あらすじ
不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる
脳科学が明らかにした驚くべき事実
「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。
マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。
[内容]
序 章 健全な発達を阻害する脳の傷つき
第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育
第二章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響
第三章 子どもの脳がもつ回復力を信じて
第四章 健やかな発育に必要な愛着形成
終 章 マルトリートメントからの脱却
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
体罰はもってのほかだが、夫婦間の罵り合いや脅しなどであってもでも子どもの脳に影響を悪影響を与えてしまうとは‥。
しつけと称する虐待はよく聞くが、「昭和的」価値観から脱却し、厳しさのあり方を見直さなくてはいけない。
筆者が自分の子育ての失敗を正直に書いているのは好感が持てた。
Posted by ブクログ
完全に私のこと。
子供の頃のこと沢山思い出した。
だから私はこうなっちゃった。
ずっとこの家庭はおかしいと思ってた。でもどう伝えればいいか分からなかった。両親にこれを読んでほしい。
読んで貰ったからといって、もう遅いけど、自分たちのしたことをわかってほしい。
「死ねるもんなら死んでみなさい」
「家畜の豚」
「子供一人だったらお金に余裕あったのに」
図工で作った作品を壊して捨てられる。確かケーキの箱に家を作ったやつ。
手紙をあげても大切にしてくれない。
ヒステリックを起こし、ゲームを割られる。
料理を教わったことないから「分からない」と言ったら「常識的に考えろ」と怒鳴られる。
兄は男だから家庭の手伝いをしなくてもいい、と言われ、私だけ手伝わされる。
祖父母に母の悪口を言われる。
父に母の悪口を言われる。
幼稚園児のとき、父が食事中に、箒を持って歌を披露したら怒鳴られる。
ファミリーゲームではいつも喧嘩をする。人生ゲームを買って、初めてやった時に父親が何かに対してすごく怒ってた。私は父親は怒るものだと思ってたけど、他の家は違う。将棋の羽生さんは、娘に怒鳴ったことがないらしい。
いつも他の子と比べられる。
お尻を定規で叩かれた。
父親が兄の首を締めていた。
父親の浮気をしているところを見た。
私の話を聞いてくれない。大体自分の体験談や、知識をひけらかして終わる。
よくビンタされた。
とにかくよく怒鳴られた。
価値観の押し付け。クラシックこそがいい、など。
褒められたことがない。
抱きしめられた記憶がない。
微笑みあった時間はない。
何かをしたいとか、何か欲しいとか言うと、必ずなぜか勉強して手に入れろといわれる。軽く「将来は伊勢丹で爆買いできるひとになりたい〜」といった時など、他にも多数。共感して欲しかっただけなのに、全て説教に変わった。
私の脳はこうやって壊れてしまった。
私がこの本を買ったのは、自分の内的コンプレックスはなぜこんなに激しいのか、知りたくなったからです。
私は「自尊心がない」「コミュニケーションが苦手」「達成の喜びを感じない」という三つが、高校の時からのコンプレックスでした。
大学生になり、就職活動や、様々な人間関係を築いていく内に、そのコンプレックスがどんどん大きくなっていきました。
なんで私は他の人に比べて、こんなに劣っているのだろう?と思い、ネットで調べてみたところ、兎に角「家庭環境」が大きく関わっていると知りました。
しかし、ネットには詳しく書いておらず、結局親の行動が自分にどう影響を与えたかが分かりませんでした。
本屋でこの本を見かけた時に、長年疑問だったことがこの本を読めば分かるかもしれない、と思い手に取りました。
