近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで

近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで

924円 (税込)

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1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、幕末の開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みをたどる。近年の研究をふまえた最新の通史。

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近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    江戸時代後期から太平洋戦争終結までの、日本外交の通史。著者が事実の網羅よりも論点紹介に紙幅を割いていることから、読みやすい一冊となっている。

    学びになった点を端的に挙げるならば、外交において官民の合意形成は困難であるということだ。特にポーツマス会議やパリ講和会議、ワシントン会議の結果に対して、外交

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    世の中の様々な事柄に関しては、「〇〇の分野」という程度に分類することが出来る。逆にそういう「〇〇の分野」という程度の分類を適宜行いながら、広範な事項を理解しようとするものということになるのかもしれない。
    「外交の分野」というようなモノも間違いなく在るのだと思う。本書はその「外交の分野」の辿った経過、

    0
    2022年11月29日

    Posted by ブクログ

     本書は、副題のとおり幕末から太平洋戦争に至る日本外交の歩みをたどった通史である。開国をし国際関係の真っただ中に投げ込まれた日本において外交は重要であった。条約改正交渉、日清・日露戦争、対朝鮮や対中国の問題、ワシントン・ロンドン軍縮会議、満州事変以降のアジア・太平洋戦争と、これくらいは簡単に思いつく

    0
    2024年12月22日

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