日ソ戦争 帝国日本最後の戦い

日ソ戦争 帝国日本最後の戦い

1,078円 (税込)

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日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。短期間ながら両軍の参加兵力は200万人を超え、玉音放送後に戦闘が始まる地域もあり、戦後を見据えた戦争だった。これまでソ連の中立条約破棄、非人道的な戦闘など断片的には知られてきたが、本書は新史料を駆使し、米国のソ連への参戦要請から各地での戦闘の実態、終戦までの全貌を描く。

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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い のユーザーレビュー

4.5
Rated 4.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    近現代史に纏わる話題を取上げた一冊に出会うと、「未だ知るべきこと、考えるべきことが多い」という感を抱く場合が在る。本書はそういう場合の典型例ということになるのかもしれない。或る事柄に関して知り、考えるというのを、多分「学ぶ」と呼ぶのだと思う。
    1945年8月から同年9月という長くはない期間だが、多く

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    2024年06月05日

    Posted by ブクログ

    久しぶりにとんでもない良書に出会えた充実感があった。日ソ戦争という、太平洋戦争のサブの文脈として捉えられがちな陰惨な戦争を本気で解読した一冊であると思う。シベリア抑留、満洲残児、ラストエンペラー溥儀というような独り歩きしている単語の裏にある歴史的背景とソ連という国の持つ恐ろしい性格をこれほど素人にも

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    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    本年はちょうど終戦から80年。だからというわけではないが、第28回司馬遼太郎賞を受賞するなど評価が高い本作を読んでみた。本作は表題のとおり、第2次世界大戦末期に行われた「日ソ戦争」について描いた作品である。原爆投下後ソヴィエト聯邦が大日本帝国に対して参戦して、「ポツダム宣言」受諾後も戦争が継続された

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    2025年01月26日

    Posted by ブクログ

    日本とソ連の戦争の概要を述べた本。研究書という堅苦しさがなくすっと読める。起こったことがていねいに紹介されているが、深みは感じられない。
    戦争というものが多くの民間人を犠牲にするものだということははっきりと分かる。

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    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    日本史では終戦記念日は1945年8月15日と習う。今も政府はこの日に戦没者追悼式を開く。だが満州・朝鮮半島・南樺太・千島列島では8月8日から9月上旬までソ連との戦闘が続いていた。停戦命令が出ているのに侵略してくる敵国があり、この自衛に迫られる日本軍、そして巻き込まれどころが甚大な被害を受けた民間人。

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    2024年11月06日

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