そして、両親が私にしたことを考え直して欲しい、と思いました。
謝って欲しいとか、そういうことは思っていません。今更謝られても、もう遅いですし、今はコンプレックスを解消することに前向きになっているので大丈夫です。
でも、二人のやったことをただ、知って欲しいのです。
貴方達は何をしたか覚えてはいないと思いますが、私の心の中にはずっと残っています。消えません。
Posted by ブクログ
マルトリートメント(不適切養育)により、子どもの脳が器質的に変化してしまう、ということをMRI画像で示されている。
「マルトリートメントを予防するための試み」や「子どものためにできること」といった部分が参考になりました。
Posted by ブクログ
不適切な養育のことをマルトリートメントと言い、虐待よりも広範囲の概念をさす。暴力等の虐待だけではなく、面前DV、夫婦喧嘩、不適切な言葉がけ、放置、無視など、どんな理由であれ子どもが傷つく行為はすべてマルトリートメントにあたる。そしてマルトリートメントを受けた子どもの脳は傷つく。暴力、性被害、夫婦喧嘩などマルトリートメントによっても脳が損傷を受ける部分がかわる。物理的に何もしなくてもマルトリートメントによって脳が傷つくとは怖いことだと思った。
子どもへの支援はもちろんのこと、親を含む養育者への支援の重要さも書かれていた。
ボリュームはそれほど無いのですぐに読めるが、内容が深く、良かった。
Posted by ブクログ
マルトリートメント(不適切な養育)が子供の脳を"物理的"に傷つけるという衝撃的な内容。
特に「面前DV」と呼ばれる「両親間の暴力・暴言を見聞きすること」が、マルトリートメントに含まれているのが興味深い。
両親間のDVを目撃すると、
・子供の心と脳に多大なストレスがかかり、さらに自分が家族を守れなかったことに対し、罪悪感を持つ。
・あるいは、自分だけが被害にあっていないこと罪悪感を抱き、自分もまた加害者として加担していると思い込んでしまうケースもある。
とのこと。想像すると中々辛い。
Posted by ブクログ
脳科学から見るマルトリートメント(不適切な養育)による子どもの脳への影響について提唱されてる本。
『(身体的)虐待』は心の殺人という理解が増えて、社会の認識で絶対やってはいけないこととなってる中で、『(心理的)虐待』とは何を指すのかどこまでがあたり、どのような影響があるのかも不透明。虐待という言葉を使うと身体的虐待のイメージが付きまとい、我が家は違うという風に問題視してもらえないと考え、"マルトリートメント"という海外でも使われてる表現で話は進められていく。
そのマルトリートメント、実はどの親にもはっとすることはあるんでないのか?という話。
そしてマルトリートメントがどのように子どもの脳に影響があるかわかってきたよという話。
Posted by ブクログ
子育て真っ最中、まさに知りたいことが書かれていてすぐ読み切ってしまいました!
子供達に私は育てられてるんだなと、日々感じます。lets親育て!
Posted by ブクログ
我が子との関わりに悩んでいるので手に取りました。
教室マルトリートメントの巻末で、対話のお相手として登場。
脳科学の面から知りたいと思っていたので購入。
論を裏付けるデータがしっかり示されていて凹みます。
親の行動のこれはだめ、これはいい、そしてその裏づけと書かれているので
納得。
教室マルトリートメントの裏づけとしても納得の一冊でした。
マルトリートメントについて
マルトリートメントという単語を初めて知ったのは、とあるバラエティ番組でしたが、気になって買いました。昭和に育った人で暴力受けてない人はいないのでは…と思いました。そして、あれもこれもマルトリートメント⁉️とおどろくこともありました。
Posted by ブクログ
精神的なマルトリートメントによるストレスが、身体的なマルトリートメントによるストレスの方が、脳に与えるダメージが大きいという。
