アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

902円 (税込)

4pt

4.4

戦後アジアをリードした日本経済。しかし20世紀の終わりから長期停滞に陥っている。一方、中国を筆頭にASEANなどのアジア諸国・地域は躍進し、21世紀は「アジアの世紀」とされる。日本の家電メーカーなどの凋落と、中国はじめアジア企業の急成長に象徴される激変の本質は何か。「グローバル・バリューチェーン」「インテグラル/モジュラー型」といった鍵となる概念をわかりやすく解説し、日本の活路を示す。

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アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    製造業はこれから? 製造業に関わる機会があり、今までは大量生産を東南アジアで行うことで単価を下げてた事を知る。これからはそれは通用しないようになってきてるのを感じ、東南アジアの経済がどうなってゆくのか知りたくてこの本を選んだ。過去の日本からこれから東南アジアとどのような関係を築く必要があるのか?学べ

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。渦中にいる間は、わからず、何年もたって歴史になって腑に落ちるってことがあるんだなと感じました。

    「まえがき」
    アジアの発展とは、地域を広範にまたぐ国際的な生産分業体制、グローバルバリューチェーンと説く。
    ものづくりが大きく変化し、日本企業がアジアの企業に追い越され始めたことが象徴で

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

     日本がいつのまにか、気が付いたら経済の一線から転げ落ちようとしているところにあって、反対にずっと長い間にわたって日本が指導してきたといえる東アジアと東南アジアの国々が実力を発揮するようになった。本書はその経緯を丁寧に整理し、そしてさらにこれからの日本の立ち位置を考えさせる思考の書である。
     197

    0
    2020年01月13日

    Posted by ブクログ

    21世紀のアジア経済の発展と、その足掛かりとなった、20世紀におけるアジア経済の発展における日本の役割を説明した本、といえると思います。

    それらを理解するうえでカギとなるのは、バリューチェーンの変化(国際分業への変化)、工業製品の製造過程におけるインテグラル型からモジュラー型(モジュール型)への変

    0
    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    アジアの中では部品車など一部の先端品でしか差別化要素がなくなり、サプライチェーンの一部として埋没していく日本。

    0
    2020年06月08日

    Posted by ブクログ

    雁行形態論
      中国共産党によるアジア=中国の市場切り離し
      日本の一極体制下のアジア経済秩序へ
     輸入→国産代替え→生産量拡大→輸出 ⇒より高度なもので同様逆V字サイクル

    キャッチアップ型工業化
     後発性の利益 開発プロセス経ずに早く効率的に導入
     
    FDI 海外直接投資
     1985年プラザ合

    0
    2020年04月12日

    Posted by ブクログ

    日本の高度成長に始まるアジア経済の成長とそのなかでの日本の後退を概説したもの。楽観論でも悲観論でもない叙述が説得的。インフォーマル経済を貧困と成長との両面から分析した章も、面白かった。高度成長期の日本にも、このような世界が広がっていたのだろう。

    0
    2020年02月17日

    Posted by ブクログ

    20c及び21cにおけるアジア経済の構造が整理されており、勉強になった。暗黙知の可能性について触れている点が新鮮だった。

    0
    2020年01月03日

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