中公新書の検索結果

  • ある明治人の記録 改版 会津人柴五郎の遺書

    ある明治人の記録 改版 会津人柴五郎の遺書

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻880円 (税込)
    明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩。降伏後、藩士は下北半島の辺地に移封され、寒さと飢えの生活を強いられた。明治三十三年の義和団事件で、その沈着な行動により世界の賞讃を得た柴五郎は、会津藩士の子であり、会津落城に自刃した祖母、母、姉妹を偲びながら、維新の裏面史ともいうべき苦難の少年時代の思い出を遺した。『城下の人』で知られる編著者が、その記録を整理編集し、人とその時代を概観する。
  • アーロン収容所 改版 西欧ヒューマニズムの限界

    アーロン収容所 改版 西欧ヒューマニズムの限界

    小説・文芸
    4.5
    1巻858円 (税込)
    英軍は、なぜ日本軍捕虜に家畜同様の食物を与えて平然としていられるのか。女性兵士は、なぜ捕虜の面前で全裸のまま平然としていられるのか。ビルマ英軍収容所で強制労働の日々を送った歴史家の鋭利な筆はたえず読者を驚かせ、微苦笑させつつ西欧という怪物の正体を暴露してゆく。激しい怒りとユーモアの見事な結合がここにある。強烈な事実のもつ説得力の前に、私たちの西欧観は再出発を余儀なくされるだろう。
  • 医療危機―高齢社会とイノベーション

    医療危機―高齢社会とイノベーション

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻968円 (税込)
    国民皆保険制度のもと、日本の医療は「費用」「受診しやすさ」「治療の質」の点で、世界でも高い水準にあった。しかし高齢者の増加に加え、技術の高度化・一般化によって国民医療費は年間四〇兆円以上に及び、対GDP比で世界第三位となっている。本書では、参考にしうる諸外国の医療改革を概観し、患者と医療者の取り組みを紹介。技術面にとどまらない医療サービス全般のイノベーションにより、医療崩壊を防ぐ方策を示す。
  • 元老―近代日本の真の指導者たち

    元老―近代日本の真の指導者たち

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻968円 (税込)
    明治憲法成立後の1890年代以降、天皇の特別な補佐として、首相選出を始め、内閣の存廃、戦争、条約改正など重要国務を取り仕切った元老。近代日本は、伊藤博文、山県有朋、西園寺公望ら元老8人の指導下にあった。非公式な組織のため、当初は政治の黒幕として批判されたが、昭和初期の軍部台頭下では未成熟な立憲国家を補う存在として期待が高まる。本書は、半世紀にわたり権力中枢にいた元老から描く近代日本の軌跡である。
  • 代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す

    代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻924円 (税込)
    有権者が選挙を通じて政治家を選び、政治家が政策決定を行う。これが代議制民主主義の仕組みである。議会の発展、大統領制と議院内閣制の確立、選挙権の拡大を経て定着したこのシステムは、第二次世界大戦後に黄金期を迎えた。しかし、経済成長の鈍化やグローバル化の影響を受け、今や世界各国で機能不全に陥っている。代議制民主主義はもはや過去の政治制度なのか。民意と政治家の緊張関係から、その本質を問い直す。
  • アデナウアー 現代ドイツを創った政治家

    アデナウアー 現代ドイツを創った政治家

    小説・文芸
    4.5
    1巻902円 (税込)
    第2次世界大戦の敗北により、人心・国土とも荒廃したドイツ。その復興を担ったのが、73歳で首相に就任、14年間その座にあったアデナウアーである。戦前、ケルン市長として活躍した彼だが、ナチに迫害され引退。戦後、保守政党を率い、「復古」「反動」のレッテルを貼られながらも、常に自国のナショナリズムを懐疑し、米仏など「西側結合」に邁進、ユダヤ人との「和解」にも挑んだ。「国父」と呼ばれる保守政治家の生涯。
  • 日本の財政 再建の道筋と予算制度

    日本の財政 再建の道筋と予算制度

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻946円 (税込)
    成長戦略だけでは“破綻”は回避できない。GDPの2倍、1000兆円を超えた日本の借金。成長戦略による国家破綻回避論は絶えないが、1990年代の財政悪化から20年余、好況時にも財政赤字は拡大した。経済成長による税収拡大はわずかに過ぎない。幾度となく財政再建が試みながらも、なぜ日本は失敗し続けるのか。本書は、特に予算制度に着目し、財政再建に成功・失敗した先進10ヵ国の事例を繙き、その根源的問題を指摘、日本の財政再建の道筋を提示する。
  • 組織を変える〈常識〉 適応モデルで診断する

    組織を変える〈常識〉 適応モデルで診断する

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻836円 (税込)
    どの組織にも、その組織特有の認識の枠組みがある。これが「組織の常識」で、意思決定や問題解決などはすべてこれが基礎となっている。しかし、この常識は古びたり現実とズレたりしがちである。どうすれば、古い常識を捨て去り、新しい常識を身につけることができるか。組織に潜む「未練のハードル」「臆病のハードル」をもとに組織を四つに分類し、どのような組織が望ましいか、組織を変えるためには何が必要かを解明する。
  • 健康・老化・寿命 人といのちの文化誌

    健康・老化・寿命 人といのちの文化誌

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻968円 (税込)
    糖尿病、心臓病、がん、感染症-生命を脅かす疾患の解明は進み、治療法も進歩した。しかし寿命には限界がある。いったい何が寿命を決めるのか。人はなぜ太り、歳をとり、病気になるのか。本書は、がんと狭心症を体験した著者が、歴史と生物進化の視点から、遺伝子と病原微生物の狩人たちの人間ドラマを背景に描く、臨場感あふれる医学物語である。生と死をめぐる文学作品や映画の名場面が知的好奇心に彩りを添える。
  • チンパンジー ことばのない彼らが語ること

    チンパンジー ことばのない彼らが語ること

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻858円 (税込)
    道具を使い、社会的駆け引きをすることから「賢い」と思われているチンパンジー。しかし、例えば動物園で飼育される場合とは異なり、野生では、賢さ以外のさまざまな姿も見られるようだ。コドモのけんかから小競り合いを始めるメス親もいれば、そんな母親を見て気が大きくなったのか、よせばいいのに、さらに攻撃をしかけるコドモもいる。とても他人事には見えない…。チンパンジーと同じ目の高さで綴られた野生の記録。
  • 長州奇兵隊 勝者のなかの敗者たち

    長州奇兵隊 勝者のなかの敗者たち

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻858円 (税込)
    戊辰戦争に勝利し、明治国家の中核となった長州藩。しかし、その栄光の歴史の陰には、好むと好まざるとにかかわらず戦い、斃れていった多くの犠牲者が存在する。高杉晋作が創設し、勝利の原動力となった奇兵隊も、維新後は解隊命令が下され、内戦で多くの命が失われていった。著者は遺された史料や伝承をたんねんにたどり、懸命に生きた人びとの姿に光をあてる。偉人伝や英雄譚ではない、本物の歴史がここにある。
  • ヒトラー・ユーゲント 青年運動から戦闘組織へ

    ヒトラー・ユーゲント 青年運動から戦闘組織へ

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻836円 (税込)
    ナチ党の黎明期、まだ党員になれない少年少女は「ヒトラー・ユーゲント」として認知された。一方ドイツには、帝政時代から独自の「青年運動」の流れがあった。それを受け継ぐ指導者シーラハのもと、「ユーゲント」には、合法的だが暴力的、というナチらしさが隠蔽されていた。健康的で自律性の高い集団として人気を博していた彼らが、ヒトラーによって戦争に利用され、破滅への道を進まされていく運命を克明に辿る。
  • 巣鴨プリズン 教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録

    巣鴨プリズン 教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録

    敗戦直後、連合国軍によって巣鴨プリズンと名づけられた巣鴨拘置所に、数多くの人々が「戦争犯罪人」として収容された。ここの初代戦犯教誨師となった花山信勝は、彼らと接し、三四名の死刑囚の最期を看とった。東条英機、広田弘毅、そして若いBC級戦犯たちを見送る懊悩の日々の中、彼はこの過酷な任務をいかにとらえ、戦争犯罪をどううけとめて教導活動にあたったのか。回想をもとに心の軌跡を辿り、太平洋戦争について考える。
  • 子ども観の近代 『赤い鳥』と「童心」の理想

    子ども観の近代 『赤い鳥』と「童心」の理想

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻748円 (税込)
    子どもを無垢な存在と見なすロマン主義的な子ども観は、日本では明治末に興り、大正中期の「赤い鳥」を中心にした「童話・童謡」運動で確立した。このイメージは、基本的には現在までも引き継がれているといえる。本書は、巌谷小波にはじまり、鈴木三重吉を経て多くの文壇作家たちが筆を染めた児童文学を素材として、近代特有の子どもに関する新しい「知」が、どのように生まれ、どのように普及していったかを辿る試みである。
  • 松平定信 政治改革に挑んだ老中

    松平定信 政治改革に挑んだ老中

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,034円 (税込)
    貨幣経済を刺激した田沼時代は商業の活性化に貢献したが、農村、都市双方に疲弊を招き、しかも浅間山爆発や大洪水という自然の脅威によりその政策は破綻、各地で百姓一揆や打ちこわしが続出、ついには定信の登場となる。彼は内外に危機を抱える幕府の立直しに腐心、直面する課題を慎重に処理して「名君」を称されたが、気紛れな世間に、いつしか保守政治家の烙印を押されて挫折し権力の場を去る。バブル崩壊の今、定信は甦るか?
  • トルコのもう一つの顔

    トルコのもう一つの顔

    言語学者である著者はトルコ共和国を一九七〇年に訪れて以来、その地の人々と諸言語の魅力にとりつかれ、十数年にわたり一年の半分をトルコでの野外調査に費す日々が続いた。調査中に見舞われた災難に、進んで救いの手をさしのべ、言葉や歌を教えてくれた村人たち。辺境にあって歳月を越えてひそやかに生き続ける「言葉」とその守り手への愛をこめて綴る、とかく情報不足になりがちなトルコという国での得がたい体験の記録である。
  • サハリン棄民

