子どもの脳を傷つける親たち

子どもの脳を傷つける親たち

ビジネス・実用
814円 (税込)

4pt

不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる
脳科学が明らかにした驚くべき事実

「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。
マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。

[内容]
序 章 健全な発達を阻害する脳の傷つき
第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育
第二章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響
第三章 子どもの脳がもつ回復力を信じて
第四章 健やかな発育に必要な愛着形成
終 章 マルトリートメントからの脱却

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子どもの脳を傷つける親たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が育ってきた環境は世間一般に言われているようなごく普通の家庭だったのか。たぶん子どものときは誰もが疑問をもつことなく、自分の家族は普通だと思っていたかもしれない。
    私も普通の家庭だと思い過ごしていましたが、なんとなくどこかに違和感を感じて生きていました。大人になり、結婚をして出産をして自分が育児をするという現実に向き合うとき、あまり自信をもてなかったので子育てについての本を読み漁りました。
    そのときに、自分自信がいた環境が普通ではなかったこと、言葉によるDV、ネグレクトであったことに気がつきました。引きこもりになってしまったこと、対人恐怖症になっていたことなどの人生においての生きにくさが家庭環境にかかわっていた可能性があることも理解できました。子育てが直接脳に与える影響の大きさは養育者が確実に知っておく必要があると思います。
    最近、小さな子どもに怒鳴っている親が多いことにも危機感を感じます。どんな理由があろうと子どもに対して怒鳴ることは、暴力であるということを認知してほしい。自分の子育てに自信をもちすぎないで、正しい子育てを知るきっかけとしてこの本を読んでほしいです。

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    体罰はもってのほかだが、夫婦間の罵り合いや脅しなどであってもでも子どもの脳に影響を悪影響を与えてしまうとは‥。
    しつけと称する虐待はよく聞くが、「昭和的」価値観から脱却し、厳しさのあり方を見直さなくてはいけない。
    筆者が自分の子育ての失敗を正直に書いているのは好感が持てた。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    完全に私のこと。
    子供の頃のこと沢山思い出した。
    だから私はこうなっちゃった。
    ずっとこの家庭はおかしいと思ってた。でもどう伝えればいいか分からなかった。両親にこれを読んでほしい。
    読んで貰ったからといって、もう遅いけど、自分たちのしたことをわかってほしい。


    「死ねるもんなら死んでみなさい」
    「家畜の豚」
    「子供一人だったらお金に余裕あったのに」


    図工で作った作品を壊して捨てられる。確かケーキの箱に家を作ったやつ。
    手紙をあげても大切にしてくれない。
    ヒステリックを起こし、ゲームを割られる。
    料理を教わったことないから「分からない」と言ったら「常識的に考えろ」と怒鳴られる。
    兄は男だから家庭の手伝いをしなくてもいい、と言われ、私だけ手伝わされる。
    祖父母に母の悪口を言われる。
    父に母の悪口を言われる。
    幼稚園児のとき、父が食事中に、箒を持って歌を披露したら怒鳴られる。
    ファミリーゲームではいつも喧嘩をする。人生ゲームを買って、初めてやった時に父親が何かに対してすごく怒ってた。私は父親は怒るものだと思ってたけど、他の家は違う。将棋の羽生さんは、娘に怒鳴ったことがないらしい。
    いつも他の子と比べられる。
    お尻を定規で叩かれた。
    父親が兄の首を締めていた。
    父親の浮気をしているところを見た。
    私の話を聞いてくれない。大体自分の体験談や、知識をひけらかして終わる。
    よくビンタされた。
    とにかくよく怒鳴られた。
    価値観の押し付け。クラシックこそがいい、など。
    褒められたことがない。
    抱きしめられた記憶がない。
    微笑みあった時間はない。
    何かをしたいとか、何か欲しいとか言うと、必ずなぜか勉強して手に入れろといわれる。軽く「将来は伊勢丹で爆買いできるひとになりたい〜」といった時など、他にも多数。共感して欲しかっただけなのに、全て説教に変わった。




