文車日記―私の古典散歩―

文車日記―私の古典散歩―

649円 (税込)

3pt

こんなにも身近なところに、古典の世界が息づいている。私たちの人生そのままに、かつて、生きて戦い愛した人々がいる。――「古事記」「萬葉集」から若山牧水まで、民族の遺産として私たちに残されたおびただしい古典の中から、著者が長年いつくしんできた作品の数々を、女性ならではのこまやかな眼と、平明な文章で紹介し、味わい深い古典の世界へと招待してくれる名エッセイ集。

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文車日記―私の古典散歩― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    55年前の新聞連載だそうだがこれぞ元祖推し活。
    古典が好きで好きすぎる古典推しの著者が「わたしとしては、同じき愛好の人々をたくさん作って、あの作品が好き、あの人物を愛するとかたみに言いあいたいのです。人生を生きるのに、愛するもの、好きなことを一つでも多く増やすのは、たいへん、楽しい重要なことですから

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    日本の古典文学の面白さを理解しやすかった!
    小さなお話がたくさんあるので読みやすいし、田辺さんの解釈も共感できて、入り込みやすかった!
    もっと古典の歌系の話を読んでみたいなあと思った♡
    加増先生ありがとう

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    もう四半世紀ほども昔の受験生時代、古典を頭に入れるのに効果的と予備校の教師に勧められて以来、田辺聖子さんの古典ものを愛読してきた。今回何度目かの再読中、田辺さんの訃報。少なからずショックを受け、途中で本を閉じてしまった。
    本書は、田辺さんが大好きな古典作品について綴ったエッセイ集。やさしく、たおやか

    0
    2019年09月04日

    Posted by ブクログ

    高校生のとき、友達から紹介されてこの本を読んで以来、田辺古典の虜になった。
    こんな風に古典の世界を紹介できれば、古文の授業が楽しくなる学生が増えると思う。

    0
    2011年05月26日

    Posted by ブクログ

    心ときめく一冊。彼女の解釈は本当に分かりやすくて、しかもきちんと考証が入っていて信頼できます。今も昔も変わらない、人生の機微を軽やかに。“おせいさん”節、大好き!

    0
    2015年01月03日

    Posted by ブクログ

    古典についてのエッセイ。短編なので読みやすく、作者の古典への愛が伝わってきます。個人的には『あねとおとうと』が好き。

    0
    2011年02月22日

    Posted by ブクログ

    田辺聖子が綴る古典の名作案内。
    長谷川青澄の繊細な挿絵も絵巻物のようで素敵です。

    読むたびに古典に秘められた日本人の情緒がいきいきと蘇り、著者の古典への愛情と人間に対する洞察力が感じられます。

    0
    2010年06月03日

    Posted by ブクログ

    主に古典を題材にした田辺聖子さんのエッセイです。
    短いエッセイがたくさんつまっています。
    短いものでは3ページのものもありますが、
    内容はどれもこれも心に響くものばかりです。

    まるで平安女性が書いたような、美しくやわらかな文章が素敵。
    また、短い文章で古典の魅力が最大限に引き出されていて、
    つい原

    0
    2011年05月18日

    Posted by ブクログ

    高校入学前の宿題で読んだ。
    あの頃はまったくよさがわからなかったけど
    今改めて読み返すと、丁寧に人を描いているところとか、
    エピソードを含蓄あるユーモアで描いているところとか
    驚きがたくさんあった。

    田辺聖子と、向田邦子は、生き方が似ているような気がする。
    好きです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    中学の国語の問題文としてこの一部が使われており、面白かったので原本である本書を手に取る運びとなりました。
    懐かしい。

    田辺さんの古典案内。
    情熱的で、でも柔らかな口調で語られています。女性らしい視点から語られていて、とても共感できる部分がありますね。
    古典がぐっと身近に感じられたな。
    当時の自分は

    0
    2009年10月04日

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