作品一覧 2021/08/30更新 アンネ・フランクをたずねて 試し読み フォロー いたいけな瞳〔文庫〕 完結 試し読み フォロー エキセントリクス〔文庫版〕 完結 試し読み フォロー お母さんは「赤毛のアン」が大好き 試し読み フォロー お父さんは時代小説が大好き 試し読み フォロー 記憶の技法 完結 試し読み フォロー 栗林かなえの犯罪 完結 試し読み フォロー グールドを聴きながら 完結 試し読み フォロー 月下の一群 完結 試し読み フォロー 少年は荒野をめざす 完結 試し読み フォロー 新訳 オズの魔法使い 試し読み フォロー ジュリエットの卵〔文庫版〕 完結 試し読み フォロー 瞳子(とうこ) 完結 試し読み フォロー 透明人間の失踪 完結 試し読み フォロー period 完結 試し読み フォロー ぼくだけが知っている〔文庫〕 完結 試し読み フォロー 吉野朔実作品集 いつか緑の花束に 完結 試し読み フォロー 吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 ALL IN ONE 試し読み フォロー 恋愛的瞬間〔文庫版〕 完結 試し読み フォロー 1~19件目 / 19件<<<1・・・・・・・・・>>> 吉野朔実の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 ALL IN ONE 吉野朔実 本棚に並んでいるだけで、背表紙をさするだけで幸せ。 吉野さんの本読みと、私の感想は、月とスッポン、でも良いの吉野さんの感想が素敵すぎるだけ、このスッポンは、ずーと一緒にいられると思っていたのに、月が無くなるなんて 淋しすぎます。 Posted by ブクログ 吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 ALL IN ONE 吉野朔実 『ついでに〝読書〟もひいてみました。すると!! なにっ こ…これによるとわたしのしているのは読書とはいえないってこと!?(中略)こ…これがウワサの"新解さんの謎"か!!』―『〝読書〟の定義/新明解国語辞典・新解さんの謎』 好きな作家の書評集を何冊か持っている。川上弘美の「大好きな本」とか、堀江敏幸...続きを読むの「本の音」とか、蜂飼耳の「朝毎読」とか。そういう本は、読んでいなかった本への誘いを期待することももちろんあるけれど、大概は作家が本から感じたことがどんな言葉になっているのかに興味があって読んでいる気がする。回りくどいけれど、要は書評として読んでいる訳じゃないってことです。 もちろん、ある本を読んでみるかどうか、書評に当たってみることにためらいはないけれど、自分自身はどちらかというと読んで去来する思考の断片みたいなものを書き残しておきたくて感想文を書いているので、こういう文章もレビューとしては意味はないと思う。それが証拠に自分自身の書いたものを読んでも内容をさっぱり思い出せないものも多数。でも覚えるためや教養のために読んでいる訳ではなく、本を読んで脳がぐるぐるする感じが楽しいから読んでいるのだ。そんな本を読むことに対して時々、ただし漠然と、思うこと(開き直り?)。それがこの「吉野朔美は本が大好き」に溢れている。 読んだ本についてよりも、何を読むか、何故読むか、どうしても読みたい・手に入れたい本への思い(そう言えば昔、ミシェル・レリスの「夜なき夜、昼なき昼」が読みたくて古本屋巡りをしたことを思い出した。今検索したら2013年版ってのも出ていてびっくり)などが限られた紙面の中で効果的にコマ割りされて語られているのが、よい。それに改めて考えてみると、紙面やサイトの書評ってほとんどが「新刊」の書評なのに対して、吉野朔美が取り上げる本は完全に個人の趣味。そうそうオースターってそんな感じだよねぇ、なんて感想を抱ける書評っていうのもそのスタンスがあってこそ。 吉野朔美の漫画は守備範囲ではなかったけれど、こういうスタイルの時の絵は何となく70~80年代的馴染みがあって、落ち着く。読み終えてしまうのが惜しいと思ってしまう本です。それにしても「吉野朔美劇場」全ての既刊本を収録した上に、未収録のもの、更に、掲載誌のあとがきコメントも全て併せて出版するとは太っ腹。まさに最初に登場する「ザ・龍之介」(ああ、これも学生の頃、急に生協の本棚に平積みされたのを見て驚いたっけ)みたいな感じ。ついでに言うと、最後に掲載図書索引があるのは便利だけど、本文の方には肝心の頁番号がほとんど振られていないって、原画のイメージを尊重してのことなのだろうけど、なんか天邪鬼的で、よいです。 Posted by ブクログ 新訳 オズの魔法使い L・フランク・ボーム / 柴田元幸 / 吉野朔実 オズの魔法使い、柴田元幸さんの新訳。 オズの魔法使いは、絵本的なイメージがあり、メルヘンチックな幼児向けな話がしていたけど、きちんと小説を読んでみたら、思っていたよりも複雑な話だった。 小学校中学年以上向けというのもうなづける。 寓話的な話であることが印象的。 夢に向かっていたアメリカで書かれた...続きを読む話。 コンプレックスだらけの弱者たちが協力し助け合うことで未知の世界を開拓し、成功する。 皆が足りないと思っている能力は、実は皆の中にある。 経験と自信を得ることで、自分の力に気づき、堂々と振る舞えるようになる。 カラフルな色の表現。(これは映画版でも大きな効果) カンザスは「なにもかも灰色」 エムおばさんは棒みたいにやせていて絶対に笑わなかった。 希望のもてない現実の中で、ドロシーは笑顔が絶えない。 トトも「灰色ではなく黒色」目が輝いている エメラルドの街 物語後半で分かるが メガネをかけることでエメラルド色になっている。 街までの道は黄色のレンガ ドロシーの服装 青と白のギンガムチェックのワンピース 青はマンチキン、白は魔法使い かかしがドロシーから経緯を聞いて言う言葉 「わたしにはわかりませんね。どうしてあなたがこのきれいな国をはなれて、そのカンザスっていう、乾いた灰色の場所に帰りたいのか。」 そして、スーパーアイテムは 金の帽子、銀の靴 Posted by ブクログ 吉野朔実は本が大好き 吉野朔実劇場 ALL IN ONE 吉野朔実 大好きな吉野朔美の読書エッセイコミック、 実は「悪魔が本とやってくる」のみ入手できずに未読であった。 今回、作者急遽によって発刊されたのか、 全作品にボーナストラックを加えた、ファンなら感涙ものの永久保存版の一冊が発刊。 お陰でシリーズ唯一未読だった「悪魔…」も読む事が出来はしたが、 悪魔…よりま...続きを読むだまだ続刊が読みたかった。 本愛に満ち溢れた一冊。 Posted by ブクログ 吉野朔実作品集 いつか緑の花束に 吉野朔実 辛すぎて購入はできないのだが、最後のネームが収録されていて読みごたえがあった。 私の中で永遠に、美しい吉野朔美の世界は続く。 Posted by ブクログ 吉野朔実のレビューをもっと見る