【感想・ネタバレ】新訳 オズの魔法使いのレビュー

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Posted by ブクログ 2013年03月05日

大きな竜巻に巻き込まれて、不思議な国へと飛ばされてしまったドロシーとトト。偉大なる魔法使い・オズに頼んで、カンザスへ帰らないと! 道中仲間になった脳みそが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキのきこり、勇気が欲しいライオンと共にドロシーたち旅人一行、様々な困難を切り抜けてエメラルドの国を目指す! 世界中で...続きを読む読み継がれる冒険ストーリー、つばさ文庫で登場っ

長年生きておきながら、お恥ずかしながらオズの魔法使い、大体誰が主人公で何が出てくるか、はわかってたけど、どういうお話なのか、実は去年、プロジェクト杉田玄白っていう翻訳小説がweb上で読めるサイトで読むまでほっとんど知らなかったです。ライアーソフトの紫影のソナーニルがオズをモチーフの一つとして持ってることもあってやっぱちゃんと読んでおかないとなあ、と思い読んでみたら……もーこれが本当感動するお話で。勿論子供向けに書かれている話だし、基本ファンタジーなのでユーモラスなところとかなんじゃそら、ってところもあってそこは笑うんですけど、みんなの欲しいものって結局みんな既に持ってたりするところとか、特に感動したのはドロシーがずっとカンザスに帰ることを願っているところ。これはブログでも書いたのですがオズの国の方がずっとずっといいところなのに、あんなひどいカンザスに帰りたいって言うの。ドロシーのカンザスへの想いは“大切なものは夢の中じゃなくて現実にある”ということ、かかし達の欲しいものについては“自分の大切なもの、欲しいものはすぐ傍にある”ということを教えてくれているような気がしたのです。後書きで訳者さんが紹介してくれた人の言葉とほとんど同じこと言ってるような…だからこそ、長い間読み継がれているんだなあと。
しかし改めて本で読んでみて、ドロシーのさばさばしすぎなところはかなり笑えたりw きこりやかかしのことどうでもよくて早くカンザスに帰りたいって思ってるところねw でもみんなめいめい自分のことしか考えてないんですよねw すごいw 挿絵は絵本のようなイラストで素朴な感じが作品の良さを引き出してくれたと思ってます*

今度公開になるのは前日譚にあたるわけで、あんまり興味なかったんですがこれ読んでいたらあのちっこいおっさんがどう偉大なる魔法使いになってったか結構気になってきたので見ようかなあ。本当はブロードウェイのウィケッド(ウィキッド?)が見たい! でもDVDとかないので…うう、本場は無理だけど劇団四季とかが再演してくれないかなあ。わたし悪役と善役の交流、前日譚ってすごい好きなんですよ…しかも女同士だし…西の魔女と南の魔女グリンダのおはなし…すごい気になる…見てみたいよう(´;ω;`)

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