ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー

ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー

ビジネス・実用
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ナチス・ドイツ国防軍の脱走兵は、捕らえられて死刑判決を受けた者だけでも3万人以上と、英米に比べて際だって多い。その多くは戦闘中の逃亡ではない。民族殲滅に加担したくないという、生命をかけた抵抗であった。戦後、生き延びた脱走兵たちは久しく卑怯者と罵られ、存在までも否定されつづけるが、ついに軍法会議の不当な実態を暴き、名誉回復をなし遂げる。最後の脱走兵の生涯を通じて、人間の勇気と尊厳を見つめる。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
  • タイトルID
    :
    877040
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年11月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

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ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦の経験から、ナチスにとって「脱走」は非常に重い罪で、国家を拒否するどころか民族共同体絶対と見るナチスの倫理に背く最悪の行為と見なされていた。戦後、また脱走兵の死後も名誉回復などで論争がおき、戦争によって人生を台無しにされる。

    0
    2021年05月20日

    Posted by ブクログ

    3万人以上が処刑されたというナチスドイツの脱走兵。戦後も長くその名誉は回復されないままであった。好意的に語られることの多いドイツの過去の精算、最後のタブーを追った作品。

    第一次世界大戦の経験からヒトラー、ナチスドイツは脱走兵に対して厳しい処罰、死刑で望んできた。軍の司法の幹部は戦後も一定の地位を維持し、名誉回復に反対する。

    共に戦場を離脱し亡くなった盟友のため、名誉回復を果たして96歳で逝去した一人の脱走兵の長い戦後を中心に、戦後ドイツの最後のタブーを追った良著。

    0
    2021年01月11日

    Posted by ブクログ

    脱走兵がいかに戦後、悲惨な立場に置かれ続けたか。そしてそれを脱走兵当事者と、人文社会科学の研究者の協同により克服していったか。そのプロセスにおける歴史研究の役割の大きさに衝撃を受けた。

    0
    2020年10月30日

    Posted by ブクログ

    日本もそうであるが、戦中に受けた被害の回復にも、現代の政治情勢が大きく影響するものだとよく理解できた。被害者の実態から目を背けた、党利党略が先行する様からは、浅ましいものを感じる。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    ナチス支配への抵抗者を顕彰する戦後ドイツだが、「国防軍からの脱走」という形で抵抗した人々はその栄誉にあずかることはできず、21世紀になるまで臆病者、卑怯者として罵られ、貧困に喘ぐ人生を強いられた。その名誉を回復する戦いの記録。
    ナチス政権下で軍司法を担った人々が戦後どのような役割を果たしたのかも注目。

    0
    2021年04月03日

    Posted by ブクログ

    国のために命をかけて戦った人からすれば脱走者は許せないだろう。
    しかし脱走者も人としての権利は当然あるが長年人として扱われなかった歴史があるというのは知っておくべきだ。

    0
    2022年05月18日

    Posted by ブクログ

    ナチスドイツに対して抵抗した、一般市民出身の脱走兵の戦中戦後を取り上げている。
    脱走兵バウマン氏の苦労、苦難の人生については、復権及び保証は当然と思われる。
    しかし、ナチスドイツの体制に批判的な考えを持ちつつも、目の前の戦争において、殺人行為を遂行しなければならなかった国防軍兵士たちからすると、脱走兵は当時のドイツ国民としての義務を果たさなかった裏切り者だという意見も理解できる。
    問題は、脱走や戦時反逆などの消極的抵抗に対して、国防軍司法官がほとんど死刑をもって処罰したことであり、それにも関わらず、戦後、司法官たちがが、ナチスドイツから中立的であった軍司法というイメージを作り上げ、最高裁、政府、大学などで批判されることもなく、栄達したということだと思われた。

    また、2009年のについては、ナチス不当判決破棄法の再改正法が成立した背景には、最新のドイツ戦後史研究からの支援があったことも、日本の状況とは大きく異なると思われた。
    著者も以下のとおり述べている。
    「復権活動を可能にした研究による支援という形式についてである。筆者は、戦後史
    とりわけナチス支配の過去の清算にかかわるドイツの政治が反ナチ運動の研究成果と密接な関係にあり、その研究の成果を受容して文化政策・歴史政策(具体的には歴史教育・政治教育)がつくられてきたと理解している。これを言い換えると、それだけ人文系諸学が今なお現実政治においても重要な存在となっているということだ。それを支えるのは「知」を尊重する歴史的伝統と風土だろう。」

    0
    2022年02月23日

ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー
  • タイトルID
    :
    877040
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年11月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    12MB

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