    サハリン棄民

    戦前・戦中、炭坑資源開発のためサハリン(樺太)に渡った労働者の中には強制的・半強制的に募集・連行された韓国・朝鮮人が数万人いた。終戦とともに始まった引き揚げ事業はサハリンにも及んだが、その中に帝国臣民として徴用された朝鮮人は含まれていなかった。彼らはソ連統治下のサハリンに残されたのである。冷戦・南北朝鮮対立という国際環境、そして日本の戦後責任への無自覚に抗し、故郷訪問に至るまでの四十五年の足跡を克明に辿る。
  • 物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで

    物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻946円 (税込)
    ヨーロッパ文明揺籃の地である古代ギリシャの輝きは、神話の世界そのままに、人類史の栄光として今も憧憬の的であり続けている。 一方で現在のギリシャは、経済危機にあえぐバルカンの一小国であり、EUの劣等生だ。 オスマン帝国からの独立後、ギリシャ国民は、偉大すぎる過去に囚われると同時に、列強の思惑に翻弄されてきた。 この“辺境の地”の数奇な歴史を掘り起こすことで、彼の国の今が浮かび上がる。
  • 筋肉はすごい 健康長寿を支えるマイオカイン

    筋肉はすごい 健康長寿を支えるマイオカイン

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,078円 (税込)
    健康意識の高まりとともに筋肉への注目が集まっている。 本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学、栄養学、スポーツ科学の見地から解説する。 そもそも運動がなぜ健康に良いのか?  人はなぜ疲れるのか?  歳を取るとなぜ痩せるのか?  筋肉の謎に迫る。 そして今研究が進む「マイオカイン」を紐解く。筋肉が分泌するこの物質は臓器や脳に作用し、健康を守りがんの発生を抑制する。 筋肉を鍛え、健康長寿を目指そう。
  • 恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか

    恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。 ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか? 本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。 各章監修:後藤和久、小林快次、高桒祐司、相場大佑、冨田武照、田中公教、木村由莉 目 次 はじめに 第1部 大量絶滅事件、勃発 第1章 隕石落下というはじまり―謎多き大事件 第2部 滅びに至る物語 第2章 陸の王者――恐竜類の1億6000万年 第3章 空の主役――翼竜類の1億6000万年 第4章 世界の証人――アンモノイド類が歩んだ3億年 第3部 滅びを超えた物語 第5章 絶滅しなかった海の主――役者は交代するも舞台は続く 第6章 恐竜類の生き残り――絶滅と生存の分水嶺 第7章 私たちへの道―霊長類、現る おわりに もっと詳しく知りたい読者のための参考資料 索引(種目)
  • 続・日本軍兵士―帝国陸海軍の現実

    続・日本軍兵士―帝国陸海軍の現実

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    先の大戦で230万人の軍人・軍属を喪った日本。死者の6割は戦闘ではなく戦病死による。 この大量死の背景には、無理ある軍拡、「正面装備」以外の軽視、下位兵士に犠牲を強いる構造、兵士の生活・衣食住の無視があった。 進まない機械化、パン食をめぐる精神論、先進的と言われた海軍の住環境無視……日中戦争の拡大とともに限界が露呈していく。 本書は帝国陸海軍の歴史を追い、兵士たちの体験を通し日本軍の本質を描く。 【目次】 はじめに 序 章 近代日本の戦死者と戦病死者――日清戦争からアジア・太平洋戦争まで 疾病との戦いだった日清戦争  戦病死者が激減した日露戦争  第一次世界大戦の戦病死者  シベリア干渉戦争の戦没者数  伝染病による死者の激減  軍事衛生の改善・改良と満州事変  退行する軍事衛生――日中戦争の長期化  アジア・太平洋戦争の開戦  陸海軍の戦没者数  日露戦争以前に戻った戦病死者の割合 第1章 明治から満州事変まで――兵士たちの「食」と体格 1 徴兵制の導入――忌避者と現役徴集率 徴兵令の布告  現役徴集率二〇%の実態  徴兵忌避の方法  沖縄の現実、徴兵忌避者の減少  軍医の裁量権――高学歴者への配慮と同情 2 優良な体格と脚気問題――明治・大正期 明治の兵士――身長一六五センチ、体重六〇キロ  脚 気――総人員三割から四割の罹患  兵士たちを魅了した白米 3 「梅干主義」の克服、パン食の採用へ 栄養学の発展――第一次世界大戦後の日本  陸軍の兵食改善  一九二〇年のパン食導入  冷凍食品の導入と大型給糧艦  洋食の普及と充実――満州事変期  壮丁と兵士の体格 4 給養改革の限界――低タンパク質、過剰炭水化物 シベリア干渉戦争の失敗  飯盒炊さん方式による給養  兵食における質の問題  陸軍でのパン食のその後  揺れる海軍のパン食――「皇軍兵食論」の登場 第2章 日中全面戦争下――拡大する兵力動員 1疲労困憊の前線――長距離行軍と睡眠の欠乏 苦闘を強いられる日本軍  萎縮し「奮進」できない兵士たち  多発する戦争栄養失調症  「殆ど老衰病の如く」 2増大する中年兵士、障害を持つ兵士 低水準の動員兵力  軍隊生活未経験者の召集  召集が原因の出生率低下  国民兵役までも  知的障害の兵士  吃音の兵士 野戦衛生長官部による批判  攻撃一辺倒の作戦思想 3統制経済へ――体格の劣化、軍服の粗悪化 総力戦の本格化、国民生活の悪化  軍隊の給養――副食の品種減少、米麦食偏重  劣化する軍服――絨製から綿製へ  向上しない体格、弱兵の増加 4日独伊三国同盟締結と対米じり貧 ドイツの大攻勢による政策転換  資源の米英依存による新たな困難  石油禁輸とジリ貧論――アジア・太平洋戦争の開戦へ  中国戦線にくぎ付けにされ続けた陸軍 第3章 アジア・太平洋戦争末期――飢える前線 1 根こそぎ動員へ 植民地兵、防衛召集、障害者 植民地から日本軍兵士へ――朝鮮・台湾から  防衛召集による大量召集  視覚障害者たちの動員開始  強制動員されるマッサージ師たち 2 伝染病と「詐病」の蔓延 戦争末期の戦没者急増  栄養失調の深刻化  マラリアの多発 「現場」での非現実的予防対策  精神病の「素因」重視  詐病の摘発  詐病の増大  戦力を大きく削ぐ皮膚感染症 3 離島守備隊の惨状 「自給自足の態勢」強化の指示  不十分なままの海軍の給養  兵員の体格劣化、栄養失調による死者  違法な軍法会議と抗争 食糧をめぐる陸海軍の対立 4 かけ声ばかりの本土決戦準備――日米の体格差 野草、貝類、昆虫……  「こんな軍隊で勝てるのだろうか」  兵士たちによる盗み  体格・体力のさらなる低下  アメリカ軍の給養と体格 第4章 人間軽視――日本軍の構造的問題 1機械化の立ち遅れ――軍馬と代用燃料車 「悲惨なともいうべき状態」――国産車の劣悪な性能  代用燃料車の現実  軍機械化の主張とその限界  断ち切れない「馬力」への依存 2劣悪な装備と過重負担――体重40%超の装備と装具 過重負担の装備  戦闘の「現場」、兵士の限界点  一〇〇日間、二〇〇〇キロを超える行軍  中国人から掠奪した布製の靴、草履一六六名の凍死者  粗悪な雨外套 3海軍先進性の幻想――造船技術と居住性軽視 造船技術は先進的だったか  居住性の軽視  一般の兵員に対する差別  「松型駆逐艦」の居住性  「世界に類のない非常対策」高カロリー食の失敗  特殊環境下の乗員の健康  アメリカ海軍 の潜水艦との比較 ドイツ海軍Uボートの徹底検証    4犠牲の不平等――兵士ほど死亡率が高いのか 兵役負担の軽重  大学生の戦没率  召集をめぐる贈収賄  食糧の分配をめぐる不平等  戦死をめぐる不平等  メレヨン島とパラオ本島  長台関での階級間格差  正規将校の戦病死率 おわりに 日中全面戦争下、野放図な軍拡  宇垣一成の陸軍上層部批判  騎兵監・吉田悳の意見書  日本陸軍機械化の限界  追いつかなかった軍備の充実 コラム  ①戦史の編纂――日清戦争からアジア・太平洋戦争まで ②戦場における「歯」の問題再び ③軍人たちの遺骨 ④戦争の呼称を考える――揺れ続ける評価 ⑤軍歴証明と国の責任 あとがき  参考文献  近代日本の戦争 略年表
  • 脳の本質 いかにしてヒトは知性を獲得するか

