魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章―

魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章―

594円 (税込)

2pt

私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識がまだまだあるんです。異文化間の橋渡し役、通訳をなりわいとする米原女史が、そんな超・常識の世界への水先案内をつとめるのがこの本です。大笑いしつつ読むうちに、言葉や文化というものの不思議さ、奥深さがよーくわかりますよ。

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魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    各章の冒頭、「パリのアメリカ人」のように「異郷のなんとか人」ネタで、読者の関心を鷲摑みにする。しかしその先がどういう展開になるかは、ほとんど予測がつかない。なにしろ書き手は米原万里、使えるリソースは無尽蔵にあるからだ。たとえば、モスクワのベトナム人で始まる章は、ロシアの小噺につながり、それが三権分立

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    チェコで学生時代を過ご、ロシア語通訳者として働く著者が、世界の様々な文化や考え方の違いと、そんな中でもみんな共通する特性などを面白く書いている。歴史や政治など固めの話や、ゴシップやしもねたなど軽い?話も織り交ぜてあって、楽しく読める。自分や自国の文化を絶対と思わず、何事も相対的でいろんな考え方がある

    0
    2019年11月07日

    Posted by ブクログ

    魔女の1ダースは「13」だそうな。
    幼少を東欧で過ごし、ロシア語の通訳を生業としていた著者が、いろいろな国の常識の違いについて面白く綴っています。
    日本と外国の常識の違いだけでなく、同じ日本の中にも常識の違いが往々にしてあります。育った環境によるものなのでしょう。
    頭を柔らかくして、自分の常識に固執

    0
    2019年01月26日

    Posted by ブクログ

    マリさんの本を読むと、言葉のセンス、世の中のや人に対する見方にとても感心します。多分彼女の人生経験と読書体験の凄さ、仕事で培ってきたであろう人脈と言葉の感覚、多角的なものの見方・・・もっと話を聞きたい!と思わせてくれます。いくらなんでも魔女の集会に参加した日本人ってそうそういないだろうなあ。
    本書は

    0
    2014年11月30日

    Posted by ブクログ

    すげーよくわかったw。
    別の視点から見ること。そして解説がうまくまとめられていて、これまたすごい(^^)

    0
    2013年07月04日

    Posted by ブクログ

    面白い!
    "常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない"
    アインシュタインの言を腹落ちさせてくれる一冊。男、女、キリスト教徒、イスラム教徒、先進国、発展途上国、戦勝国、敗戦国、私たちはあまりに違うのに、気を抜くと、正義も真実もたった一つしかないように思ってしまう。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    知的で話し上手で、胆力があり、お茶目。通訳やロシア(ソ連)で生まれ育った経験を通じて、私たちのもつ社会通念に「冷や水を浴びせる」ような、米原万里の魅力が詰まった本だった。これも自分で買った本ではなく、身内の本棚にあった本で旅中の出会い。

    アネクドートとは、特にロシア語圏で広まった風刺やジョークを指

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    モスクワで「魔法使いの集会」に参加した。
    全く魔力もないし占いも当たらない微笑ましきニセモノばかりだったが、筆者だけがロシア語ができたせいか『悪魔と魔女の辞典』という小さな本をくれた。
    人間界の常識とは色々逆さの意味になっている。
    一例としては(割と知られたフレーズではあるが)「1ダース」を表す数字

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    タイトル買いしたので中身分かってなかったけど、メルヘンじゃなくて辛口だった!でも全然良き裏切りで、ものの考え方がこうも違うし、でも同じところもあることもある、と言うことが面白おかしく時にシビアに読めました。

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」に次ぐ同著者の二冊目の本。
    副題が「正義と常識に水を浴びせる13章」。文化の差異が異なる価値観を産み、異なる文化が異なる言語を産み、美味の評価も変わったり、異文化の交差でそれぞれの文化が際立ったり、また、それが異文化の排斥に繋がったり、文化と言語の違い等で愛国心が芽生

    0
    2022年04月22日

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