友田明美のレビュー一覧

  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    体罰はもってのほかだが、夫婦間の罵り合いや脅しなどであってもでも子どもの脳に影響を悪影響を与えてしまうとは‥。
    しつけと称する虐待はよく聞くが、「昭和的」価値観から脱却し、厳しさのあり方を見直さなくてはいけない。
    筆者が自分の子育ての失敗を正直に書いているのは好感が持てた。

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    2025年11月21日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    完全に私のこと。
    子供の頃のこと沢山思い出した。
    だから私はこうなっちゃった。
    ずっとこの家庭はおかしいと思ってた。でもどう伝えればいいか分からなかった。両親にこれを読んでほしい。
    読んで貰ったからといって、もう遅いけど、自分たちのしたことをわかってほしい。


    「死ねるもんなら死んでみなさい」
    「家畜の豚」
    「子供一人だったらお金に余裕あったのに」


    図工で作った作品を壊して捨てられる。確かケーキの箱に家を作ったやつ。
    手紙をあげても大切にしてくれない。
    ヒステリックを起こし、ゲームを割られる。
    料理を教わったことないから「分からない」と言ったら「常識的に考えろ」と怒鳴られる。
    兄は男だか

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    2025年11月19日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    マルトリートメント(不適切養育)により、子どもの脳が器質的に変化してしまう、ということをMRI画像で示されている。
    「マルトリートメントを予防するための試み」や「子どものためにできること」といった部分が参考になりました。

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    2025年03月23日
  • 子どもの脳を傷つける親がやっていること 最新脳研究でわかった

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    マルトリートメントでおなじみの友田先生。
    更にブラッシュアップされて、先生の考え方が、より分かりやすく、より身近になった一冊。

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    2025年01月28日
  • トラウマと依存症 脳に何が起きている?

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    トラウマ、特に虐待によるトラウマの脳の変化とトラウマが影響しやすい依存症の脳の変化について、分かりやすく説明。依存症に関しては行動嗜癖についても言及。治療により可逆的に回復する話も科学的に説明され説得力がある。小さな本であるが、内容は深い。

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    2024年12月13日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    不適切な養育のことをマルトリートメントと言い、虐待よりも広範囲の概念をさす。暴力等の虐待だけではなく、面前DV、夫婦喧嘩、不適切な言葉がけ、放置、無視など、どんな理由であれ子どもが傷つく行為はすべてマルトリートメントにあたる。そしてマルトリートメントを受けた子どもの脳は傷つく。暴力、性被害、夫婦喧嘩などマルトリートメントによっても脳が損傷を受ける部分がかわる。物理的に何もしなくてもマルトリートメントによって脳が傷つくとは怖いことだと思った。
    子どもへの支援はもちろんのこと、親を含む養育者への支援の重要さも書かれていた。

    ボリュームはそれほど無いのですぐに読めるが、内容が深く、良かった。

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    2024年02月27日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    マルトリートメント(不適切な養育)が子供の脳を"物理的"に傷つけるという衝撃的な内容。
    特に「面前DV」と呼ばれる「両親間の暴力・暴言を見聞きすること」が、マルトリートメントに含まれているのが興味深い。

    両親間のDVを目撃すると、
    ・子供の心と脳に多大なストレスがかかり、さらに自分が家族を守れなかったことに対し、罪悪感を持つ。
    ・あるいは、自分だけが被害にあっていないこと罪悪感を抱き、自分もまた加害者として加担していると思い込んでしまうケースもある。
    とのこと。想像すると中々辛い。

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    2022年12月31日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    ネタバレ

    脳科学から見るマルトリートメント(不適切な養育)による子どもの脳への影響について提唱されてる本。

    『(身体的)虐待』は心の殺人という理解が増えて、社会の認識で絶対やってはいけないこととなってる中で、『(心理的)虐待』とは何を指すのかどこまでがあたり、どのような影響があるのかも不透明。虐待という言葉を使うと身体的虐待のイメージが付きまとい、我が家は違うという風に問題視してもらえないと考え、"マルトリートメント"という海外でも使われてる表現で話は進められていく。

    そのマルトリートメント、実はどの親にもはっとすることはあるんでないのか?という話。

    そしてマルトリートメントが

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    2022年12月13日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    子育て真っ最中、まさに知りたいことが書かれていてすぐ読み切ってしまいました!
    子供達に私は育てられてるんだなと、日々感じます。lets親育て!