こころは目に見えないけど、確実に傷ついているということが、脳科学の観点からの解析を見ることができてタメになった。
Posted by ブクログ
子育てをしていると誰しもが感じような悩みや不安に着いてマルトリートメントという観点で綺麗にまとめられている。共感できる内容からこんのどうすれば良いのかなど参考になる内容が多かった。
Posted by ブクログ
我が国は、厳しい生活を強いられている多くの親が「不適切な養育(マルトリートメント)」をせざるを得ない社会になってしまっている。しかし、政策を作る者たちにはその状況が見えていない。ぜひ、この本にある実態が特に貧困な地域に蔓延していることを実地で見ていただきたい。
ぜひ、この本と対をなすともいえる書籍「ママがいい」と合わせて読んでいただくこともお勧めしたい。
Posted by ブクログ
「批評は現場から」
目下介護の仕事をしながら3人の子育てに勤しんでいる。
どちらにも共通するのは、「不適切なかかわり」が「虐待」につながるということだ。虐待というと大仰で自分は関係ないと思ってしまうのが人情だろう。そこで本書では「不適切なかかわり」を「マルトリートメント」と呼び、子供の脳に与える影響を検証していく。
著者である友田先生は自身も育児の経験があり、かつてしてしまったマルトリートメントの告白をしている。そりゃ完璧な親なんて居ないだろう。
そんな人からの言葉だからこそ親の心に届くのではなかろうか。安全圏から放たれた理想論は響かないのでね。
マルトリートメントを受けた子供の脳は器質的に変化してしまう。受けた刺激を減じるため脳の一部が萎縮したり、あるいは過敏に危機を回避するため肥大化したりするらしい。
自分も親からマルトリートメントを受けてきた。「虐待は連鎖する」と言うが、本書を読んで経験を俯瞰できれば、その連鎖を断ち切ることができるのではないかと思った。不出来な親だから叱ってしまうことも多々あるが、子供の自己肯定感を育むためにも、せめて自分のマルトリートメントに自覚的になって改めて行きたいと思った。
Posted by ブクログ
親子関係での心の虐待によって、子供の脳が変形するという事実に驚愕した。しかも身体の虐待より心の方がダメージが多いという。脳は生きることを目的として活動をする。なので、この変形も生きるためのもの。しかしダメージを負ったあとの生活はもちろん生き辛くなる。この事実を世の中の若い親たちに伝えたいと思った。
Posted by ブクログ
子供の脳はデリケートで、ちょっとしたことでも傷ついてしまう。自分は虐待(マルトリートメント)なんてしないと思っていたけど、子どもの前で喧嘩するのも立派なマルトリートメントだと知った。
子どもは生まれた瞬間から愛着を求めている。
もうすぐ母になる自分にとって、必要な内容でした。
Posted by ブクログ
育児をする上での気づきが色々あった。
自分の子ども時代、体罰は割と普通にあったけど、現代の脳科学の見地からは「百害あって一利なし」とのこと。体罰は子どもに屈辱の感情を残し、暴力で強制的に服従させることを是とすると認識させてしまうらしい。確かに自分自身の経験を振り返っても、体罰を受けて嫌だったことは覚えているものの、なぜ体罰を受けたかは全く覚えていない。
他にもいやいや期の「いやいや」は、わがまま故の振る舞いではなく、脳が発展途上で欲望を制御できないことが原因なので、叱るよりも見守る姿勢が大事とのこと。
Posted by ブクログ
虐待は自分とは関係のないこと、そう思っているすべての人に読んでもらいたいなと思った。そして母として読んでよかったと思う。
直接的な子どもへの身体的虐待…もちろんそれは子どもの人生をめちゃくちゃにする。
でも、もしかするとそれ以上に"子どもへの不適切な養育"=マルトリートメント(子供の面前での夫婦喧嘩や、いやみなど)が問題になることもある。
発達中である子どもの脳が、マルトリートメントによって変形してしまったと結論ずけるいくつもの論文を列挙しながら、どういったことが子どもへのマルトリートメントへあたるのかも記載されている。
