作品一覧 2023/09/29更新 1918⇌20XX 歴史は繰り返す【WOP】 試し読み フォロー フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 佐藤千登勢の作品をすべて見る
ユーザーレビュー フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 佐藤千登勢 第二次世界大戦中の偉大な大統領、フランクリン・ローズヴェルトの生涯を描いた良書。 経済危機や戦争といった非常時、有効な意思決定がどのようになされたのかを知ることができるのは興味深い。 「専門家に議論を戦わせ最後に判断する」といった点や、路辺談話のように国民に分かりやすく説明しコミュニケーションを...続きを読むとる、といったことは、「決断の本質」や橋下徹さんの「決断力」「実行力」などにもその様式が現れており、良きリーダーとなるために身につけるべき必須の方法であるともいえる。 その他、妻との微妙な夫婦関係や、人権よりも政策を優先させれるといった、政治史には出てこない面も記述されており、歴史の一ページを知るといった目的で読んでも有用な知見が得られるように思う。 Posted by ブクログ フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 佐藤千登勢 【彼の指導力を支えたのは、言葉の力であり、高いコミュニケーション能力で自分の考えを国民に伝え、信頼を勝ち取った】(文中より引用) アメリカ史上最長となる12年にわたって大統領職を務めたフランクリン・ローズヴェルト。大恐慌や世界大戦といった未曾有の危機を、彼は指導者としてどのように乗り越えていったの...続きを読むか......。著者は、筑波大学で教授を務める佐藤千登勢。 コンパクトにローズヴェルトの半生を知ることができるとともに、彼のどこが後世的にも評価されているかが把握できる良書。機を熟すのを待つことができただけでなく、その機をコミュニケーション能力によって手繰り寄せることに長けていたんだなと感じました。 最近は「ルーズベルト」ではなくて「ローズヴェルト」が主流なんだろうか☆5つ Posted by ブクログ フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 佐藤千登勢 アメリカ史上唯一4選され、第二次世界大戦を戦ったということで有名なのに、意外とこの人物のことは知らなかった。 1640年代からニューヨークに住んだオランダ系のローズヴェルト家の家系から、過保護な母、叔父への憧れ、ハーヴァードでの学生生活、エレノアとの馴れ初め、政界入り、ポリオ、ニューヨーク州知事、ニ...続きを読むューディール、第二次世界大戦など、FDRの生涯がわかりやすくまとまっている。 日米交渉に関しては、米国を大戦に引っ張るために日本を挑発したというイメージを持っていたが、この本によるとそれは意図的なものではなかったようだ。日系人の強制収容にも積極的ではなく、エレノアは強く反対していた。 FDRは経済政策等に関しての批判は多いが、国民に対する指導力など、今までもこれからも米国大統領のモデルとなり続けるであろうと結ばれている。 Posted by ブクログ フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 佐藤千登勢 ローズヴェルトの生涯をコンパクトにまとめて読みやすい本ではある。しかし、彼の残した業績は問題が大きすぎて、その後の世界とアメリカの在り方に大きな禍根を残すことになっている。この点について全く触れていないのはどうしたことであろうか? Posted by ブクログ フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 佐藤千登勢 歴史に「たら」「れば」はないが、もしフランクリン・ローズヴェルトが第二次世界大戦後まで生きていたら。原爆投下はなかったか?どうだろう。 Posted by ブクログ 佐藤千登勢のレビューをもっと見る