嘘つきアーニャの真っ赤な真実
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実

506円 (税込)
354円 (税込) 2月6日まで

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1960年プラハ。マリ(著者)はソビエト学校で個性的な友達と先生に囲まれ刺激的な毎日を過ごしていた。30年後、東欧の激動で音信の途絶えた3人の親友を捜し当てたマリは、少女時代には知り得なかった真実に出会う!

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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これはすごい本だ…。
    なんといってもノンフィクションっていうのに驚く。かつてプラハのソビエト学校で同級生だった国際色豊かな友達の思い出と、30年後に再開するまでにそれぞれがどんな人生を歩んでいたかの話。激動の東欧現代史が、ひとりひとりの人生を揺さぶる形で立ち上がってきて心揺さぶられた。

    知らなかっ

    1
    2024年03月04日

    Posted by ブクログ

    東西冷戦の時代のソ連には各国から留学生を集めていた。
    その家族もソ連に住んでいたので、その当時のお話。
    鉄のカーテンもあり、ソ連に移住することはできなかったので、外国人からみたソ連の貴重なお話だと思う。
    あと、文章が上手

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    米原万里さんが、9〜14歳の頃、1960〜1964年にプラハ・ソヴィエト学校に通っていた頃のお話と、約30年後にその時の友達三人に夫々会いに行くお話。

    ギリシャ人のリッツァはドイツで町医者となり、ルーマニア人のアーニャはイギリスで編集者となり、ボスニア・ムスリムのヤスミンカはベオグラードで外務省に

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

     ロシア語翻訳者の米原万里さんのエッセイ。米原さんが過ごした在プラハソビエト学校の同級生のエピソードをもとに、彼らとの再開や時代や社会情勢の移り変わりへの考察といった形で構成される。ソビエト学校時代のエピソードも、日本ではなかなか体験できないような場面がでてきて興味深く、私も体験してみたくなってしま

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    実に興味深く、一気に読んでしまった。ソ連の崩壊、ビロード革命は記憶に新しいが、著者は冷戦の時代にプラハのソビエト学校で学んだ貴重な体験を持つ。作品には国籍の異なる3人の同級生のその後の人生が描かれるが、それはまさに激動の歴史に翻弄された壮絶なものであった。私にとっては、最後に登場するユーゴスラビアの

    0
    2024年03月08日

    Posted by ブクログ

    友達がどうなったか知りたくて、あっという間に読めた。
    そういう狭い民族主義が、世界を不幸にするもとなのよ。チャウシェスクの庇護を受けていた家族ノジュール娘

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    米原万里さんが幼少期プラハソビエト学校で過ごした日々と、その時に出会った3人の友人リッツァ、アーニャ、ヤスミンカとの関わりについて物語として描かれる。幼少期の印象に残る体験が大人になって蘇り、あの子はなぜあの時あの行動をしたのかを知ることになる体験は、実生活でもある。ソビエト学校での体験は、ネットが

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    プラハのソビエト学校で出会った個性的な友人について、学生時代の思い出とその後の生活が鮮やかに描かれている。作者は幼い時から大人になるまでに経験した激動の時代の痕跡に直面し、作中の笑いは社会の極限状態を映し出しているかのように感じられる。読者にとっても、国家観を見つめ直すきっかけとなるであろう。

    0
    2023年07月08日

    Posted by ブクログ

    この本、面白い。
    政治権力が行き着くところどこを見ているのかを遠回しに指し示していて、その中で民は途方にも暮れながらそれぞれが悪戦苦闘して生きていく他ないことを思い知らしてくれます。
    しかし100年も経たない話ですか、これが。歴史って時代って動いていくもんですね、改めて当たり前のことを感じました。

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    (2004年に別のところに書いたレビューの転載)
    文庫化を待ちわびて、さっそく読んだのですが、単行本がでたときによんでおけばよかった! と思いました。物語として読ませるのはもちろんですが、数十年前の共産圏の暮らしぶりや人々の考え方、その後の変化の様子などがよく描写されていて、勉強になりました。
    通訳

    0
    2023年03月06日

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