ブクログ
面白かった、という感想が適当なのか分からないけど、とにかく読んでよかった。
戦争や紛争 というのがどうして簡単には終わらないのかも
情勢 というのが実は一人ひとりにとんでもなく影響するものだ ということも
そういうのが、あとから振り返った時に 歴史 なんだ ということも
この本を読むことで、教科書に書いてある理屈なんかよりも、ずっと染みるように分かった気がする。
エピソードはどれも、直接的に惨劇を描いたわけではなくて、どちらかというと思い出のところなんかコミカルだ。
それでも、どうしようもなく時代は彼女たちを取り込み、揺さぶっていく。
それにしても、米原さんてすごい人だ。
会えるかも分からない友達に会うために、まだ情勢が安定していない国へも渡航する。
自分とは違う考え方の友達に、はっきりと自分の違和感を伝えることにためらいがない。
そうして、結局、その人と考え方が違うまま終わったとしても、その人のことをまっすぐに友達と思える。
これだけのすごい経験を読ませてもらったわけだけど、一番すごいと思ったのそこかもしれない 笑
Posted by ブクログ
すっばらしかった
心ふるえた
先日テレビで、米原さんがこの本に登場する友人3人を探す旅のドキュメンタリーを再放送してたの。没後20年なんですって。
それで概要は知っていたのだけど、彼女たちの人生の一部を覗かせてもらって、日本でしか生きてこなかったわたしには想像もできないそれぞれの事情があまりに劇的で。
しかもそれは彼女たちが特別なわけではなく、多くの人たちがその波にさらされてきたわけで。
たまたま私が生きてきた時代の日本は穏やかだっただけで、これからの日本が激流にのまれる可能性だってある。そうならないように努力したいし、いま嵐に見舞われている人々の助けになりたいとも思う。
私たちに何ができるだろうか。
考え続けなくちゃ。
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