    脳の本質 いかにしてヒトは知性を獲得するか

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    なぜ細胞の集合体である脳から自我が生まれ、感情が湧くのか。 どうして相手の心がわかるのか。脳はいかに言語を操るのか。 そもそもなぜ生命を維持できるのか。鍵は、脳がする「予測」と予測誤差の修正だ。 本書では、知覚、感情、運動から、言語、記憶、モチベーションと意思決定まで、脳が発達する原理をひもとく。 子どもの学習や障害、意識の構造も一望。 人類に残された謎である、高度な知性を獲得するしくみを解き明かす。 まえがき  第1章 脳の本質に向けて 脳科学の祖ヘルムホルツ  世界が止まって見える理由  幸運な出会いから科学の爆発へ  サイバネティクス  悪魔的天才と呼ばれたフォン・ノイマン  シャノンの情報理論  人間の能動性と心の発達  予測と模倣  シュレーディンガーの仮説 第2章 五感で世界を捉え、世界に働きかける 知覚・運動機能に関する脳研究の夜明け  ホムンクルスの発見 知覚とは何か  脳内の階層的処理によって生まれる知覚  脳はどのように推論するのか  推論の基本――ベイズ推論  脳の推論メカニズムを探る  フリストンの自由エネルギー原理  予測誤差最小化を実証する  運動制御  知覚と運動の循環  注意機能とニューロン反応の同期  視覚と運動を統合するミラーニューロン  まとめ コラム1 感覚統合――異種感覚を統合する 第3章 感情と認知 感情に関する脳研究の夜明け  感情はどのように決定されるのか外環境と内環境  内臓状態の知覚と運動  ホメオスタシスとアロスタシス  アロスタシスの仕組み  内受容予測符号化  内臓感覚皮質の構造と感情  内受容感覚と自閉症  感情の発達  まとめ 第4章 発達する脳 発達・学習研究の夜明け  人間の視覚野の臨界期  ヘブ則からBCM理論へ  赤ちゃんの手腕運動  じーっと見る赤ちゃん 発達の原理  動機づけのメカニズム  滑らかな運動を司る小脳知識を書き換える赤ちゃん  GABAの役割と神経発達症(発達障害)との関係  まとめ コラム2 ヘブの洞察力 第5章 記憶と認知 記憶研究の夜明け  海馬損傷の患者  過去の記憶は海馬にはないのか  エピソード記憶は多感覚である  海馬の役割  二つの発見――エピソードの予測と時系列化  記憶を再構成する  睡眠は記憶の強化と要約を行う  概念細胞の発見  場所細胞の発見  運動予測――ボールを見てバットを振る  身体化による 認知  メンタルシミュレーションの仕組み  まとめ コラム3 海馬の機能――出来事の順序を記憶し、再生する 第6章 高次脳機能――知識、言語、モチベーション モノがわかるとは何か  二つの視覚系経路  動的概念の獲得から言語獲得へ  意図の理解  言語の基礎とブローカ失語  名詞と動詞の理解  目的語の理解  文の意味理解  チョムスキーの生成文法  予測しながら会話する  モチベーション(動機づけ)とは何か  人間行動の基礎理論へ  再び注意と視線移動行動の決定とモチベーション  予測誤差とドーパミン  好奇心はどこから来るのか  まとめ 第7章 意識とは何か 意識の科学  意識の神経相関  意識の芽生え  ホメオスタシス感情と痛み  自己意識――自己主体感・自己所有感・自己存在感  錯覚  後付け的再構成(ポストディクション)  認知や意識の上書き  メタ認知  人工知能と脳科学の接点――対照学習  まとめ 終 章 脳の本質 あとがき 参考文献 索 引
  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 日本の歴史を語るのに果物は欠かせない。なぜ柿は平安時代から生活用品だったのか。徳川家康はなぜ関ヶ原の戦い直前に柿と桃に願をかけたのか。ペリー来航の際、アメリカと対等に渡り合おうと日本が振る舞った料理に添えられた果物とは何か。太平洋戦争中、軍需物資として密かに大量生産されたのはどんなブドウだったか。日本社会・経済発展の知られざる裏側を「果物×歴史」で多種多様に読み解く、「もうひとつの日本史」。
  • 日ソ戦争 帝国日本最後の戦い

    日ソ戦争 帝国日本最後の戦い

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,078円 (税込)
    日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。短期間ながら両軍の参加兵力は200万人を超え、玉音放送後に戦闘が始まる地域もあり、戦後を見据えた戦争だった。これまでソ連の中立条約破棄、非人道的な戦闘など断片的には知られてきたが、本書は新史料を駆使し、米国のソ連への参戦要請から各地での戦闘の実態、終戦までの全貌を描く。
  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    奈良時代から平安時代にかけて編纂された歴史書「六国史」。七二〇年に完成した日本書紀から、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、日本三代実録までを指す。天地の始まりから平安中期の八八七年八月まで、国家の動向を連続して記録した「正史」であり、古代史の根本史料である。本書は、各書を解説しつつ、その真偽や魅力を紹介。また、その後の紛失、改竄、読み継がれ方など、中世から現代に至る歴史をも描く。
  • 物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために

    物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,210円 (税込)
    哲学とは何だろうか――。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。
  • 大東亜共栄圏 帝国日本のアジア支配構想

    大東亜共栄圏 帝国日本のアジア支配構想

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    大東亜共栄圏とは、第2次世界大戦下、日本を盟主とし、アジアの統合をめざす国策だった。それはドイツ・イタリアと連動し世界分割を目論むものでもあった。日本は「自存自衛」を掲げ、石油、鉱業、コメ、棉花などの生産を占領地に割り振り、政官財が連携し、企業を進出させる。だが戦局悪化後、「アジア解放」をスローガンとし、各地域の代表を招く大東亜会議を開催するなど変容し、迷走する。本書は、立案、実行から破綻までの全貌を描く。 目次 序 章 総力戦と帝国日本―貧弱な資源と経済力のなかで 第1章 構想までの道程―アジア・太平洋戦争開戦まで 第2章 大東亜建設審議会―自給圏構想の立案 第3章 自給圏構想の始動―初期軍政から大東亜省設置へ 第4章 大東亜共同宣言と自主独立―戦局悪化の1943年 第5章 共栄圏運営の現実―期待のフィリピン、北支での挫折 第6章 帝国日本の瓦解―自給圏の終焉 終 章 大東亜共栄圏とは何だったか
  • 歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで

    歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,056円 (税込)
    ナチによるユダヤ人虐殺といった史実について、意図的に歴史を書き替える歴史修正主義。フランスでは反ユダヤ主義の表現、ドイツではナチ擁護として広まる。1980年代以降は、ホロコースト否定論が世界各地で噴出。独仏では法規制、英米ではアーヴィング裁判を始め司法で争われ、近年は共産主義の評価をめぐり、東欧諸国で拡大する。本書は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追い、歴史とは何かを問う。
  • 南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで

    南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    中国の南北朝時代とは、五胡十六国後の北魏による華北統一(439年)から隋の中華再統一(589年)までの150年を指す。北方遊牧民による北朝(北魏・東魏・西魏・北斉・北周)と漢人の貴族社会による南朝(宋・斉・梁・陳)の諸王朝が興っては滅んだ。南北間の戦争に加え、六鎮の乱や侯景の乱など反乱が続いた一方、漢人と遊牧民の交流から、後世につながる制度・文化が花開いた。激動の時代を生きた人々を活写する。
  • 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで

    荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
  • 小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義

    小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義

    小説・文芸
    4.4
    1巻990円 (税込)
    読書に正解はないかもしれないが、小説世界を味わうコツは存在する。本書は、19世紀英国の地方都市を舞台としたジョージ・エリオットの傑作長編『ミドルマーチ』を実例に、「小説技法篇」で作家の用いるテクニックを解説。続く「小説読解篇」では、歴史や宗教、科学、芸術などの〈教養〉を深める11の着眼点で、小説の愉しみ方を伝授する。知性と感性を研ぎ澄まし、文学の奥深くに潜むものを読み取るために。
  • フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者

    フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    フランクリン・D・ローズヴェルトはアメリカ史上唯一4選された大統領である。在任中、大恐慌と第二次世界大戦という未曾有の危機に直面した。内政では大胆なニューディール政策を採用、外交ではチャーチルやスターリンと協力してドイツ・日本など枢軸国と戦い、勝利に導いた。ポリオの後遺症による不自由な身体を抱えつつ、いかにして20世紀を代表する指導者となったか。妻エレノアらとの人間模様も交え、生涯を活写する。
  • 戦艦武蔵 忘れられた巨艦の航跡

    戦艦武蔵 忘れられた巨艦の航跡

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻946円 (税込)
    二〇一五年、戦艦武蔵がフィリピン沖海底で発見され、世界の注目を集めた。だが、太平洋戦争中の一九四二年に完成し、四四年のレイテ沖海戦で撃沈された武蔵は、敗戦後、長きにわたり半ば忘れられた存在だった。姉妹艦の大和が一貫して脚光を浴び、戦記や映画、アニメなどで繰り返し描かれたのとは対照的である。両者の差はどこから生まれたのか。建造から沈没までの軌跡を追い、さらには戦後日本の戦争観の変遷をたどる。
  • 日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語

    日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    より美味で、かつ丈夫、収穫量が多く、栽培しやすい品種を――。誰もが夢見る新品種を生むべく、自然と格闘する仕事が育種家だ。りんごの「ふじ」のように歴史に名を刻む有名種や、競争に敗れて頂点から転落した梨の「長十郎」など、品種改良をめぐる歴史は、育種家たちの情熱の結晶である。本書では、じゃがいもや大豆、大根、わさびなど7つの身近な食用植物を取り上げ、その進化と普及にいたるドラマを描き出す。
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    戦後アジアをリードした日本経済。しかし20世紀の終わりから長期停滞に陥っている。一方、中国を筆頭にASEANなどのアジア諸国・地域は躍進し、21世紀は「アジアの世紀」とされる。日本の家電メーカーなどの凋落と、中国はじめアジア企業の急成長に象徴される激変の本質は何か。「グローバル・バリューチェーン」「インテグラル/モジュラー型」といった鍵となる概念をわかりやすく解説し、日本の活路を示す。
  • 戦略的思考とは何か 改版

    戦略的思考とは何か 改版

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,122円 (税込)
    先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか――。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
  • コミュニケーション技術 実用的文章の書き方

    コミュニケーション技術 実用的文章の書き方

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻726円 (税込)
    “英文ドキュメント作成法”で知られる実用英語の第一人者が、今度は学生、ビジネスマンのために、日本語のわかりやすい文章を苦しまないで、早くまとめるコツを具体的に解説する。ワンワード/ワンミーニング、ワンセンテンス/ワンアイディア、ワンパラグラフ/ワントピックのルールを紹介し、そのルールを駆使した例題文を通じて、論文、レポート、説明書、提案書、カタログなどの実用的な文章の上達法を明快・簡潔に解説する。
  • キリスト教と戦争 「愛と平和」を説きつつ戦う論理

