作品一覧

  • 日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで
    4.4
    1巻1,188円 (税込)
    「科学としての政治学」は、どのような道み程をたどったのか――。 本書は、戦後に学会を創り、行動論やマルクス主義の成果を摂取した政治学が、先進国化する日本でいかに変貌してきたのかを描く。 丸山眞男、升味準之輔、京極純一、レヴァイアサン・グループ、佐藤誠三郎、佐々木毅などの業績に光を当て、さらにジェンダー研究、実験政治学といった新たに生まれた潮流も追う。 欧米とは異なる軌跡を照らし、その見取り図を示す。  目 次 まえがき――科学としての政治学の百年 序 章 本書の方法 第1章 民主化を調べる――占領から逆コースまで   1 蠟山政道グループの選挙調査    2 岡義武グループの政治過程分析  第2章 英雄時代――講和独立から高度成長期へ   1 石田雄の圧力団体論    2 升味準之輔の一九五五年体制論    3 京極純一の政治意識分析  第3章 近代政治学の低迷と挑戦者――豊かな社会の到来・・・   1 田口富久治のマルクス主義政治学    2 三宅一郎の投票行動研究  第4章 新しい流れ――一九八〇年代の断絶と連続   1 レヴァイアサン・グループ    2 佐藤誠三郎の自民党研究  第5章 制度の改革――平成の時代へ   1 政治改革の模索    2 新制度論  第6章 細分化の向かう先――二一世紀を迎えて   1 ジェンダー研究    2 実験政治学  終 章 何のための科学 あとがき  参考文献  主要人名索引
  • 進撃のドンキ 知られざる巨大企業の深淵なる経営
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    ただの「面白ディスカウントストア」ではない。異端児ドン・キホーテの「ド真面目」な経営に、日経ビジネス記者が迫る――。 成熟しきったかに見える小売業界で、 「この手があったか!」と思わせる。 そこに戦略の醍醐味がある。 ◆一橋ビジネススクール特任教授 楠木建氏 推薦! すべての謎を今、解き明かそう。 ◎現場が好き勝手やっているのに、しっかりと利益が上がるのはなぜか? ◎カリスマ創業者・安田隆夫氏が退いてから、成長がさらに加速したのはなぜか? ◎出店反対運動に放火、前社長の逮捕……数々の"事件"を乗り越えられたのはなぜか? ―― 権限委譲によって仕事はワーク(労働)ではなく、ゲーム(競争)になる! 気づけば売上高2兆円の巨大企業。今や「セブン、イオン、ドンキ」と称され、総合小売3強の一角をなす。怒涛の34期連続増収増益を支えるのは、小売業界の王道「チェーンストア理論」に反旗を翻す、逆張り戦略。「ポップ洪水」に「圧縮陳列」。アルバイト店員に商品の仕入れから値付け、陳列まで"丸投げ"して、ドキドキ・ワクワクにあふれた「売り場」ならぬ、「買い場」をつくる。目指すは、理念の力で永続する『ビジョナリー・カンパニー』だ。
  • ゴリせん(1)~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~
    無料あり
    4.6
    1~7巻0~792円 (税込)
    Twitterの人気者、古今東西あらゆる「物語」のフラグを折り倒すゴリラ顔の体育教師「ゴリせん」が単行本化! Twitter投稿作から、さらに加筆&増ページ! 知っている人も初めての人もどうぞご一読あれ!
  • ビジネスYouTubeで売れ!(知識ゼロから動画をつくって販促・集客・売上アップさせる最強のビジネス法則)
    5.0
    YouTube動画を公開して売上UP!! 大企業も中小企業も個人経営者も、 ユーチューバーの何倍も稼げる!! 超ビギナーがYouTube動画を作って集客するノウハウを完全公開!! ウェブ営業がわからない人のための史上最高の動画集客術。 「会社でいきなりウェブ担当にされた! 」 「ネットビジネスがわからない」 「デジタルマーケティングってなに?」 「予算をかけないで販促・集客したい! 」 …そんな人のためのビジネスYouTube入門書です。 2020年は新型コロナウィルス感染拡大で世界が激動した一方、5G運用スタートなどもあり、 動画マーケティング元年ともいわれ、YouTubeの利用が大幅に伸びました。 また、ビジネス業界ではリモート方式によるオンライン化が加速し、 ウェブを使った営業スタイルは2021年からいっそうニーズが高まるようになりました。 ですが、いまだにYouTubeのビジネス活用といえば、「ユーチューバーのような面白おかしい動画を公開して 再生回数を上げる」ことだと思っている方も多いようです。 もちろん「ビジネスYouTube」は、ユーチューバーとは全く異なるアプローチが必要となるもので、 面白い動画を作る才能などなくても、コツさえつかめば確実に集客、販促で結果を生み出せるものが作れるようになります。 本書はYouTubeをビジネス活用する発想がまったくなかった十年以上前の黎明期からYouTube運用を始め、 圧倒的な再生回数やチャンネル登録者数を上げて実績を生み出してきた著者による、 どうやってビジネスYouTubeを回していけばいいのかわからない人のために、 そのノウハウを基本からマーケティング、さらには心理学的側面から教えていく、画期的なビジネスYouTube入門です。 アナログ時代の営業スタイルに慣れすぎていてウェブ営業がわからないという人や、 YouTubeのビジネス活用がいまいちピンとこないという人のための福音書というべき一冊です。 酒井大輔(さかい・だいすけ): ユーチューブビジネスサポート代表。 YouTube戦略コンサルタント。 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー(人材支援)。 米国NLP協会認定マスタープラクティショナー。
  • ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか
    4.0
    【全編コロナ後、書き下ろし!「ワークマン初のビジネス書」誕生】 作業服専門店がアウトドアショップに転身!? 商品を全く変えず、売り方を変えただけで2倍売れた、 「アパレル史上に残る革命」の舞台裏を渾身ルポ! 消費増税も、新型コロナ禍も、全く揺るがぬ右肩成長。 ワークマンはなぜ、強いのか。その強さは、本物か。 ビジネスモデルのすべてに迫ったノンフィクションの決定版が登場。 ●新業態「ワークマンプラス」は、なぜ生まれたのか? ●「ワークマンを変えた男」とは? ●実は「データ経営」企業だった! ●販促費を全くかけずに売り切る秘策!? ●まだまだある「第2、第3のワークマンプラス」 初出し情報多数。 国内店舗数でもコスパでも「ユニクロ超え」を果たしたワークマン、 大躍進のカラクリを仕掛け人が独占激白!

