思い出す事など 他七篇

思い出す事など 他七篇

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作品内容

明治四十三年の盛夏、漱石は保養さきの修善寺温泉で胃潰瘍の悪化から「大きな動物の肝の如き」血塊を吐いて人事不省におちいった。辛くも生還しえた悦びをかみしめつつこの大患前後の体験と思索を記録したのが表題作である。他に二葉亭四迷・正岡子規との交友記など七篇。どの一篇も読む者の胸に切々と迫って来る。 (解説 竹盛天雄)

ジャンル
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波文庫
ページ数
190ページ
電子版発売日
2016年11月17日
コンテンツ形式
XMDF

Posted by ブクログ 2017年01月20日

大病や大けがをすると、人生観が変わる、というのはよく聞く話です。
自分は幸いなことにそれ程のことは長らく無かったのですが、一昨年に左足踵の骨折という大けがをして2カ月くらい車いす、半年くらい杖突きで暮し、そのときにそういう気持ちはなんとなくありました。
まあ、コペルニクス的に何かが変わる、ということ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年12月17日

漱石は小説も面白いが、むしろ随筆や日記の方が面白い。
本書もその類。

死の淵から辛くも生き延びた漱石と、逝ってしまった周囲の人々。
生き延びた悦びと、自分だけが生き残ってしまったことへの言いがたい感慨が、淡々とした筆致の中に情緒を感じさせ印象深い。

20代の頃は、漱石のよさがわからなかった。
...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月17日

大病で生死をさ迷ったにも関わらず
やはりひょうひょうとした漱石らしい記述で
その時々の思いを写したエッセイ。

しかしその醒めた語り口のなかにも
生き返った自分と、戻らなかった隣室の患者を比べ
生死の不可思議に考えをめぐらせたり
療養によって今までの日常生活を離れてみたからこそ
解る人とのつながりに...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年09月04日

布団の上から身を動かせずに見えるものがこんな豊かで慈愛に満ちたものなのか、そしてそれを表現している文章の綺麗さに感動してしまった。死に近いという一点のみでは、少なくともその気概を持って接する分には若い人には負けない。どっかでこういう言葉を聞いたけど、いやいや、もうただただ頭を垂れるしかない小さな自分...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年01月24日

「修善寺の大患」と呼ばれる大喀血、そして三十分の死。その前後、夏目漱石は何を思い、どんな風に過ごしていたのか。療養生活を振り返りながら諸処の想いを綴った随筆。ほか「子規の画」「変な音」「三山居士」等随筆を収録。

以前文庫に収録されていたものを読んだのですが改めて読書。毎年年明け付近には読んでるので...続きを読む

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