    キリスト教と戦争 「愛と平和」を説きつつ戦う論理

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    世界最大の宗教、キリスト教の信者は、なぜ「愛と平和」を祈りつつ「戦争」ができるのか? 殺人や暴力は禁止されているのではなかったか? 本書では、聖書の記述や、アウグスティヌス、ルターなど著名な神学者たちの言葉を紹介しながら、キリスト教徒がどのように武力行使を正当化するのかについて見ていく。平和を祈る宗教と戦争との奇妙な関係は、人間が普遍的に抱える痛切な矛盾を私たちに突きつけるであろう。
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    かつて、宇宙ロケットの打ち上げといえば、国家や国際機関が手がける一大プロジェクトだった。だが、宇宙開発の主役は大学や新興企業に替わりつつある。ロケットの超小型化・量産化が進んだことで、低コスト・高頻度の打ち上げが可能になったからだ。ロケット開発や宇宙探査は現在どこまで進んでいるのか、月や火星まで人を運ぶにはどのような技術が必要なのか、人類は太陽系を飛び出せるか――宇宙の今と未来に迫る。
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

    平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,012円 (税込)
    昭和末期に拡大したバブル経済は、平成の幕開きとともに崩壊した。不良債権問題で多くの金融機関が行き詰まり、一九九七~九八年には北海道拓殖銀行、山一証券などが経営破綻。金融システムは壊滅寸前に至った。その後も混乱は続き、二〇〇八年にはリーマン危機に直面するなど、日本経済は長期停滞にあえぐ。金融当局は当時どう考え、何を見誤ったのか。キーパーソンによる貴重な証言を交え、金融失政の三〇年を検証する。
  • 時間と自己

    時間と自己

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    時間という現象と、私が私自身であるということは、 厳密に一致する。自己や時間を「もの」ではなく「こと」として捉えることによって、西洋的独我論を一気に超えた著者は、時間と個我の同時的誕生をあざやかに跡づけ、さらに、ふつうは健全な均衡のもとに蔽われている時間の根源的諸様態を、狂気の中に見てとる。前夜祭的時間、あとの祭的時間、そして永遠の今に生きる祝祭的時間――「生の源泉としての大いなる死」がここに現前する。
  • 宣教のヨーロッパ 大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

    宣教のヨーロッパ 大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    ルターに端を発する十六世紀ヨーロッパの宗教的動揺は、イエズス会というまったく新しい組織を生んだ。霊操と教育を重視し、異教徒への宣教を実践するイエズス会は、ポルトガル・スペインの植民地開拓と軌を一にして、新大陸やアジアへと進出した。かれらの思想や布教方法はどのようなものだったか。いかなる経済的基盤に支えられていたのか。現地社会に与えた影響や「キリスト教の世界化」のプロセスを詳細に検証する。
  • 日本統治下の朝鮮 統計と実証研究は何を語るか

    日本統治下の朝鮮 統計と実証研究は何を語るか

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻880円 (税込)
    1910年から1945年まで、帝国日本の植民地となった朝鮮。その統治は、政治的には弾圧、経済的には搾取・貧困化という言葉で語られてきた。日本による統治に多くの問題があったことは確かである。だが、それは果たして「収奪」一色だったのか。その後の韓国の発展、北朝鮮の社会主義による国家建設と繋がりはないのか――。本書は、論点を経済に絞り、実証主義に徹し、日本統治時代の朝鮮の実態と変容を描く。
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアに勢力を広げた。本書は史料を通じて、戦国日本とヨーロッパ列強による虚々実々の駆け引きを描きだす。豊臣秀吉はなぜ朝鮮に出兵したのか、徳川家康はなぜ鎖国へ転じたのか、伊達政宗が遣欧使節を送った狙いとは。そして日本が植民地化されなかった理由は――。日本史と世界史の接点に着目し、数々の謎を解明する。
  • 現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断

    現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    米ソ冷戦が終わり、日本は経済大国として平和を謳歌すると思われた。だが、1991年の湾岸戦争で状況は一変する。「非自民」の細川政権を皮切りに連立政権の時代に入った日本を、北朝鮮核危機、テロとの戦い、中国台頭による緊張の高まりといった安全保障問題が揺さぶる。さらに経済危機、歴史認識、沖縄米軍基地、北方領土など、冷戦後の25年は危機の連続だった。16政権の苦闘をたどり、日本外交の課題に迫る。
  • ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,034円 (税込)
    イギリスのEU離脱、反イスラムなど排外主義の広がり、トランプ米大統領誕生……世界で猛威を振るうポピュリズム。「大衆迎合主義」とも訳され、民主主義の脅威と見られがちだ。だが、ラテンアメリカではエリート支配から人民を解放する原動力となり、ヨーロッパでは既成政党に改革を促す効果も指摘される。一方的に断罪すれば済むものではない。西欧から南北アメリカ、日本まで席巻する現状を分析し、その本質に迫る。
  • 物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路

    物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻924円 (税込)
    ビールやチョコレートなどで知られるベルギー。ヨーロッパの十字路に位置したため、古代から多くの戦乱の舞台となり、建国後もドイツやフランスなどの強国に翻弄されてきた。本書は、19世紀の建国時における混乱、植民地獲得、二つの世界大戦、フランス語とオランダ語という公用語をめぐる紛争、そして分裂危機までの道のりを描く。EU本部を首都に抱え、欧州の中心となったベルギーは、欧州の問題の縮図でもある。
  • 近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ

    近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,386円 (税込)
    明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の一つの到達点となる。本書は、官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにする。激動の近代日本のなか、官僚たちの活躍・苦悩と制度の変遷を追うことによって、日本の統治内部を描き出す。
  • 認知症 専門医が語る診断・治療・ケア

    認知症 専門医が語る診断・治療・ケア

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻814円 (税込)
    一度身につけた記憶や能力が失われていく認知症。いまだ根治療法はないが、治療においても介護においても、早期発見と病気の正しい知識の果たす役割は大きい。本書では、認知症のうちアルツハイマー病やレビー小体型認知症など主要な病気の特徴をやさしく解説し、病気ごとの治療とケアのポイントを紹介する。正常な物忘れと認知症の違いはどこにあるのか、若年性認知症固有の問題とは。悩んでしまう前に読んでほしい一冊。
  • カラー版 小惑星探査機はやぶさ 「玉手箱」は開かれた

    カラー版 小惑星探査機はやぶさ 「玉手箱」は開かれた

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,078円 (税込)
    地球の引力圏を離れて宇宙を航行し、他の天体に着陸してサンプルを採取し、地球に帰ってくる-人類初の偉業を成し遂げた「はやぶさ」は、どんな発想で生まれたのか。そして打ち上げから、イトカワへの着陸、空前絶後の救出、満身創痍の帰還、サンプル確認まで、「生きているのが不思議」とまで言われたミッションはどのように行われたのか。誕生から帰還まで、プロジェクトを先導した著者が「はやぶさ」への思いを語る。
  • 処女懐胎 描かれた「奇跡」と「聖家族」

    処女懐胎 描かれた「奇跡」と「聖家族」

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    処女にしてキリストを宿したとされるマリア。処女懐胎はキリスト教の中心に横たわる奇跡であり、夥しい図像を生み出してきた。「無原罪」の「~がない」という否定形の図像化一つとってみても、西洋絵画に与えたインスピレーションは巨大である。また、「養父」ヨセフや、「マリアの母」アンナはどのように描かれてきたのか。キリスト教が培ってきた柔軟な発想と表象を、キリストの「家族」の運命の変転を辿りつつ描き出す。
  • 首相支配―日本政治の変貌

    首相支配―日本政治の変貌

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    細川連立政権崩壊から一〇年以上が過ぎ、日本政治は再び自民党の長期政権の様相を呈している。しかしその内実は、かつての派閥による「支配」とは全く異なる。目の前にあるのは、一九九〇年代半ばから進んだ選挙制度改革、政治資金規正法強化、行政改革などによって強大な権力を手にした首相による「支配」なのだ。一九九四年以降の改革のプロセスを丹念に追い、浮かび上がった新しい日本の「政治体制」をここに提示する。
  • 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ

    日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    独特の官僚内閣制のもと、政治家が大胆な指導力を発揮できず、大統領制の導入さえ主張されてきた戦後日本政治。しかし一九九〇年代以降の一連の改革は、首相に対してアメリカ大統領以上の権能を与えるなど、日本国憲法が意図した議院内閣制に変えた。本書は、国会、内閣、首相、政治家、官僚制、政党など議院内閣制の基盤を通し、その歴史的・国際的比較から、日本という国家の統治システムを明らかにするものである。
  • アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界

    アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    政府による市場の規制を撤廃し、競争を促進することによって経済成長率を高め、豊かで強い国を作るべきだ-「経済学の祖」アダム・スミスの『国富論』は、このようなメッセージをもつと理解されてきた。しかし、スミスは無条件にそう考えたのだろうか。本書はスミスのもうひとつの著作『道徳感情論』に示された人間観と社会観を通して『国富論』を読み直し、社会の秩序と繁栄に関するひとつの思想体系として再構築する。
  • 物語 イタリアの歴史 解体から統一まで

    物語 イタリアの歴史 解体から統一まで

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻946円 (税込)
    皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデーオ、司書カサノーヴァ、作曲家ヴェルディの十人を通して、ローマ帝国の軍隊が武装した西ゴート族の難民に圧倒される四世紀末から、イタリア統一が成就して王国創立宣言が国民議会で採択される十九世紀末までの千五百年の「歴史=物語」を描く。
  • ドイツ 町から町へ