    私の脳はこうやって壊れてしまった。





    私がこの本を買ったのは、自分の内的コンプレックスはなぜこんなに激しいのか、知りたくなったからです。
    私は「自尊心がない」「コミュニケーションが苦手」「達成の喜びを感じない」という三つが、高校の時からのコンプレックスでした。
    大学生になり、就職活動や、様々な人間関係を築いていく内に、そのコンプレックスがどんどん大きくなっていきました。
    なんで私は他の人に比べて、こんなに劣っているのだろう?と思い、ネットで調べてみたところ、兎に角「家庭環境」が大きく関わっていると知りました。
    しかし、ネットには詳しく書いておらず、結局親の行動が自分にどう影響を与えたかが分かりませんでした。
    本屋でこの本を見かけた時に、長年疑問だったことがこの本を読めば分かるかもしれない、と思い手に取りました。
    そして、両親が私にしたことを考え直して欲しい、と思いました。
    謝って欲しいとか、そういうことは思っていません。今更謝られても、もう遅いですし、今はコンプレックスを解消することに前向きになっているので大丈夫です。
    でも、二人のやったことをただ、知って欲しいのです。
    貴方達は何をしたか覚えてはいないと思いますが、私の心の中にはずっと残っています。消えません。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    マルトリートメント(不適切養育)により、子どもの脳が器質的に変化してしまう、ということをMRI画像で示されている。
    「マルトリートメントを予防するための試み」や「子どものためにできること」といった部分が参考になりました。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    不適切な養育のことをマルトリートメントと言い、虐待よりも広範囲の概念をさす。暴力等の虐待だけではなく、面前DV、夫婦喧嘩、不適切な言葉がけ、放置、無視など、どんな理由であれ子どもが傷つく行為はすべてマルトリートメントにあたる。そしてマルトリートメントを受けた子どもの脳は傷つく。暴力、性被害、夫婦喧嘩などマルトリートメントによっても脳が損傷を受ける部分がかわる。物理的に何もしなくてもマルトリートメントによって脳が傷つくとは怖いことだと思った。
    子どもへの支援はもちろんのこと、親を含む養育者への支援の重要さも書かれていた。

    ボリュームはそれほど無いのですぐに読めるが、内容が深く、良かった。

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    学んだこと 威圧や子どもの前での喧嘩等、マルトリーメントが子どもの脳を傷つけている。

    良い声かけ
    1.繰り返す
    2.行動を言う
    3.具体的に褒める

    悪い声かけ
    1.命令、指示
    2.不必要な質問
    3.禁止、否定

    叱っても60秒以内

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    マルトリートメント(不適切な養育)が子供の脳を"物理的"に傷つけるという衝撃的な内容。
    特に「面前DV」と呼ばれる「両親間の暴力・暴言を見聞きすること」が、マルトリートメントに含まれているのが興味深い。

    両親間のDVを目撃すると、
    ・子供の心と脳に多大なストレスがかかり、さらに自分が家族を守れなかったことに対し、罪悪感を持つ。
    ・あるいは、自分だけが被害にあっていないこと罪悪感を抱き、自分もまた加害者として加担していると思い込んでしまうケースもある。
    とのこと。想像すると中々辛い。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    子育て真っ最中、まさに知りたいことが書かれていてすぐ読み切ってしまいました!
    子供達に私は育てられてるんだなと、日々感じます。lets親育て!

    0
    2022年09月06日

    Posted by ブクログ

    我が子との関わりに悩んでいるので手に取りました。
    教室マルトリートメントの巻末で、対話のお相手として登場。
    脳科学の面から知りたいと思っていたので購入。
    論を裏付けるデータがしっかり示されていて凹みます。
    親の行動のこれはだめ、これはいい、そしてその裏づけと書かれているので
    納得。
    教室マルトリートメントの裏づけとしても納得の一冊でした。

    0
    2022年08月19日

    購入済み

    マルトリートメントについて

    マルトリートメントという単語を初めて知ったのは、とあるバラエティ番組でしたが、気になって買いました。昭和に育った人で暴力受けてない人はいないのでは…と思いました。そして、あれもこれもマルトリートメント⁉️とおどろくこともありました。

    0
    2022年01月05日

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