具体的には
・夫婦間の喧嘩
・イライラして常に子どもへの口調がきつい
・子どもの尊厳を守らない言動
・すべての体罰
・予防接種を受けさせない
・メガネを買わない
・子どもを置き去りにする
・スキンシップが極端に少ない
・バーバルアビュース
・夫婦がどちらか片方をなじる
など。
マルトリートメントの内容によって影響を受ける脳の部位が変わる
体罰:感情、行動、思考を制御する前頭前野の容積が14〜19%縮小する
性的マルトリートメント:顔の認知に関係する紡錘状回が18%縮小する
面前DV:IQが低くなる
星5つにしなかったのは、もう少し具体的に日常生活で気をつけることが書いてある章があったらな〜と思ったので。
以下、自分用のメモ↓
積極的に使いたい3つのコミュニケーション
1. 繰り返す(オウム返し)
2. 子どもの行動を言葉にする
3. 具体的に褒める
「子どもは許すことにおいて、天才です。」
「幼い子どもにとって親から否定されるということは、全世界から否定されるのと同じです。たとえその場では口ごたえしたり、聞いていないような素ぶりを見せても、子どもはちゃんと聞いています。そして、こころも身体もショックを受け、傷つくのです。」
"夫婦げんかはメールかラインでするようアドバイスしています。これは決して冗談ではありません。"(面前DV予防の観点から)
3〜5歳:記憶と感情(海馬)
9〜10歳:右脳と左脳の連携(脳梁)
14〜16歳:思考や行動(前頭前野)
の感受性期
Posted by ブクログ
世界一受けたい授業でマルトリートメントが子どもの脳を変形させることを知り、それをきっかけに読んだ。後半には実際の症例も載っており、親や子どもの考え方や症状を変えたことを短く書いてあるが、相当根気のいることなんだろうと思った。マルトリートメントを受けた子どもはいずれ加害者にまわることがあることから負の連鎖を断ち切ることが大事だと思った。子育ては理想通りにはいかないと思うが、この本を再読して、子どもたちと良い関係を気づきたいと感じた。
Posted by ブクログ
成長期にある子どもが不適切な関わり(マルトリートメント)を受けることで、脳の一部分が受けていない子どもと比べて小さくなるらしい。「子どものため」「しつけ」と称して行われる体罰などは、案の定子どものためにはなっていない。スマホや面前でのケンカなど、思い当たることもあるので、気をつけなくては。ハグは意識的にするようにしているので、ちゃんと自己肯定感が育まれているといいな。
親になったら母性・父性があるのが当たり前という風潮だが、虐待の連鎖があることを忘れず親への支援・思いやりの視点も持たなければならないと思い知らされる。
Posted by ブクログ
本来愛してくれるべき親からの虐待は、子供に心理的だけでなく実際に脳に傷をつけていることを、医者の立場から書いてくれることに大きい意味があると思った。
親から愛され守られると言う当たり前の育ち方をしなければ、当然人格形成にも大きな影響があることは間違いないけど、それが脳が傷つけられて起こる異常な状態がそこに大きく関与している事を意識すべきだ。それは大人になってから新しく幸せな家庭を築けばいい、と言う単純な問題では無いことを示していて、なんともやりきれない気持ちになる。
Posted by ブクログ
出産前に、子どもとの触れ合いの参考にしたくて手に取りました。本書から、子どもが健やかに暮らすには、夫婦で仲良く、協力しながら子育てするのが不可欠と気付かされました。親や教員だけでなく、人を育てる管理職者の参考になりそうです。
以下、印象に残った3つ。
●『身体的マルトリートメントやネグレクトを受けた人よりも、親のDVを目撃し、かつ、自分もこころない言葉で罵られるなどのマルトリートメントを受けた人のほうが、トラウマ状態が深刻だった』
→親から子へだけでなく、夫婦間の口喧嘩や祖父母が親の悪口を言う行為も、子どもへの精神的な虐待になり脳を傷つける