    ドイツ 町から町へ

    小説・文芸
    4.4
    1巻836円 (税込)
    ドイツの町には、おどろくほど個性がある。通りや建物、広場から、民家の屋根や壁の色、窓のつくりにいたるまで、土地ごとに様式があり、みごとな造形美を生み出している。長らく領邦国家が分立していた歴史的背景から、町ごとの自治意識が強く、伝統や風習に誇りを持っている。港町、川沿いの町、森の町、温泉の町――。ドイツ各地をめぐり、見過ごされがちな風物や土地に根ざした人々の息づかいを伝える紀行エッセイ。
  • 月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

    月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡

    小説・文芸
    4.4
    1巻946円 (税込)
    宇宙開発競争をくりひろげた冷戦期の米ソは、それぞれ稀有な才能を擁していた。ソ連には、粛清で強制収容所に送られながら、後に共産党中央委員会を「恫喝」して世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げたコロリョフ。アメリカには、「ナチスのミサイル開発者」と白眼視されながらも、アポロ計画を成功に導いたフォン・ブラウン。遠く離れた地にありながら、同じように少年の日の夢を追い、宇宙をめざした二人の軌跡。
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    流浪の戦国貴族 近衛前久

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    干戈轟く群雄割拠の時代、朝廷最高の官職の家柄に生まれた近衛前久は、抗争渦巻く武家社会に身を投じて、上杉謙信とは盟約を結んで関東に下り、織田信長とはその意を受けて石山本願寺との講和に貢献し、豊臣秀吉とはその関白就任にあたって自分の猶子とし、家康とは叙任、徳川改称について朝廷に斡旋するなど、公家でありながら、武家に伍して天下統一の大事業に挑んだ人物であった。公家社会最高権門の行動に時代の大転換をみる。
  • 身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質

    身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    「目の綺麗な人だな」「あの人は怖そうだから」。 私たちは、人の見た目の違いを美で判断する生き物である。 顔つき、しゃべり方、匂い、肌の色、肥満・痩せ、障害。 本書では人の身体をめぐる美的判断を探究し、いかに美しさ・醜さが歴史的に創られてきたかの軌跡を追う。 そこから人が心に抱くエロス、愛の真価を突きとめる。 違いをうまく扱う知恵を手に入れ、ルッキズムや多様性の限界をこえる。 心に美をまとうための美学入門。 【目 次】 はじめに 違いについての学問  バラバラになる社会  身体を介して他者に出会う  本書の構成 第1章 美学、「私の中の他者」との出会い 下位の認識能力  眼を閉じ、耳をふさぐデカルト  ライプニッツによる認識の分類  識別できるが説明できない  日常は「渾然」「曖昧」だらけ  過去の経験と「傾き」  私の中の他者  より良く/善く感じるための学問  ソマティック・マーカー仮説将来のシナリオの評価  生物学的次元と社会的次元のからまりあい 第2章 感性、このやっかいであなどれないもの 無関心性(没関心性)  関心まみれの出会い  身体の評価=人物の評価?  サイズ、形、動き、色、匂い、服装  口笛でヴィヴァルディ   自分の身体にくつろげない  感性の保守性  鏡としての感性  法律の限界  権利ではなく魅力で  ふくらはぎに見惚れる  感性の逸脱  差別化と他者化  自然化される趣味 第3章 醜による他者化 科学と哲学  ルネサンスの豊満な女神  「人種」の創造  ホッテントット・ヴィーナス  見世物小屋=他者化の装置  プロテスタント的禁欲主義  「健康リスク」と「私らしさ」のあいだ歴史のレンズを通して見ている  醜とは何か 第4章 美による差別化 遅れてやってきた運動  彼らとは違う「私たち」  トニ・モリスン『青い眼がほしい』  醜さのマント  ディックとジェーン「二重のまなざし」に殺されないために  アフリコブラの輝き 象徴としてのアフロヘア  画面を埋め尽くす文字  黒人の美学日本語の「美学」のニュアンス 第5章 逸脱する感性 規範的感性と逸脱的感性  再認=既知への取り込み  知覚=未知の発見  個別性との出会い  知覚は自由に展開していく  対象に降伏(surrender)  慣習にあらがう能動性  見方が市民権を得るまで 山の「醜さ」  つるつるでゆがみのない球  天文学の衝撃無秩序で複雑で無限の世界  崇高さの発見  グランド・ツアー  日誌や手紙のライブ感  正義のプロセス/エロス的プロセス 第6章 エロスから愛への進化 きよしさんの指隠し撮影  「感染」の倫理性  スタイルとは何か  自然にはスタイルはない  表出ではなくパターン  選択なぜこのやり方なのか?  基準のゆらぎをうけとめる  愛への進化  アイデンティティ・ポリティクスを降りる おわりに 参考文献
  • ノーベル賞で語る 現代経済学 巨人たちの生涯と学説

    ノーベル賞で語る 現代経済学 巨人たちの生涯と学説

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 1968年に創設されたノーベル経済学賞。 当初は計量経済学や一般均衡理論の構築など、手法確立への基礎理論への貢献に授与されることが多かった。 70年代には新自由主義を標榜するシカゴ学派が席巻。 その後はゲーム理論や行動経済学、さらには貧困問題や気候変動など幅広い実証分野に授与されるようになった。 サミュエルソンからフリードマン、ナッシュ、スティグリッツ、アセモグルまで、44人で現代経済学の潮流を一望。 □ ■ □ 目次 □ ■ □ 前書き 序章 経済学の神々の黄昏――スミスからケインズまで 第1章 ノーベル経済学賞の誕生――フリッシュ、サミュエルソン 第2章 ミクロ経済学の新展開――ヒックス、アロー、ナッシュ 第3章 マクロ経済学の新展開――ソロー、ルーカス、プレスコット 第4章 計量経済学の説明する力――クライン、ヘックマン、シムズ 第5章 シカゴ学派の反ケインズ革命――フリードマン、スティグラー、ベッカー 第6章 金融経済学の功罪――トービン、マーコヴィッツ、ショールズ 第7章 国際経済学の巨星たち――オリーン、マンデル、クルーグマン 第8章 情報経済学の説明する力――アカロフ、スティグリッツ、ティロール 第9章 市場と組織の経済学のはざま――コース、ウィリアムソン、ハート 第10章 社会経済学が見据える射程――ミュルダール、ハイエク、セン 第11章 歴史と政治の経済学との交差点――ノース、シェリング、ディートン 第12章 市場を設計する経済学――スミス、ヴィックレー、ロス 第13章 行動経済学の下克上――サイモン、カーネマン、セイラー 第14章 21世紀のミクロ経済学――インベンス、デュフロ、ゴールディン 第15章 21世紀のマクロ経済学――ノードハウス、バーナンキ、アセモグル 第16章 ノーベル経済学賞の忘れもの――ハロッド、森嶋通夫
  • 世界の英語 5大陸に広がる多様なEnglishes

    世界の英語 5大陸に広がる多様なEnglishes

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    英語はイギリスやアメリカ、カナダといった母語圏だけでなく、アジア、アフリカ、カリブなど世界各地で公用語となっている。その形は一様ではなく、発音や綴り、語彙、文法が地域ごとに異なる。本書では、世界各地で使用されているさまざまな英語や、その多様性の背景にある歴史について詳細に描く。さらに、グローバル化する世界の中で共通語(リンガ・フランカ)として話されている英語のあるべき今後の姿も記す。 【目次】 まえがき 第1章 複数形の英語――世界に広がる多様な英語変種 第2章 ブリテン諸島――英語の形成と浸透  Ⅰイングランド Ⅱウェールズ Ⅲスコットランド Ⅳアイルランド 第3章 北米――新大陸での定着と拡大  Ⅰアメリカ合衆国 Ⅱカナダ 第4章 オセアニア――南半球へと広がるフロンティア  Ⅰオーストラリア Ⅱニュージーランド 第5章 アジア――多文化を結ぶ第二言語  Ⅰ南アジア Ⅱ東南アジア 第6章 カリブ海地域とアフリカ――クレオールと共通語のダイナミズム  Ⅰカリブ海地域 Ⅱアフリカ 第7章 世界の英語の繋がり――変種を超えた共通性  Ⅰ綴りと発音 Ⅱ語彙 Ⅲ文法 終章 英語の未来――分裂か収斂か?  Ⅰリンガ・フランカとしての英語 ⅡEnglishesかEnglishか? Ⅲどのような英語を学習・教育すべきか? あとがき 文献案内/図版出典/世界英語対照年表/用語解説 人名・作品名・事項索引/語句索引
  • アフリカ―「経済大陸」の行動原理と地政学

    アフリカ―「経済大陸」の行動原理と地政学

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    人口増、鉱物資源など潜在力への注目から、各国が関与を強めるアフリカ。覇権が揺らぐ米国、歴史問題を抱える旧宗主国、進出する中露、地政学的な緊張関係にある中東など、複雑に絡む利害を繙く。アフリカは独立から現在まで、食料難、環境問題、強権化などを抱えつつも、国際情勢の変動にしたたかに対処してきた。その独自の行動原理を読み解く。地域大国エジプトvs.エチオピア、崩壊国家ソマリア、「優等生」ボツワナなどを一望。 第1章 希望と絶望の交錯する経済大陸 1 人口増加と経済市場の拡大 2 人の移動と食料問題 第2章 国家と政治体制の変容をとらえる視座 1 脱植民地化から冷戦崩壊後まで 2 「外向」という分析概念 3 アフリカにおける民主主義体制? 第3章 旧宗主国からの再離脱――サヘル地域、西アフリカをめぐる国際関係 1 「アフリカ+1サミット」開催の動き 2 アフリカへの関与を深める中国 3 サヘル・アフリカとロシア 4 旧宗主国の「撤退」と第二の「脱植民地化」 5 揺らぐアメリカの関与 第4章 「アフリカの角」をめぐる地政学―― 中東諸国と米中の思惑 1 エリトリア独立とソマリア問題 2 中東諸国の関与 3 不安定化するアフリカの角 第5章 南部アフリカの政治変容――「優等生」ボツワナの変化を読み解く 1 南部アフリカの地域的特徴 2 民主主義と権威主義の間で揺れるボツワナ 3 二つの選挙と民主主義 第6章 日本とアフリカ――TICADは何をめざしてきたか 1 トップドナーの地位から「ODA冬の時代」へ 2 平和構築と自衛隊派遣 3 New TICADへの転換
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

    インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    世界で先行していた物価の高騰=インフレーションが、日本でも2022年春から始まった。 それまでの慢性デフレから一転したのはなぜか――。 物価研究の第一人者がその謎を解く。 物価高騰は私たちの生活を圧迫するが、同時に賃上げを達成すれば、市場は価格メカニズムを取り戻し、日本の経済は好循環で回り始める。 どうすれば賃金を上げられるのか?  政策金利は、財政はどうなるのか?  直撃するインフレの実態に迫る。 ■目 次■ 序 章 新たな時代の始まり 第1章 賃金・物価・金利の正常化 1 本章の論点   2 慢性デフレとは何だったのか   3 賃金・物価・金利の変化   コラム:日銀はなぜ2%のインフレを目指すのか   第2章 インフレは日本経済をどう変えるのか 1 本章の論点   2 価格メカニズムの正常化   3 実質為替レートの正常化   4 政府債務の正常化   第3章 インフレと日銀 1 本章の論点   2 インフレは一過性か   3 物価予測のミスを闇に葬った日銀とエコノミストたち   4 「基調的インフレ」とは何か   5 植田日銀の利上げは機会主義的   6 利下げでトランプ関税に備えよ   7 国際的な「同期」が高インフレをもたらす可能性    コラム:日銀の追加利上げは「全く理解できない」   第4章 インフレと賃上げ 1  本章の論点   2 安いニッポンに賃上げと値上げの自粛は必要ない 3 最低賃金の引き上げはなぜ必要なのか   4 実質賃金改善のために労使は何をすべきか   5 「自然」実質賃金という考え方   6 トランプ関税を負担するのはいったい誰なのか    コラム:賃上げを社会に定着させる方法   第5章 インフレと財政 1 本章の論点   2 賃金と物価を上げるための財政支出をためらってはいけない  3 インフレ率2%経済への移行で得られるインフレ税収   4 消費税減税で潤うのは買い手ではなく売り手なのか?    コラム:高市政権の「積極財政」の可能性とリスク   第6章 インフレの変動要因 1 本章の論点   2 令和の米騒動の原因は需要か供給か   3 黒田日銀総裁が語った70万字   4 パンデミックで迷走した物価統計   5 消費者が「見た」価格と「買った」価格はどう違うのか   あとがき   図表出所一覧   初出一覧   参考文献
  • イスラームが動かした中国史 唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで

    イスラームが動かした中国史 唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    中国とイスラーム世界が邂逅した7世紀以降、西方や南方から来華したムスリムは、歴代中国の諸勢力が躍進する原動力となり、各地に豊かな文化を根づかせた。 彼らは、中華文明とどう向き合い、中国社会をどう変えたのか。 本書は、唐宋代の交易からモンゴル帝国の統治、鄭和の大航海、清への反乱、辛亥革命と日中戦争、現代新疆の実相までを一望。 時空を超えた1400年の軌跡を、世界史の視座のもと照らし出す。 【目次】 まえがき 序 章 中国ムスリムの概要 民族別の人口と居住地  三つの主要な集団  ①漢語を話すムスリム回族を中心に  「回族らしさ」とは何か  回族の宗教信仰  移動と定住  ②新疆のテュルク系ムスリムウイグル族を中心に  ③サラール族・東郷族・保安族 第1章 外来ムスリムの往来と定住唐代から元代 1 唐とイスラーム世界の邂逅 2 沿海部における交易活動 3 中央アジアのテュルク化とイスラーム化 4 元朝と色目人  第2章 土着化の進行明代 1 社会的地位の変化  2 混血と入信  4 鄭和の大航海  第3章 苦難と変革清代 1 政策と制度  2 思想の深化  3 諸イスラーム集団の形成  4 ムスリム反乱  5 近代的覚醒と国際関係  第4章 民族意識の形成中華民国期 1 新国家への期待と現実  2 馬家軍西北地域の回民軍閥  3 ナショナリズムの喚起  4 民族と宗教  5 ウイグル・アイデンティティの芽生え  第5章 社会主義時代を生き抜く中華人民共和国期 1 宗教の破壊と再生  2 中国共産党と新疆ムスリム社会  3 国際化する新疆問題  4 政治宣伝と文化変容  終 章 中国ムスリム史が伝えるもの あとがき  参考文献 イスラームが動かした中国史 関連年表
  • ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに

    ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    一八九〇年四月、紀行文作家として来日したラフカディオ・ハーンは、松江中学へ英語教師として赴任し、そこに理想の異郷を見出した。しかし、その後、熊本で近代化の実態に触れて、彼の美しき日本像は崩壊する。本書は、他のお雇い外国人と異なり、帰るべき故郷を持たない彼が、神戸、東京と移り住むうちに、日本批判へ転ずることなく、次第に国家・民族意識を超越し、垣根のない文化の本質を目ざしてゆく様子を描く評伝である。
  • 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する

    読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    あふれる情報の中で時間に追われ、なおかつプレゼン能力が重視される昨今、読むという行為が疎かになっていないだろうか。本来、書き手の意図を正しく汲み取れて、初めて議論や思索は成り立つのに。本書は解釈学、構造主義、ナラトロジーなど、西欧で発展した読む技法を紹介。詩、小説から評論、法律まで多様なテクストを例示し、技法を応用して読み解く。より深い読解力を身につけたい読者のための、実践的な入門書。 はじめに 「読めたつもり」の危うさ 序 章 「読解力の教室」開講の目的と意義 読解力とは何か/さまざまなレベルの暗黙知/暗黙知を自覚する/前提としての文化的コンテクスト/日本語と「論理」/西洋で発展した読む技法/速読・多読は役に立つのか/文学はむしろ実用的 第一講 自己解体としての読書 〈地平の融合〉-- 村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む 「読む」意義はどのように変容してきたか/地平の融合/評論の基本構造/結論を先に押さえる/村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む/文章から骨組みを抜き出す/「喜ばしき学問」とは/まとめと発展 第二講 論理は書き手の意図を探るために 〈法的解釈〉-- 日本国憲法を読む 法解釈の理論はなぜ役立つのか/法令用語ならではの特徴/法令の「及び」「並びに」「かつ」はどう違うのか/法体系の構造化/文理解釈と論理解釈/論理解釈の種類/同性婚に関する法廷の憲法解釈/まとめと発展 第三講 読みの可能性を広げる〈精読・注釈〉--岡倉天心『茶の本』を読む 「馬鹿」は罵倒のことばなのか/注釈をつけながら読む/1 文彩(レトリック)/2 アイロニー/3 引用/4 時代状況/5 土地の刻印/まとめと発展 第四講 同じテーマや同じ書き手を比較する〈テクストの横断〉-- 佐藤春夫「愚者の死」と与謝野鉄幹「誠之助の死」を読む テクスト論の現在/同じテーマをめぐるテクスト1 「愚者の死」/同じテーマをめぐるテクスト2「誠之助の死」/伝記的読解/書き手の意図に辿りつくために/同じ書き手によるテクスト1「レーダーホーゼン」/同じ書き手によるテクスト2「風の歌を聴け」/まとめと発展 第五講 作者や歴史を超える思想〈構造主義〉--芥川龍之介「蜜柑」と梶井基次郎「檸檬」を読む ソシュールの一般言語学/構造主義と文学/小説の構造=筋/共通構造を抽出する/「構造」の意義/色彩の物語としての「蜜柑」/「蜜柑」に秘められた複雑な構造/「檸檬」の文学性/まとめと発展 第六講 語っている/聴いているのは誰?〈ナラトロジー〉--芥川龍之介「藪の中」を読む ナラトロジーとは何か/1 時間/2 叙法/3 態/オースティンの言語行為論/芥川最大の「問題」作/比較断章法 藪の中の論点整理/解消されない齟齬/ナラトロジー 藪の中へ/「藪の中」のリアリズム/傍証としての言語行為論/傍証としての伝記的読解/まとめと発展 第七講 味読のための堂々めぐり〈解釈学的循環〉--神吉拓郎「ブラックバス」を読む 「循環」と呼ばれる理由/なぜ繰り返し読む必要があるのか/深く読むために通る道/神吉拓郎「ブラックバス」を読む/「ブラックバス」のミステリ構造/タイトルの意味/まとめと発展 最終講 声なき声に耳を澄ます--宇野邦一『反歴史論』を読む 難解なテクストに挑戦する/中島敦「文字禍」の注釈/問題を正確に捉える/主張を先取りする/歴史と歴史学/歴史と記憶/闘争の場としての歴史学/歴史と自由/ナポレオンをめぐって/歴史の喜びと苦しみと重さと/まとめと発展 おわり
  • 日本のバス問題 高度成長期の隆盛から経営破綻、再生の時代へ