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    2022年09月06日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    我が子との関わりに悩んでいるので手に取りました。
    教室マルトリートメントの巻末で、対話のお相手として登場。
    脳科学の面から知りたいと思っていたので購入。
    論を裏付けるデータがしっかり示されていて凹みます。
    親の行動のこれはだめ、これはいい、そしてその裏づけと書かれているので
    納得。
    教室マルトリートメントの裏づけとしても納得の一冊でした。

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    2022年08月19日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    親や保護者や周りの大人からどのように接されるかで幼子の脳の発達は左右される。
    それは、かつて子の立場だった現在の親も、その親も、またその親も…連綿と続く。
    なぜ私は子にこのように接してしまうのだろう、なぜうちの親は僕私にこんな風に接するのだろうと思ったら、是非この本の内容を知って欲しいと思います。
    親や子の立場の方だけでなく、あらゆる立場の方々に、きっと何かしらの光明が指すのではないかと思います。

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    2022年04月29日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    ・平均すると1週間に1人以上の子どもが虐待死している
    事実
    ・研究や診療の中では、「児童虐待」という表現を極力使わずに、「チャイルド・マルトリートメント」という言葉を使うようにしています。日本語では不適切な養育、不適切なかかわりと訳されます。一言で言うなら、「子どものこころと身体の健全な成長・発達を拒む養育」のことを指します。
    ・直接子どもを傷つける好意でなくても、暴力が存在する家庭で育った人たちは視覚野が萎縮していた
    ・マルトリートメントなどの逆境体験によってトラウマが生まれると、社会的障害・情緒的障害・認知的障害の可能性が高まる。また心臓疾患や肺がんなどにかかるリスクが3倍高くなり、寿命が

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    2022年01月21日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

    購入済み

    マルトリートメントについて

    マルトリートメントという単語を初めて知ったのは、とあるバラエティ番組でしたが、気になって買いました。昭和に育った人で暴力受けてない人はいないのでは…と思いました。そして、あれもこれもマルトリートメント⁉️とおどろくこともありました。

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    2022年01月05日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    ネタバレ

    精神的なマルトリートメントによるストレスが、身体的なマルトリートメントによるストレスの方が、脳に与えるダメージが大きいという。
    こころは目に見えないけど、確実に傷ついているということが、脳科学の観点からの解析を見ることができてタメになった。

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    2022年01月03日
  • 子どもの脳を傷つける親たち

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    自分の体験として不仲な親の間で育った私の脳は変形していると思う。
    変形した脳のせいで苦しんでる大人は、実はたくさん居るのだろう。

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    2021年12月06日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    2年ほど前に前著「子どもの脳を傷つける親たち」という本で大きなショックを受けたが、それ以来子どもに対する向き合い方、ひいては成人教育という社会的弱者に対する教育の在り方について考え直させれた。

    それからすぐに新しく本を出されていたことに気づかずに読むのが今になってしまったけれど、これは常々感じていることだった。

    マルトリートメントの連鎖のように、社会で蔓延る弱いものいじめも結局何らかのマルトリートメントにより傷ついた脳、私の解釈では傷ついた心によって行われているのだと感じていた。

    怒りの連鎖という言葉があるように、自分よりも弱い立場の人に対する攻撃性を人は有しており、それを止めるためにも

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    2021年09月22日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    広く社会に知られて欲しい一冊

    マルトリートメント、虐待は認められないが未だに減らない日本。
    子どものケアと共に親の育った環境のケアも大切。

    目に見えない心の傷を科学で数値化して見える化を図る友田先生、脳科学の観点からも書かれていてとても興味深い


    フラッシュバックを起こす脳は左右の背外側前頭前皮質/はいがいそく が活動停止。ここが正常に機能しないと、時間の感覚を失う

    子どもへの接し方のポイントを掴むことで親に自信をつけてもらい、親の脳を「ポジティブ脳」に変えていく

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    2021年05月11日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    買ったものの、虐待の話?と思いなかなか手がつけられずにいた。避けるべき子育てという意味でマルトリートメントという表現をしている。
    愛着障害でも発達障害。 adhdのこどもは多動の症状にムラがない。愛着障害の子は午前中はうつ気味で、夕方には興奮状態となる傾向がある。adhd の子は比較的素直である。愛着障害は友達との関係がうまくいかなかったり、教師に反抗的な傾向。見極めが難しいという印象。
    負の連鎖を断ち切るためには親子併行治療による親支援が必要。

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    2020年05月10日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    ■軽度の体罰(お尻をたたくなど)でも成長段階にある子供の問題行動リスクが高まる。(エリザベス・ガーショフ氏、アンドリュー・グローガン・カイラー氏)
    ・規範や規則を守る心が育ちにくい
    ・攻撃的になりやすい
    ・集団での行動がしづらい(反社会的行動)
    ・対外的/内面的な問題行動のリスクが高まる
    ・心の健康が驚かされる
    ・親子間の愛着形成が損なわれる
    ・認知能力が低下する
    ■ペアレント・トレーニング(PT)はアメリカを中心に1960年代頃から急速に発展したトレーニング方式(別名「子育て教室」「子育てプログラム」)で、日常生活の中で子供とどのように関わると親子の関係を良好に築くことができ、子供が健やかに

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    2020年04月25日
  • 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

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    【子どもの脳を傷つける親たち】の続刊にあたる本書。
    タイトルからマルトリートメントを受けている子どもだけでなくその親も救いたいという友田先生の想いが伝わってくる。
    マルトリートメントを行う危険性は誰もがもっていること、その結果どのような悪影響を及ぼすのか、そしてそれを防ぐためには何が必要なのか。
    脳科学の見地から説明してくれているので、前作同様にとても分かりやすい一冊だった。
    巻末の杉山登志郎先生との対談も興味深かった。

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    2020年03月27日