完全に私のこと。
子供の頃のこと沢山思い出した。
だから私はこうなっちゃった。
ずっとこの家庭はおかしいと思ってた。でもどう伝えればいいか分からなかった。両親にこれを読んでほしい。
読んで貰ったからといって、もう遅いけど、自分たちのしたことをわかってほしい。
「死ねるもんなら死んでみなさい」
「家畜の豚」
「子供一人だったらお金に余裕あったのに」
図工で作った作品を壊して捨てられる。確かケーキの箱に家を作ったやつ。
手紙をあげても大切にしてくれない。
ヒステリックを起こし、ゲームを割られる。
料理を教わったことないから「分からない」と言ったら「常識的に考えろ」と怒鳴られる。
兄は男だから家庭の手伝いをしなくてもいい、と言われ、私だけ手伝わされる。
祖父母に母の悪口を言われる。
父に母の悪口を言われる。
幼稚園児のとき、父が食事中に、箒を持って歌を披露したら怒鳴られる。
ファミリーゲームではいつも喧嘩をする。人生ゲームを買って、初めてやった時に父親が何かに対してすごく怒ってた。私は父親は怒るものだと思ってたけど、他の家は違う。将棋の羽生さんは、娘に怒鳴ったことがないらしい。
いつも他の子と比べられる。
お尻を定規で叩かれた。
父親が兄の首を締めていた。
父親の浮気をしているところを見た。
私の話を聞いてくれない。大体自分の体験談や、知識をひけらかして終わる。
よくビンタされた。
とにかくよく怒鳴られた。
価値観の押し付け。クラシックこそがいい、など。
褒められたことがない。
抱きしめられた記憶がない。
微笑みあった時間はない。
何かをしたいとか、何か欲しいとか言うと、必ずなぜか勉強して手に入れろといわれる。軽く「将来は伊勢丹で爆買いできるひとになりたい〜」といった時など、他にも多数。共感して欲しかっただけなのに、全て説教に変わった。
私の脳はこうやって壊れてしまった。
私がこの本を買ったのは、自分の内的コンプレックスはなぜこんなに激しいのか、知りたくなったからです。
私は「自尊心がない」「コミュニケーションが苦手」「達成の喜びを感じない」という三つが、高校の時からのコンプレックスでした。
大学生になり、就職活動や、様々な人間関係を築いていく内に、そのコンプレックスがどんどん大きくなっていきました。
なんで私は他の人に比べて、こんなに劣っているのだろう?と思い、ネットで調べてみたところ、兎に角「家庭環境」が大きく関わっていると知りました。
しかし、ネットには詳しく書いておらず、結局親の行動が自分にどう影響を与えたかが分かりませんでした。
本屋でこの本を見かけた時に、長年疑問だったことがこの本を読めば分かるかもしれない、と思い手に取りました。
そして、両親が私にしたことを考え直して欲しい、と思いました。
謝って欲しいとか、そういうことは思っていません。今更謝られても、もう遅いですし、今はコンプレックスを解消することに前向きになっているので大丈夫です。
でも、二人のやったことをただ、知って欲しいのです。
貴方達は何をしたか覚えてはいないと思いますが、私の心の中にはずっと残っています。消えません。