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1945年頃から1990年頃にかけて、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営が対立した「冷戦」。その影響は21世紀の今日にも色濃く残っている。本書は米ソ超大国やヨーロッパの対立のみならず日本を含む東アジアの展開にも力点を置いた通史である。上巻では、1945年に第二次世界大戦が終わり、大国の協調が崩壊して冷戦が始まる経緯から、朝鮮戦争、脱植民地化の進展、さらに62年のキューバ・ミサイル危機までを描く。
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Posted by ブクログ 2024年02月17日
核拡散が精力的に行われて実際に核戦争が起こる寸前のキューバ危機まで。今より核の使用がカジュアルに発想されてて恐ろしい。キューバ危機が避けられたのは単に人類が運が良かったからだという。
Posted by ブクログ 2024年01月22日
アメリカとソ連を中心としながら、第二次世界大戦後の各地域の動向が俯瞰的に理解出来る。キューバ危機と言われても、今までピンときていなかったが、背景がよく分かった。 世界史を勉強している学生向けにも適している内容だと思う。
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