ユーザーレビュー

  • 進撃のドンキ 知られざる巨大企業の深淵なる経営

    Posted by ブクログ

    ドンキの社風や社内制度をよく描いている。
    ドンキ躍進の理由がよく分かる一冊。

    ドンキの特徴として現場への権限委譲が挙げられる。
    値決めから店内のディスプレイまでを現場担当者が決定する。それはメイトと呼ばれるアルバイトにまで及ぶという。またカルチャーとして、CV(コンビニエンス)+D(ディスカウント)+A(アミューズメント)を掲げている。便利で安いまでは、競合のイオンやコンビニなどと優劣つかないが、楽しませる店内作りで他とは一線を画している。こらは他の店舗型ビジネスにも応用できる要素だと思う。

    会社の創業理念が浸透しているのもいいと思った。創業者は既に退任しており、いまは後継の社長が経営指揮

    0
    2025年04月14日
  • 日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで

    Posted by ブクログ

    敗戦直後から現在に至るまでの日本政治学史。主要な学説や論点が、概説されている。

    印象深いのは、2000年代以降における関心の分散化である。敗戦直後は民主化、1960年代は1955年体制、1980年代は米国実証政治学の導入とそれへの反発、1990年代は政治・行財政改革などの大きな論点があり、これが活発な共同研究や論争につながっていた。これに対して現在では、ジェンダーや実験政治学といったテーマがあるものの、かつてのような大きな流れにはなっていないようである。学説史にとどまらず、政治学や社会科学の今後にも示唆を与える1冊。

    0
    2025年01月20日
  • 日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで

    Posted by ブクログ

    巻末にリストされている参考文献の数がもの凄く多いです。
    これらの参考文献を使って、第二次世界大戦後の日本の政治学がどのように、発展してきたのかを記述しています。
    論文の引用件数を数えて、誰が政治学の中心だったかなどを紹介しています。
    丸山眞男、蠟山政道、松村岐夫などの論文が引用件数が多かったようです。
    政治学のような実験できないと思われていた学問分野でも、実験政治学という一分野が発達してきている、などがわかりました。
    この本の作者は、大学の先生でなくて、国家公務員だそうですが、仕事をしながらこんな凄い本を書くのは、本当に凄いと思いました。

    0
    2025年01月12日
  • ゴリせん(2)~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~

    U11

    無料版購入済み

    ワンパターンですが、楽しく読め

    展開としては、1巻とほぼ同じです。

    が!1巻と同じように楽しく読めました。
    1巻を楽しく読めたなら、アナタも楽しく読めると思います。

    #笑える

    0
    2025年01月05日
  • 進撃のドンキ 知られざる巨大企業の深淵なる経営

    Posted by ブクログ

    ドンキの強みは、一店舗一店舗、独自に商品を仕入れ、値付けもどこに並べるのかも決めてしまう。その決定権は店長にあるのではなく、バイトも含む個々の担当者が決めることができる。

    ドンキには、失敗を許容する考えがあり、失敗を糧に学んでいく文化が浸透している。
    「主権在現」と言って、現場に徹底して権限を委譲する。従業員に任せるのは一部ではなく全部任せる。ヘマや失敗は山ほどあるが、押し付けるのと比べると社員が活き活きと仕事をするようになった。

    創業者の「安田隆夫」さんは、「66歳、一番脂が乗り切った時期だからこそ、勇退を決断した」と語っていました。また、ご自身が起草した企業理念集である『源流』や『御法

    0
    2025年01月04日

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