作品一覧 2023/12/01更新 ウイルスとは何か 生物か無生物か、進化から捉える本当の姿 試し読み フォロー 系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史 試し読み フォロー ご先祖さまは弱かった!激ヨワ人類史 試し読み フォロー 進化38億年の偶然と必然: 生命の多様性はどのようにして生まれたか 試し読み フォロー 進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 長谷川政美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史 長谷川政美 ヒトから始まる系統樹を辿る。生命の歴史を、平易な言葉で解説した本。【進化と生命の長い旅】である。系統樹はどのように繋がっていっているのか、一見するとわかりにくいが一つ一つ丁寧に説明してある。特に系統樹マンダラの図と写真が素晴らしい。系統樹は収斂進化と切っても切り離せないが、その部分の解説もわかりやす...続きを読むくてとても良い。残念ながら現在では重版予定がない書籍だが、一読の価値あり。まるで自分の祖先を辿っていくような、なんとも言えない面白さと生命のしくみの奥深さ。狙って生まれるものではない偶然の繰り返しで命が繋がってきたのだと思うと、今こうしてヒトとして生きていることも奇跡的だ。今まで読んだ本の中でも群を抜いて素晴らしかった。 (追記)電子書籍で再販されました。おすすめなので是非どうぞ。 Posted by ブクログ 系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史 長谷川政美 ヒトの祖先を巡って、現代から過去へ進化の系譜を遡る。ヒトとニホンザル、ヒトとクジラ、ヒトとカエル、果てはヒトとシャクナゲの共通祖先まで。 これは良い。動物の分類に詳しく、まさにこういう本が読みたかった。 『系統樹マンダラ』という響きにまず惹かれる。ただ、見開きのため真ん中がノドでつぶれてしまっている...続きを読むのが玉に瑕。 Posted by ブクログ 系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史 長谷川政美 良本。 意外とないのが系統樹付きの図鑑。それも、90年代以降分子系統学に基づく分類学上の大きな変化がいくつかあり、僕が図鑑を読んでいた20年前とは様変わりした最新の分類が反映されている。 本書は2014年出版ながら、気付いた中では2013年の情報まで盛り込まれていた。 また、ブックデザインも非常に丁...続きを読む寧で見やすい構成。紙質、色、系統樹、写真、字体や文字間隔、余白まで、軽快に読み進められるよう工夫されている。 そして最後のあとがきにも簡潔で明快な見解が示されている。それは、我々のいう地球環境を守るということは人類の子孫にとって良い環境を残そう、ということである。ここまで本書を読み進めればこそ、それが単なる利己的な発想ではなく、いかに多種多様な生命環境が必要か、現実に即した責任ある認識であるかということがわかってくる。 Posted by ブクログ ウイルスとは何か 生物か無生物か、進化から捉える本当の姿 長谷川政美 「生物か無生物か、進化から捉える本当の姿」という副題にあるように、進化生物学の視点からウイルスを解き明かしている。 ウイルスの配列が生物のゲノムに入り込んでるとは知らなかった。 ヒトに感染症をもたらすものというウイルスの印象が少し変わった。 COVID-19もそうだが、コウモリ由来の感染症が多い理...続きを読む由の説明が面白かった。 Posted by ブクログ ウイルスとは何か 生物か無生物か、進化から捉える本当の姿 長谷川政美 ウイルスと聞くと、人間にとって危険な存在で排除すべきものという先入観があるが、人間を含む生物にとって、持ちつ持たれつ共生しあう関係。 しかし、人間の居住地や田畑の拡大、グローバル化によって、その地で共生し合っていたウイルスが突然、人間に牙を向く存在になる、科学者の警鐘を聞いた。 Posted by ブクログ 長谷川政美のレビューをもっと見る