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Posted by ブクログ 2023年04月25日
中村医師へのインタビューの記録だが、澤地久枝がその素顔に肉薄していて夢中になって読んだ。中村氏が医師から何故水路工事に転身したかだけでなく、硬く口を閉ざしていた家族のこと、自分の出自や思想形成のこと、果ては体重まで聞かれて、医師も「これほどのことは警察の調書でもないだろう」と苦笑するほどだ。ドキュメ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月04日
中村哲(1946~2019年)氏は、九州大医学部を卒業後、1984年にパキスタンのペシャワールに赴任し、ハンセン病の治療やアフガニスタン難民の診療に従事、その後、長年、戦乱と旱魃に苦しむアフガニスタンで、井戸・水路建設などの復興事業を行ってきた医師。NGO「ペシャワール会」現地代表。2003年にマグ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月25日
岩波現代文庫
中村哲 「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」
インタビュー形式で アフガニスタンの現実や自身のことを語った本。
アフガニスタンのエピソードだけでなく、幼少期や家族の思い出や死、影響を受けた本や宗教などのインタビュー。自伝に近い
自衛隊のアフガニスタン派遣について、対...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月14日
書名に惹かれて、思わず手に取った。
亡くなったニュースだけ聞いて“日本のお医者さんが異国の地で大変な仕事をなさった”と漠然と思っていたが、異国の地も、大変さも、何ひとつ自分はわかっていないことを知った。
これを読み、私に今すぐ何かをしろと先生は別におっしゃらないだろうけど、人類だの国際協力だの環境問...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月11日
僕は中村哲さんを極めて尊敬している。彼の成したこと、成そうとしたこと、成し得なかったこと。その全てに、私たちが体得すべきものがある。
本書は、哲さんの実際の活動というより彼の個人史、どういう人間なのかというのがよくわかる稀有な書籍だ。そしてご自身おっしゃるように案外保守的で、必ずしも自分と考え方が近...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月28日
素晴らしい人なのだと思うけれど、澤地さんのインタビューがおもしろくないのか、編集がおもしろくないのか、全体としておもしろくなかった。すみません。でも素晴らしい人だと思う。
○ともかく3度のご飯が食べられること。それと、家族が仲良く故郷で一緒に生活できること。この二つをかなえてやれば、いろんな問題の...続きを読む
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