    日本のバス問題 高度成長期の隆盛から経営破綻、再生の時代へ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載 公共交通の最後の砦・バス。しかし現在、あちこちで減便や路線の廃止、さらには会社の清算が相次いでいる。なぜこのようなことになってしまったのか。本書は日本におけるバスの誕生に始まり、戦後のモータリゼーションとその対抗策として生まれた様々なサービスを解説する。さらに既存バス会社の保護から規制緩和へという流れと、新たに生まれた独創的なバス会社も紹介。日本のバス事業の課題と将来を展望する。 □■□目次□■□ はじめに 第1章 現在のバス業界の問題 1 危機に立つバス事業の現状 2 コロナと2024年問題で運転士不足に 3 全国的にバスが減便 コラム バスの運転免許 第2章 高度経済成長期までのバス事業史 1 バスの誕生 2 戦後のバス事業規制 3 道路運送法の制定 コラム 戦後復興とトロリーバスの普及 コラム バス事業の種類 法律・制度 コラム ボンネットバスからリアエンジンバスへ 第3章 モータリゼーションの進行――昭和40年代 1 モータリゼーションとは 2 公共交通側の問題 3 バス事業の動向 コラム バス事業の種類 実際 コラム バスの乗り方 第4章 オイルショック後のバス事業――昭和50年代 1 昭和50年代の取り組み――バス事業の転換点 2 大都市近郊地域の路線バス 第5章 都市バス路線の1980年と現在の比較 1 市内線未分化――第1段階・横手市/今治市 2 市内線の拡充――第2段階・唐津市 3 市内線の面的な拡大――第3段階・岐阜市 4 大都市におけるネットワーク――第4段階・岡山市 第6章 昭和60年代~平成初期――規制緩和以前 1 都市バス整備の新制度 2 公営バスの民営化 3 コミュニティバス 4 今日的な政策課題――バリアフリー政策 5 環境政策の進展 第7章 新自由主義的交通政策と規制緩和 1 規制緩和の考え方 2 規制制度の変化 3 規制緩和による高速バスの新規参入 4 ツアーバス形態による参入 5 都市路線への新規参入 6 住民主体の路線バス 7 都市内バスの再編とBRT コラム バスの大きさ 第8章 経営破綻と再建 1 産業再生機構による再建 2 企業再生支援機構による再建 3 企業再生支援機構・地域経済活性化支援機構による再建 第9章 これからのバス 1 競争から協調へ 2 MaaSを構成する新技術 3 自動運転バスの開発 4 さまざまな自動運転バス 終章 路線バスは社会的ベーシックサービスである
  • 英作文の技術 “3世界・24文型”で伝える

    英作文の技術 “3世界・24文型”で伝える

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは? □ ■ □ 目次 □ ■ □ はじめに 澤井康佑 オリエンテーション  講義 第1部 名詞と動詞の世界[項の世界] 第1講 1項動詞と2項動詞 第2講 3項動詞 第3講 2つ目の項,3つ目の項の動詞内容への拡がり  講義 第2部 イコールの世界 第4講 be動詞を用いたもの 第5講 一般動詞を用いたもの  講義 第3部 「SV+文内容」の世界 第6講 6つの型 第7講 6つの型の文型,伝達相手の付加,7つ目の型 第8講 その他の型 本書を読んでできるようになった5つのこと 問題演習 あとがき 澤井康佑 あとがき マーク・ピーターセン
  • 帝国陸軍―デモクラシーとの相剋

    帝国陸軍―デモクラシーとの相剋

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    陰湿、粗暴、狂信的……と語られてきた大日本帝国陸軍。 しかし実際には、建軍当初から、国際的視野を持つ開明的な将校などは多く存在していた。一九四五年の解体までの七十余年で、何が変化したのか――。 本書は、日露戦争勝利の栄光、大正デモクラシーと軍縮、激しい派閥抗争、急速な政治化の果ての破滅まで、軍と社会が影響を与え合った軌跡を描く。 陸軍という組織を通し、日本の政軍関係を照らす、もう一つの近現代史。 目次 はしがき 第1章 栄光からの転落 第2章 第一次世界大戦の衝撃 第3章 ポスト大戦型陸軍への挑戦 第4章 「大正陸軍」の隘路 第5章 「昭和陸軍」への変貌 第6章 陸軍派閥抗争 第7章 政治干渉の時代 第8章 日中戦争から対米開戦へ 終 章 歴史と誤り あとがき 主要参考文献 関連年表
  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    琉球処分 「沖縄問題」の原点

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    琉球処分とは、日中の両属国家だった琉球王国を日本が強制併合した政治過程をいう。 1872年の琉球藩設置から「処分官」派遣、79年の警察・軍隊を動員した沖縄県設置、80年に強く抗議する清国との八重山分島交渉までを指す。 国王は東京に送られ、島内では組織的抵抗が日清戦争まで行われる。 本書は、併合の過程とその後を精緻に追い、清国や西洋諸国を巻き込み東アジアの新秩序をも形成した琉球処分の全貌を描く。
  • カラー版 スキマの植物図鑑

    カラー版 スキマの植物図鑑

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。 一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。 タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。 季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。
  • オールコックの江戸 初代英国公使が見た幕末日本

    オールコックの江戸 初代英国公使が見た幕末日本

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    19世紀半ば、江戸―ロンドン間の文書のやりとりに蒸気船で半年近く要した時代、一人の外交官が担う責任は、今日とは比較にならないほど大きかった。 そんな時代、日英関係の仕事は、初代駐日公使ラザフォード・オールコックの手に完全に託されていたといってよい。 本書は、1859年から1862年まで、日本の外交にとって決定的に重要だった3年間の彼の思考と行動を、在外史料を駆使していきいきと描いた幕末物語である。
  • アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年

    アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,364円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 アッシリアは、イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、『旧約聖書』では悪役に描かれる。 だがその実像はバビロニアの先進文明に学び、長きにわたって栄えた個性的な国だ。 紀元前2000年に誕生した小さな都市国家が他国に隷従しつつも、シャルマネセル3世、サルゴン2世らの治世に勢力を拡大、世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解する。 その盛衰を軍事・宗教・交易など多角的に描く。
  • 日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで

    日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,188円 (税込)
    「科学としての政治学」は、どのような道み程をたどったのか――。 本書は、戦後に学会を創り、行動論やマルクス主義の成果を摂取した政治学が、先進国化する日本でいかに変貌してきたのかを描く。 丸山眞男、升味準之輔、京極純一、レヴァイアサン・グループ、佐藤誠三郎、佐々木毅などの業績に光を当て、さらにジェンダー研究、実験政治学といった新たに生まれた潮流も追う。 欧米とは異なる軌跡を照らし、その見取り図を示す。  目 次 まえがき――科学としての政治学の百年 序 章 本書の方法 第1章 民主化を調べる――占領から逆コースまで   1 蠟山政道グループの選挙調査    2 岡義武グループの政治過程分析  第2章 英雄時代――講和独立から高度成長期へ   1 石田雄の圧力団体論    2 升味準之輔の一九五五年体制論    3 京極純一の政治意識分析  第3章 近代政治学の低迷と挑戦者――豊かな社会の到来・・・   1 田口富久治のマルクス主義政治学    2 三宅一郎の投票行動研究  第4章 新しい流れ――一九八〇年代の断絶と連続   1 レヴァイアサン・グループ    2 佐藤誠三郎の自民党研究  第5章 制度の改革――平成の時代へ   1 政治改革の模索    2 新制度論  第6章 細分化の向かう先――二一世紀を迎えて   1 ジェンダー研究    2 実験政治学  終 章 何のための科学 あとがき  参考文献  主要人名索引
  • 言論統制 増補版 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家

    言論統制 増補版 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    『種の起源』で進化論を唱え、科学に革命をもたらしたチャールズ・ダーウィン(1809~82)。後代の思想、社会観にも影響を与え続けてきた。だが、大発見は進化論にとどまらない。人類の起源、感情の由来、性淘汰、動物の心理、新種の化石の発掘、サンゴ礁の形成、家畜・作物の品種改良、花と昆虫の関係――。本書は、ダーウィンの劇的な生涯を辿り、進化論の本質、彼の偉業を紐解く。旧来のイメージを刷新する。
  • グリーン戦争―気候変動の国際政治

    グリーン戦争―気候変動の国際政治

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    人類共通の課題、気候変動。各国はこれを解決すべく、温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ2015年にパリ協定に合意した。しかし17年、トランプ米大統領が協定脱退を宣言。中国やインドなど新興国が条件闘争をはじめ、国際協調が動揺している。本書は米国、欧州、新興国の利害が錯綜する政治力学を、産業、貿易、金融、エネルギーの観点から解き明かす。激しい国家間対立の終結を目指して、世界、日本が進むべき道とは。
  • ペリー来航 日本・琉球をゆるがした412日間

    ペリー来航 日本・琉球をゆるがした412日間

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 1853年5月、アメリカの東インド艦隊が那覇沖に、7月には浦賀沖に現れ、琉球王国と日本は開国と動乱の時代を迎える。「黒船」見物、琉球調査隊による発砲事件、乗組員の無断上陸、電信機実験など、そのとき多くの人びとが初めて西洋人と西洋文明に遭遇した。翌年の条約締結までの間、何が起こっていたのか。条約交渉過程を追いつつ、黒船絵巻や瓦版、日記などを博捜し、庶民が経験した事件としてのペリー来航を描く。
  • 中国農村の現在 「14億分の10億」のリアル

    中国農村の現在 「14億分の10億」のリアル

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    経済発展めざましい中国。だが、農村部は置き去りにされていないか。出稼ぎの「農民工」は虐げられ、「留守児童」は劣悪な環境に置かれていないか。1990年代末から中国各地の農村でフィールドワークを重ねてきた著者が実態に迫る。家族の発展を何より重視する精神、末端幹部たちの奮闘、裏金が飛び交う村の選挙、習近平政権が進める都市化の本当の意味とは。現場で農民と酒を酌み交わし、初めて見えてくる実像。
  • 冷戦史(上) 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで

    冷戦史

    ビジネス・実用
    4.3
    1~2巻968~990円 (税込)
    1945年頃から1990年頃にかけて、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営が対立した「冷戦」。その影響は21世紀の今日にも色濃く残っている。本書は米ソ超大国やヨーロッパの対立のみならず日本を含む東アジアの展開にも力点を置いた通史である。上巻では、1945年に第二次世界大戦が終わり、大国の協調が崩壊して冷戦が始まる経緯から、朝鮮戦争、脱植民地化の進展、さらに62年のキューバ・ミサイル危機までを描く。
  • 江戸城―本丸御殿と幕府政治

