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Posted by ブクログ 2018年07月09日
【狭間での紆余曲折】アウンサンスーチー女史や軍制といった政治的文脈のみならず,近年は投資先としても注目を集めるミャンマー(ビルマ)。近現代を中心としてその奥深き歴史に迫る作品です。著者は,上智大学外国語学部で教授を務める根本敬。
新書の中ではかなり分厚い部類に入ると思うのですが,それ故に比較的に深...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月20日
東南アジアに位置する他民族・多言語・他宗教の国家であるビルマ(ミャンマー)について、近現代史を中心にその歴史を解説。
結構な分量であるが、2013年時点までのビルマ(ミャンマー)の歴史のエッセンスがよくまとまっており、2021年2月に発生した国軍のクーデターの歴史的背景を知る上でも勉強になった。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月24日
イギリス植民地とされる直前から現代までのミャンマー通史をわかりやすく記述した本。権力争いの耐えないビルマの歴史からは、人間のあり方を考えさせられる。
ミャンマー旅行に行く前に、現地について理解を深めるために読んだ。そのおかげで、NLDの存在や、ヤンゴン大学、各所でみかけるアウンサンスーチーのカレン...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月01日
著者は国民国家としての枠組みでの歴史記述に疑問を感じながらも、ビルマという地域を特に近現代史を中心に記述。そうしないと、ビルマという地域の枠組みでは記述できないからであろう。特に近代国家は、西欧の概念により、切り貼りされた枠組みであり、むしろ日本のような国の有り様の方がレアケース。
それにしてもアウ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月01日
まず本書では、「ミャンマー」と「ビルマ」の違いについて説明をする。少々長くなるが、引用すると
「この国のビルマ語名称は1948年の独立時からずっと「ミャンマー」である。一方、英語の名称の方は「バーマ(Burma)」が公式に使われ、国際社会でもその名前で知られてきた。日本でも「ビルマ」という呼称が...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月31日
主にビルマの近現代史を紹介する一冊。
近代以前の歴史も触れているが、
量は少なく記載も丁寧でないためわかりにくい。
しかしイギリス植民地化付近の近代史以降は
内容が非常に丁寧になり、
ビルマ人の複雑なナショナリズムと、
独立に向けての詳細な活動、
独立以降の国政の難しさを鮮やかに描く。
日本との関わ...続きを読む
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