●『多くの州では、「しつけ」と称して子どもに過激な体罰を与えたり、暴行を加えたりする行為は「暴力」とみなされ、虐待行為として通報されます。』
→日本の体罰によるしつけ、の文化は間違っていた。実は、頭やお尻を叩く行為が脳や心を傷つける。傷ついた脳で普通に暮らしていける人もいれば、トラウマになる人もいる。『自分が体罰されてきた』からといって、子どもに体罰してはならない。
●親や身近な大人が子どもに対して「積極的に使いたい三つのコミュニケーション」があります。
①繰り返す
②行動を言葉にする
③具体的に褒める
→①子ども「真っ赤なりんごを描いたよ」親「ほんとだ、真っ赤なりんごを描いたんだね」(子どもを主役にした会話の頻度を増やす)
②片付けしてるのね!(関心を伝える)
③友だちにおもちゃを貸したあげたの。えらいね!(褒めることは、罰や脅しより好ましい行為を増やす)
Posted by ブクログ
マルトリートメントによる子どもへの影響とその対策について脳という視点から分かりやすく書かれていた。
過去にマルトリートメントの被害者だった子どもが大人になって加害者となってしまうケースも多く存在するようなので、その連鎖を断ち切る為に周囲にできる支援についてもっと考えたいと思った。
Posted by ブクログ
夏にこの先生の講演を聞いたので。マルトリ、虐待が及ぼす子供のこと。傷ついた子供たちを救う方法は適正に褒めてあなたは大切な存在だと伝え続けること。私に出来ることはなんだろう。
Posted by ブクログ
身体的性的暴力、ネグレクトなどの、あからさまな虐待のみならず、暴言を浴びせる、無視する、両親間DV(暴力、罵り合い)を見せる、なども成長途中の子どもの脳に強い影響を及ぼし、変形させてしまうのだそうです。
情緒不安、不眠、落ち着きのなさ、集中力や意思決定の低下、記憶容量減少、攻撃的になる、感覚鈍麻、人間関係の不調和、愛着障害など。
現在進行形の子ども時代だけでなく、これから社会と深く関わらなくてはならなくなる大人になっても続いてしまう障害が。
加害してる親(祖父母など養育者)もまた、かつての被害者であったりすることも多く、被虐待児のケアだけでなく親のケアも必要だ、と書かれていました。
何事も、負の連鎖は出来るだけ断ち切りたいですね。
Posted by ブクログ
・大人の不適切な関わりによって子どもの脳は変形する
・小学生への虐待が一番多い
・マルトリートメント「不適切な養育」
明らかに虐待と分かるものでなくても、大人から子どもへの不適切な関わりを指す。
自分も子どもへ100%マルトリートメントをしていないと、断言することはできない。
子どもが傷つく行為は全てマルトリートメントだと述べてあるが、私はこれからもマルトリートメントをせず子育てしていけるだろうか。可能な限りしないよう努め、起こってしまったら、心の底から反省するしかない。
・体罰は百害あって一利なし
身体だけでなく、脳にも深い傷を残し、心の発達を妨げる
・手を繋いだり、抱っこすることを軽くみてはいけない。愛着形成がとても大事
・幼い子どもにとって親から否定されるのは、全世界から否定されることと同じ
・夫婦喧嘩は子どもの見聞きしていないところでする
・子どもの絶対的な安全基地となれるよう、日々のコミュニケーションを大切にしたい
Posted by ブクログ
「叱る依存が止まらない」とあわせて読んでみた一冊。
マルトリートメントについて、具体的な事例も挙げながら、科学的な事実わかりやすく説明し、適切な子どもとの関わりについて述べられている。
自分にとっては当たり前のことや既に知っている内容が多かったため、この評価としたが、マルトリートメントについて学びたい人には良い一冊と思う。
Posted by ブクログ
自分が受ける虐待だけでなく、
親がDVを受けているところや喧嘩など
だけでもマルトリートメントと呼ばれ、
心の発達に問題が起きてしまうことに
驚いた。
自分も子育て中なので、不適切な関わりを
しないよう気をつけていこうと思えた。