作品一覧

  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで
    4.0
    1巻902円 (税込)
    ペリー来航などの「西洋の衝撃」を受け、1855年に創設された幕府海軍。長崎海軍伝習、勝海舟らによる咸臨丸の太平洋横断航海、幕長戦争などを経て近代海軍として成長してゆく。鳥羽・伏見の戦いにより徳川政権は瓦解し、五稜郭で抵抗を続けた榎本武揚らも敗れて歴史的役割を終えるが、人材や構想などの遺産は明治海軍へと引き継がれた。歴史研究者・現役海上自衛官の二つの顔を持つ筆者が、歴史と軍事の両面から描く。
  • 近世語研究のパースペクティブ
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近世語研究は、日本語学研究に、日本文学研究に、何をもたらすのか。研究者ごとにさまざま異なろうとする、近世の言語文化の「像」。それらをすりあわせるべく、「新鮮で見晴らしのよい」眺望を提示する。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

ユーザーレビュー

  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。日本海軍の成り立ち、海軍から観た幕末といった別の名前で出しても遜色ないほど多岐にわたりかつテーマは外していない。最近、題名と中身が違う本ばっかりだったから本当に良かった。

    0
    2025年07月21日
  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幕府海軍がテーマという事で物珍しさに購入。明治海軍の土台として幕府海軍が大きな役割を果たした事を理解した。日本海防の近代化に大きく寄与した幕府海軍の知名度が低い事は残念である。
    ぜひ一度本書を手に取ってほしい。

    0
    2025年02月10日
  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで

    Posted by ブクログ

    修士課程の先輩に当たる著者、前著がおそらく博士論文ベースの学術書で、本書は新書で個人的なエピソードや感想、推測なんかも含まれているので読み物として面白いし、幕府海軍のことはあまり知らなかったので学びも大きかった。
    気になった話がいろいろあって。アメリカへ咸臨丸が渡って修理を受けた時、マクドゥーガル中佐が修理箇所の一つ一つを勝に説明して了解を得ており、それに勝が貴官が適切と考えるなら貴官の判断でと言ったときに「指揮官たる者、平素から索の一本、板の一枚に至るまで自分の艦を把握していなければ、嵐に遭ったときなどに艦を守れない。だから私はどんなに小さなことでも貴官に説明し、了解を求めているのだ」と回答

    0
    2025年02月16日
  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで

    Posted by ブクログ

    現役の防大准教授 (2等海佐) による幕府海軍成立以前から成立、そして崩壊に到るまでの研究。
    単に歴史を時系列で追うだけでなく、海軍とは何かにはじまり、幕府海軍が遺したもの、そして今日の海軍 (海上自衛隊) の役割までがまとめられている。
    幕府海軍については、戊辰戦争等の戦記的なものは目にする機会があるが、その成立、組織、装備等についてコンパクトにまとめられたものは少ない気がするので、面白く読めた。

    0
    2025年01月14日
  • 幕府海軍 ペリー来航から五稜郭まで

    Posted by ブクログ

    幕末を扱った時代劇だと負けてばかりの残念な幕府海軍。でもゼロから近代海軍創設を目指して苦闘した歴史として読み直すと敬服してしまう。

    0
    2023年06月04日

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