ロシアは今日も荒れ模様

ロシアは今日も荒れ模様

小説・文芸
682円 (税込)

3pt

「ロシアとロシア人は退屈しない」――そう断言する著者は、同時通訳という仕事柄、彼の地を数限りなく訪れている。そして、知れば知るほど謎が深まるこの国は、書かずにはいられないほどの魅力に満ちあふれている。激動に揺れながら、過激さとズボラさ、天使と悪魔が、ともに棲む国を、鋭い筆致で暴き出す。ロシアの魅力と落とし穴がわかる。愛と笑いで本質を抉った、爆笑痛快エッセイ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ロシアは今日も荒れ模様
  • タイトルID
    :
    701205
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ロシアは今日も荒れ模様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ロシア語通訳の著者によるロシアエッセイ。

    痛快な筆致で描かれるロシア。時代的にはソ連末期からエリツィン大統領時代まで。少し前の時代にはなるが、なんとなく怖い、よくわからない、そういった印象しかなかったロシアについて、ユーモアたっぷりに、かつリアルに描かれていて、とても楽しめた。ロシアと言えばウォッカのイメージがあるが、本エッセイも体感8割くらい酒、酒、酒、といった感じで笑ってしまった。と同時に笑えない現在の情勢も思い起こされて複雑な読後感。

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    通訳者ならではの洞察力の数々。TVやニュースで見聞きしてきたイメージとの違いに目から鱗。作者ならではのユーモアと毒舌で綴られているエッセイ。

    0
    2022年02月15日

    Posted by ブクログ

    ロシア産以外のシャンパンは本場フランスのものでも「スパークリングワイン」と呼ぶというとんでもない法律がロシアでできた、それは原産地の名称保護の動きの一環でアルメニア産の酒に「コニャック」の名称を使わないとした影響かもという記事を読んで、アルメニアのコニャックの通訳譚を思い出して、本箱から掘り出して読み始めたら最後、もうとまらない。ゴルバチョフやエリツィン、ロストロポーヴィッチらの職業上の守秘義務に引っかからないギリギリのエピソードでもここまでおもしろいとなると、墓までもっていったであろうエピソードはどんなにすごかったのだろうと改めて思う。(2021.8.1)

    0
    2021年08月01日

    Posted by ブクログ

    不可解なロシア人についてのエッセー。逞しさも、ウォトカに対する執着も、スケールの大きなことが好きなのも、楽しく読んでいけるのは、彼女のロシア人に対する愛情が根底にあるから。

    0
    2016年10月09日

    Posted by ブクログ

    中国が不思議な国であるが、
    ロシアもやはりもっと不思議な国らしい。
    ロシアという国は、
    トルストイ、ツルゲーネフ、チェーホフ、
    ゴーリキー、ドストエフスキーなど、
    実に文学の分野では多彩な文化を創り出した。

    しかし、それ以降、ソビエトの文学は、
    まるで死に絶えたようである。
    その文化の残映の中で、
    今、新しい国を作っているのかもしれない。

    レーニン、そして、スターリン以降、
    最近のスターは、ゴルバチョフ、エリツィンだった。
    その産声を上げ、そして終演していくさまは、
    実に多彩な話題を提供してくれる。

    ゴルバチョフは、ペレストロイカと
    グラスノチ政策で、華々しく登場した。
    人なつっこく、今までのひとびとと違い、
    自分の肉声で語り、ソビエトを何とかしようとしていたが、
    国民の声を聞くことを、
    ひどくおそれていたような政策を採っていた。

    また、そのような政治姿勢だったかもしれない。
    そして、その自己矛盾は、ますますソビエトを
    苦況に追い込むことになった。
    ゴルバチョフの禁酒政策は、行きすぎてしまった感があり、
    それに、沢山の物語というか、小話を提供した。
     
    その一方で、エリツィンが登場したのは、
    国民的な支持を背景にして、全く違った方式で登場した。
    度を超した自尊心と名誉心、激情家、執念深い性格とか、
    呆気にとられるほど素直に反省する。
    まさに、めちゃくちゃな性格にもかかわらず、
    頂点に上り詰めてしまった。
    この破天荒さは、ロシアたるゆえんかもしれない。

    エリツィンは、日本は意外と貧しい国であると
    看過しているが、その見方は、すぐれておもしろいが、
    ただ、それが、米原万理の受け売りとしたら、
    少し、タネがバラされているようで、
    あまりおもしろくないような気がする。

    米原万理の本を読みながら、
    何か、小説というものが色あせて見えて、
    このような暴露本の方が、
    時代をうまくかたっているような気がしてならない。
    読むには、実に愉快な本である。

    こうやって、ウオッカに関しての話をしている
    のを見て、中国という国は、
    そのような酒にまつわる話が余りないので、
    不思議な国である。

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    ブロードキャスターに出ているのを拝見して、「なんて印象的なお顔!」っと興味を持ち、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』 『魔女の1ダース』 『嘘つきアーニャの真赤な真実』 と読んで、大好きになった憧れの米原さん。先日の突然の訃報はビックリしたし、残念だった
    心からご冥福をお祈りします。

    ロシア語通訳の米原さんが描くロシアとロシア人像の傑作です。特にゴルバチョフとエリツィンは、すごく生き生き描いてあり、すごく遠い人たちなのに身近で人間くさ〜いオジサンに感じられて、大変おもしろかったです。

    0
    2019年12月24日

    Posted by ブクログ

    ’80年代、日本の住宅事情は今より悪く個人的に関係者を自宅に招くと要求金額を「二桁下げてくれた」。著者は翌年2月のゴルバチョフの「核廃絶」の3時間20分の演説を同時通訳してヘトヘトになった/隣国ロシアでは相撲ファンが居たりするように日本への関心は高い、平和条約成立すれば観光に殺到かも/TMI事故で現職カーターが落選し(草の根レーガン当選)チェルノブイリがソ連崩壊を招いたなら福一事故は日本にどんな変化をもたらすか?原発推進してきたのは自民だが。表紙の南伸坊のマトリョーシカの絵が重層的内面を象徴しているような

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    ロシア語訳者の米原万里さんのエッセイ。ロシア人やウォッカに関連する深い関わり、大量のアル中問題や、思わずニヤッとしてしまうような小咄。通訳を通して得られた多彩な裏話やゴルバチョフやエリツィンのような政府超要人の特徴や裏側事情等が、本当に明るく紹介されており、とっても痛快。守秘義務上、ひかえられている話も大量にあるとは思いますが、端々のお話だけでも十分面白いです。少々昔ながら当時のTVや新聞内容が鮮明に思い出されました。著者のロシア人、文化への愛情が感じられます。

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    米原万里さんの本としては少々異色の本である。1990年代のロシア社会を鋭く分析している。何よりも著者の強みは、この時代のロシア最高権力者、ゴルバチョフとエリツインの通訳を何度も勤め、間近で二人の発言と人間性を観察していたことである。ソ連からロシアへの大混乱移行期を理解するのに有益な本である。

    0
    2024年03月07日

    Posted by ブクログ

    2001年発行の本なのでたいぶ昔の話ではあるが、面白おかしくロシアのことを知れる本は今ではレアだと思って楽しく読ませてもらった。

    0
    2024年01月14日

ロシアは今日も荒れ模様 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ロシアは今日も荒れ模様
  • タイトルID
    :
    701205
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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