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Posted by ブクログ
ロシア産以外のシャンパンは本場フランスのものでも「スパークリングワイン」と呼ぶというとんでもない法律がロシアでできた、それは原産地の名称保護の動きの一環でアルメニア産の酒に「コニャック」の名称を使わないとした影響かもという記事を読んで、アルメニアのコニャックの通訳譚を思い出して、本箱から掘り出して読み始めたら最後、もうとまらない。ゴルバチョフやエリツィン、ロストロポーヴィッチらの職業上の守秘義務に引っかからないギリギリのエピソードでもここまでおもしろいとなると、墓までもっていったであろうエピソードはどんなにすごかったのだろうと改めて思う。(2021.8.1)
Posted by ブクログ
中国が不思議な国であるが、
ロシアもやはりもっと不思議な国らしい。
ロシアという国は、
トルストイ、ツルゲーネフ、チェーホフ、
ゴーリキー、ドストエフスキーなど、
実に文学の分野では多彩な文化を創り出した。
しかし、それ以降、ソビエトの文学は、
まるで死に絶えたようである。
その文化の残映の中で、
今、新しい国を作っているのかもしれない。
レーニン、そして、スターリン以降、
最近のスターは、ゴルバチョフ、エリツィンだった。
その産声を上げ、そして終演していくさまは、
実に多彩な話題を提供してくれる。
ゴルバチョフは、ペレストロイカと
グラスノチ政策で、華々しく登場した。
人なつっこく、今までのひとびとと違い、
自分の肉声で語り、ソビエトを何とかしようとしていたが、
国民の声を聞くことを、
ひどくおそれていたような政策を採っていた。
また、そのような政治姿勢だったかもしれない。
そして、その自己矛盾は、ますますソビエトを
苦況に追い込むことになった。
ゴルバチョフの禁酒政策は、行きすぎてしまった感があり、
それに、沢山の物語というか、小話を提供した。
その一方で、エリツィンが登場したのは、
国民的な支持を背景にして、全く違った方式で登場した。
度を超した自尊心と名誉心、激情家、執念深い性格とか、
呆気にとられるほど素直に反省する。
まさに、めちゃくちゃな性格にもかかわらず、
頂点に上り詰めてしまった。
この破天荒さは、ロシアたるゆえんかもしれない。
エリツィンは、日本は意外と貧しい国であると
看過しているが、その見方は、すぐれておもしろいが、
ただ、それが、米原万理の受け売りとしたら、
少し、タネがバラされているようで、
あまりおもしろくないような気がする。
米原万理の本を読みながら、
何か、小説というものが色あせて見えて、
このような暴露本の方が、
時代をうまくかたっているような気がしてならない。
読むには、実に愉快な本である。
こうやって、ウオッカに関しての話をしている
のを見て、中国という国は、
そのような酒にまつわる話が余りないので、
不思議な国である。
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小説・文芸
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