内村鑑三の作品一覧
「内村鑑三」の「ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか」「内村鑑三の伝道論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内村鑑三」の「ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか」「内村鑑三の伝道論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「自己の体験として」ヨブ記を読んだ内村鑑三の、胸が熱くなる講演録です。この本によって、難解なヨブ記をようやく読み通すことが出来ました。
本書では、ヨブの苦難は「贖い主」すなわち「キリストを知らんため」であったとします。そこに至るまでには友との長い論戦と、一進一退するヨブの苦悩があります(本当に遅々とした歩みでありうっすらとした光明が浮かんでは消えを繰り返します。本書ではポイントとなる章節を指摘して注目させます)。そして19章25節の「我れ知る我を贖う者は活く」をクライマックスとします。
さらに、これに続く神との対話において、ヨブは天地万有を神の所作物として見るようになり、それゆえ「大なる謙遜に
Posted by ブクログ
こんな考え方もあるのか、と思った本。内村鑑三氏は、まずお金を儲けなさい、事業をしなさい、それが無理なら教育か本を書くかして思想を遺しなさい。それらが出来ない人は生き方を真っ当にしなさい、と言った。これらは全て、後世に残すためのものである。ただ、よりよく生きるとは、人の価値観、考え方によって違ってくる。自分の人生を後世に残すというのが自分の頭にはなかったこと。今まで、死ぬ瞬間にいい人生だったといえる人生を過ごそうと思ってたが、この本を読んだり、自己分析したりして、周りの評価も自分の人生に大きく関わるなと思った。自分が結果を出して、周りに評価され、後世に残すものが増える人生が現時点で考えた、いい人
Posted by ブクログ
内村鑑三による英語の著作。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の生涯が紹介されている。この5人に共通するのは「徳を大切にし、思いやりに満ちていた」こと「人づくりをしたこと」。「生涯を掛けてやってきたことを、次の世代が何かの役に立ててくれればいい」とそんな声が聞こえてきそうだ。
●西郷隆盛
西郷を語る上で欠かせないのが「陽明学」。「陽明学」はがキリスト教と似ている点が多く、崇高な良心、厳しくも慈悲深い天の教えを説く。革新的で可能性に富んだ教えだ。一方江戸時代の正学「朱子学」は保守的であり、支配層は陽明学がキリスト教に近かったために弾圧したとする。
西郷よりも優れた人物はいた。木戸孝允や大