一発屋芸人の不本意な日常

一発屋芸人の不本意な日常

1,400円 (税込)

7pt

ある日は地方営業でワイングラスに石を投げられ、ある日はサインをネットで売られる。自ら「負け人生」とかたる日々をコミカルにつづった切なくも笑える渾身のエッセー。withnewsの大人気連載が、大幅改稿・加筆されて待望の書籍化! 人生、諦めが肝心だ。

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一発屋芸人の不本意な日常 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    髭男爵山田ルイ53世のエッセイ集。自身の芸人人生を自虐的に語るも、軽妙かつウィットに富んだ文章であるため悲壮感は感じられない。お笑い芸人としての王道から逸れて一発屋芸人と呼ばれている現状を自覚し、自然に受け入れている彼の文章を読んでいると、ついつい肩の力が抜けてしまう。「負け」を飲み込む男爵の達観し

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    前著「一発屋芸人列伝」で多くの芸人達を
    鋭い視点で分析して、軽妙な筆致で表現
    した内容から一転、今作では自身の一発芸
    人としての悲しくも、笑える日常をこれま
    た絶妙な比喩を駆使して描き出しています。

    一発屋であるがゆえの本当にリアルな日常
    には涙を誘います。

    しかしその矜持はいささかも衰えていな

    0
    2020年08月20日

    Posted by ブクログ

    一発屋芸人である著者のエッセイです。

    文章がとても読みやすくて面白いので、スラスラと読めてしまいました。

    一発屋というと世間からはバカにされがちな部分もありますが、一度であっても売れた経験があり、今でも知名度はすごくあるわけで、なんだかんだ仕事はあるんだという裏側も知れました。

    一発屋という扱

    0
    2020年08月16日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    そして、とってもうまい!

    彼の、人間としての矜持、プライド、そして、現実の哀しさ、周りの人間の態度の痛さ、わりと淡々とそして軽妙に書かれています。
    私はこの本を読んで、まったく共通点のない彼との人生だけれども、たくさん共感できるところがありました。
    ちょっとした過去、もがく現在、それでも

    0
    2019年06月14日

    Posted by ブクログ

    自虐もここまでくれば芸!
    決して卑下していないし、一発屋芸人という
    言わば「底辺」から見上げる社会は
    ふだんは見えない現実の断面を見せている。

    あと、たとえというか
    言葉のセンスが秀逸。
    続編に期待。

    0
    2019年04月22日

    Posted by ブクログ

    『「自分が結婚したときそう言えばあのギャグが流行ってたな~」と人々の記憶に寄り添う存在、言うなれば人生のしおり。それが僕達一発屋である』

    などと素敵な表現もしてみたりはするものの、基本は一発屋であることへの劣等感にまみれた文章が綴られるこの本。作者はお笑いコンビ髭男爵の山田ルイ53世氏。

    有名芸

    0
    2019年03月14日

    Posted by ブクログ

    前半はいかにも芸能人のエッセイだな~って感じなんだけど、書き下ろしの2章からは濃度が増して面白かったです。締めもいい。
    本人は卑屈だけど、やっぱ当たるべくして当たった芸人なんだなと感心しました。

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    動画サイトで出版のことを知り、手に取りました。
    ルネッサーンス! でおなじみの髭男爵。シルクハットをかぶった方の、山田ルイ53世が著した一発屋芸人の日常譚です。

    一番笑ったのはハロウィーンの話。
    おばあさんの天然ぶりと、グラスを鳴らし続けるシュールな状況に思わずクスッとしました。

    しかし、芸能界

    0
    2024年07月29日

    Posted by ブクログ

    しがない芸人の味気ないエッセイかと思いきや、めっちゃ読ませられる文章。一発屋も大変なんですね。でも、一発当ててるだけでもすごいと思うけどね。

    0
    2020年09月05日

    Posted by ブクログ

    人生諦めが肝心
    なれた自分でなんとかやっていく
    輝かなくとも生きていける。生きていい。
    とりあえず生きる。

    0
    2020年08月03日

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