ヒトのオスは飼わないの?

ヒトのオスは飼わないの?

672円 (税込)

3pt

ロシア語通訳、エッセイスト、作家として多忙な日々を送った故・米原万里さんは、常に複数の猫と犬の母でもありました。そのニギヤカなる毎日を描いたエッセイが本書。執筆時、米原家は猫4匹、犬2匹、人間ふたりのメンバー構成でした。その状況を恩師に年賀状で報告したところ、「ネコイヌもいいけれどねえ、君、そんなことより、早くヒトのオスを飼いなさい、ヒトのオスを!!」と言われた……というのがタイトルの謂れです。ヒトのオスにはちと厳しいが、猫と犬には惜しみない愛情を注いだ米原さんの傑作ペット・エッセイ。猫好きも犬好きも楽しめます!

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ヒトのオスは飼わないの? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    米原万里と犬猫の波瀾万丈な物語。激務をこなしながらも愛猫愛犬に愛情いっぱい振る舞う米原万里の姿はあまりにも健気である。
    田丸公美子の解説が米原万里の魅力をより引き立たせている。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    愛猫、愛犬の生い立ちや、それを通して語られる人々との出会いが、作者のユーモアたっぷりな語り口で進んでいく。
    肩肘張らずに楽しく読める。
    作者の急逝が悔やまれる。
    あの猫たちや犬たちはどうしたのだろうか?

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    いや~おもしろかった!
    日常を描いたこの種のエッセイって、一般的には読みやすいのはいいけど密度が低くて麩菓子みたいなのが多いけど、この本は濃い濃い。濃厚なティラミスですな。かといって重いわけではなくて、スイスイいけちゃう。
    なんでだろ。どこがちがうんだろ。
    たぶん、軽妙ながら正確な日本語によって精緻

    0
    2012年03月01日

    Posted by ブクログ

    ロシア語通訳者でありエッセイストの筆者が綴る犬や猫との「いとおしき日々」についてのエッセイ集です。ヒトのオスには歯に衣着せぬ物言いをする筆者が彼ら彼女らに惜しみなき愛情を注ぐ姿がたまりません。

    最近のマイブームが米原万里さんのエッセイで、その歯に衣着せぬ物言いがなんとも心地よいです。この本は通訳

    0
    2012年02月05日

    Posted by ブクログ

    魔女の1ダースに続き、米原万里のエッセイ。
    猫と言えば宇都宮に住むいとこが飼っている、私にはまったく懐かない、何匹かの猫と、昔実家に住みついていた黒のノラ猫しか思い浮かばないほど、猫には疎い。どちらかというと犬派。人間を愛してやまない運命共同体の、犬派。
    にも関わらず、今すぐ猫を飼いたく思わせるほど

    0
    2011年04月24日

    Posted by ブクログ

    万里さんにハズレ無し!っと心の中で叫びながら大事に読みました。
    読み終わってしまうのがもったいなかったです。

    このエッセイにはロシア語通訳の仕事のことももちろん出てきますが、メインは美智子、無理、道理、ゲン、ノラ、ソーニャ、ターニャ、という万里さんの家族。順番に、ヒト(ていうか母)、猫、猫、犬、犬

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    米原さん最高!基本的に猫はそんなに好きじゃなかったけれど、彼女の視点から見た猫たちの愛らしさにノックアウト。
    我が家にいる猫がなんだか可愛く見えた。これぞ人を引き込む天才米原マジック。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    現在の感覚からするとズレているところもあるけれど、90年代の大らかさが感じられて良かった。
    著者の描写力は相変わらずすごい。

    0
    2023年07月10日

    Posted by ブクログ

    ロシア語通訳者の米原万里さんが、捨てられたor迷子になった犬猫たちを引き取って、新入りが入る度に彼らの間で巻き起こる嫉妬から、親愛の情が育つまでの賑やかな生活ぶりが臨場感たっぷりに描かれている。

    出張先でも行き場のない仔猫や犬を見つけると連れ帰らずにはいられない著者の家の構成員は、時にその構成数を

    0
    2021年05月23日

    Posted by ブクログ

    ロシア語会議通訳で作家。犬猫大好きで、モスクワで人目見て気に入った猫を買ってしまうぐらい。犬猫好きにはたまらない本です。

    0
    2018年08月09日

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