    江戸城―本丸御殿と幕府政治

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    松之廊下にはどのような役割があったのか? 老中の登城から退出までを追ってみると?「奥」の側用人が「表」の老中より権力をふるえたしくみとは? 大名統制において殿中儀礼が持った意味とは? 大奥女中にはどのような仕事があったのか? 江戸城における政務は、本丸御殿の構造と密接に関係している。部屋の配置とその役割を詳しく紹介し、「表」「奥」「大奥」それぞれで展開した幕府政治のしくみを読み解く
  • 日蓮 「闘う仏教者」の実像

    日蓮 「闘う仏教者」の実像

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻924円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 地震や疫病、蒙古襲来など、激動の鎌倉時代を生きた日蓮。天台宗ほか諸宗を学び、三二歳で日蓮宗を開いて法華経の信仰を説いた。鎌倉を本拠に辻説法で他宗を攻撃して圧迫を受け、建白書『立正安国論』の筆禍で伊豆に、のちには佐渡に配流された。死をも恐れぬ「闘う仏教者」のイメージがある一方、民衆の苦しみに寄り添う姿も垣間見られる日蓮。自筆の書簡、数多くの著作をはじめ、史料を博捜して、その思想と人物像に迫る。
  • 本居宣長 文学と思想の巨人

    本居宣長 文学と思想の巨人

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻924円 (税込)
    漢意を排斥して大和魂を追究し、「物のあはれを知る」説を唱えたことで知られる、江戸中期の国学者・本居宣長。伊勢松坂に生まれ、京都で医学を修めた後、賀茂真淵と運命的な出会いを果たす。以来、学問研究に身を捧げ、三十有余年の歳月を費やし『古事記伝』を著した。この国学の大成者とは何者だったのか。七十年におよぶ生涯を丹念にたどりつつ、文学と思想の両分野に屹立する宣長学の全体像を描き出す。
  • シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像

    シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻946円 (税込)
    第2次世界大戦の結果、ドイツや日本など400万人以上の将兵、数十万人の民間人が、ソ連領内や北朝鮮などのソ連管理地域に抑留され、「賠償」を名目に労働を強制された。いわゆるシベリア抑留である。これはスターリン独裁下、主に政治犯を扱った矯正労働収容所がモデルの非人道的システムであり、多くの悲劇を生む。本書はその起源から、ドイツ軍捕虜、そして日本人が被った10年に及ぶ抑留の実態を詳述、その全貌を描く。アジア・太平洋賞特別賞受賞。
  • カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ

    近代絵画史 増補版

    ビジネス・実用
    4.3
    1~2巻1,100~1,122円 (税込)
    絵画における近代は、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の「革命」をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で近代絵画は理解される必要がある。本書は、十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派まで。名著をカラーで刷新。
  • カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

    カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。
  • 国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊

    国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    1949年に誕生した国鉄は、復旧途上の設備で旅客・貨物輸送を一手に担い、戦後の高度成長を支え、新幹線もつくった。「鉄道は国家なり」であった。だが交通手段の多様化でシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字が雪だるま式に増え、労使関係も悪化、ついに1987年に分割民営化された。今、人口減、IT化、コロナ禍を受け、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶか、JR九州初代社長が明かす。
  • 物語 スコットランドの歴史 イギリスのなかにある「誇り高き国」

    物語 スコットランドの歴史 イギリスのなかにある「誇り高き国」

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    イングランド、ウェールズ、北アイルランドとともに「イギリス」を構成するスコットランド。一七〇七年の合同法でイングランドと統合しグレートブリテン王国となったが、近年は独立を模索するなど、独自の歴史とナショナル・アイデンティティをもつ。ケルト文化、デイヴィッド・ヒュームやアダム・スミスに代表される啓蒙思想、「地酒」ウイスキー、ゴルフ、伝統衣装タータン・キルトなど多様なスコットランドを活写する。
  • 国造―大和政権と地方豪族

    国造―大和政権と地方豪族

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻946円 (税込)
    古墳時代から飛鳥時代にかけて地方行政のトップにあったのが、有力豪族が任命された国造である。だが、その実態は謎も多い。本書は、稲荷山鉄剣銘に刻まれた「ヲワケ」の名や、筑紫の磐井など国造と関連する豪族、記紀の記述を紹介しながら、国造制とは、いつ施行されたどのような制度で、誰が任命され、いつ廃止されたのかまでを描き出す。さらに奈良時代以降に残った国造がどのような存在であったのかなどを解説する。
  • 資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く

    資本主義の方程式 経済停滞と格差拡大の謎を解く

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    順調に成長を続けた日米欧経済はなぜ長期停滞や格差拡大に陥ったのか。従来の経済学ではうまく説明できない。本書ではお金や富の保有願望=「資産選好」に注目し、経済が豊かになるにつれて人々の興味が消費から蓄財に向かい、経済構造が大きく変貌した経緯を解明。高度成長期を支えた従来型の金融緩和や構造改革、減税やバラマキ、教育方針が、今では無意味か逆効果であることを明らかにし、低成長時代の経済政策を提言する。
  • 古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで

    古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。気鋭の中国史家が文献史料と出土資料をフル活用し、服装・食卓・住居から宴会・性愛・育児まで、古代中国の一日24時間を再現する。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ……。驚きに満ちながら、現代の我々ともどこか通じる古代人の姿を知れば、歴史がもっと愉しくなる。
  • サラ金の歴史 消費者金融と日本社会

    サラ金の歴史 消費者金融と日本社会

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    個人への少額の融資を行ってきたサラ金や消費者金融は、多くのテレビCMや屋外看板で広く知られる。戦前の素人高利貸から質屋、団地金融などを経て変化した業界は、経済成長や金融技術の革新で躍進した。だが、バブル崩壊後、多重債務者や苛烈な取り立てによる社会問題化に追い詰められていく。本書は、この一世紀に及ぶ軌跡を追う。家計やジェンダーなど多様な視点から、知られざる日本経済史を描く意欲作。
  • 民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代

    民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    現代の日本で、暴動を目撃する機会はまずないだろう。では、かつてはどうだったのか。本書は、新政反対一揆、秩父事件、日比谷焼き打ち事件、関東大震災時の朝鮮人虐殺という四つの出来事を軸として、日本近代の一面を描く。権力の横暴に対する必死の抵抗か、それとも鬱屈を他者へぶつけた暴挙なのか。単純には捉えられない民衆暴力を通し、近代化以降の日本の軌跡とともに国家の権力や統治のあり方を照らし出す。
  • アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

    アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻968円 (税込)
    アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束もない。他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然視される。両党は法によって優遇されてもいる。本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を中心に語られてきたアメリカ政治の本質を描く。
  • 信長と将軍義昭 連携から追放、包囲網へ

    信長と将軍義昭 連携から追放、包囲網へ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    各地を流浪した足利義昭は、一五六八年、織田信長に奉じられて上洛し、宿願の将軍職に就いた。長らく傀儡にすぎないとされてきた義昭だが、近年では将軍として行使した政治力が注目されている。京都から追放された後でさえ、信長に対抗できる実力を保持していた、とする説もある。上洛後の信長と義昭は果たしてどのような関係にあったのか。強烈な個性を放った二人が、連携から確執、対立へと至る過程を詳述する。
  • 中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係

    中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    世界各国と軋轢を起こす中国。その特異な言動は、中華思想、米国に代わる世界覇権への野心などでは説明できない。なぜ21世紀に入り、中国は海洋問題で強硬姿勢に出たのか、経済構想「一帯一路」を始めたのか――。本書は、毛沢東・鄧小平から習近平までの指導者の動向、民族特有の家族観、社会の秩序意識、政経分離のキメラ体制など国内の潮流から、中国共産党を中心とした対外行動のルールを明らかにする。
  • 感染症 増補版 広がり方と防ぎ方

    感染症 増補版 広がり方と防ぎ方

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    グローバル化による人やモノの大移動によって、病原体が世界的に拡散するリスクは劇的に高まった。本書では、伝染病対策の歴史、病原体の種類や性質、伝播経路と遮断法など、感染症の脅威に正しく対処するための基礎知識を伝える。コレラから新型インフルエンザまで、多様な感染症をわかりやすく解説したロングセラーに、新型コロナウイルスの特徴や予防法を考察した新章「新型ウイルスが広がりにくい社会」を加えた増補版。
  • シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

    シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻946円 (税込)
    1917年11月に勃発したロシア革命。共産主義勢力の拡大に対して翌年8月、反革命軍救出を名目に、日本は極東ロシアへ派兵、シベリア中部のバイカル湖畔まで占領する。だがロシア人の傀儡政権は機能せず、パルチザンや赤軍に敗退を重ねる。日本人虐殺事件の代償を求め、北サハリンを占領するなど、単独で出兵を続行するが……。本書は、増派と撤兵に揺れる内政、酷寒の地での7年間にわたる戦争の全貌を描く。
  • 真珠の世界史 富と野望の五千年

    真珠の世界史 富と野望の五千年

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    古来、真珠は高価な宝石で、貴重な交易品だった。『魏志倭人伝』は邪馬台国の大量の真珠について記し、マルコ・ポーロやコロンブスは日本の真珠に憧れた。新大陸で新たな産地が発見されると、一大ブームが巻き起こる。そして二十世紀初め、価格を吊り上げていたカルティエやティファニーに衝撃を与えたのが、日本の養殖真珠だった。こうして真珠王国日本が誕生する。本書は誰も書かなかった交易品としての真珠史である。
  • 月はすごい 資源・開発・移住

    月はすごい 資源・開発・移住

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    一番身近な天体、月。約38万㎞上空を回る地球唯一の衛星だ。アポロ計画から約半世紀を経て、中国やインド、民間ベンチャーも参入し、開発競争が過熱している。本書では、大きさや成り立ちといった基礎、探査で新たに確認された地下空間などの新発見を解説。人類は月に住めるか、水や鉱物資源は採掘できるか、エネルギーや食糧をどう確保するかなども詳述する。最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が月面へと誘う。

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