作品一覧 2024/02/23更新 エラスムス 闘う人文主義者 試し読み フォロー カラー版 名画を見る眼 試し読み フォロー 近代絵画史 増補版 試し読み フォロー 近代絵画史 増補版 試し読み フォロー 近代美術の巨匠たち 試し読み フォロー 《受胎告知》絵画でみるマリア信仰 試し読み フォロー 西欧絵画の近代 : ロマン主義から世紀末まで 試し読み フォロー 日本絵画の近代 : 江戸から昭和まで 試し読み フォロー 日本近代の美意識 試し読み フォロー 日本近代美術史論 試し読み フォロー バロックの光と闇 試し読み フォロー 美の思索家たち 試し読み フォロー ヨーロッパ近代芸術論 ――「知性の美学」から「感性の詩学」へ 試し読み フォロー ルネッサンスの光と闇 試し読み フォロー 1~14件目 / 14件<<<1・・・・・・・・・>>> 高階秀爾の作品をすべて見る
ユーザーレビュー カラー版 名画を見る眼 印象派からピカソまでⅡ 高階秀爾 第I巻の15作品は、1434年のヤン・ファン・アイクの作品から1863年のエドゥアール・マネまでの約400年を駆け抜けてきたのに対し、第II巻の14作品は、印象派のモネから始まって造形主義や抽象画に大きく移り変わっていく、わずか100年足らずの絵画の変遷を追っています。 現代人の多くにとって魅力的で...続きを読む絵画として「完成」しているように感じる印象主義が、絵画としてどのような限界を抱えているのか、そして画家たちがそこからどう脱却して(あるいはそれを極めて)いったのかが分かりやすく解説されています。以前、国立西洋美術館で開催されていた「キュビズム展」と扱われている時代が同じで、おさらいする気分で読むことができました。 まるで小説を読んでいるような、筆者の豊かな表現力はこの第II巻でも健在です。 ―モネの「パラソルをさす女」は、印象派の技法による人物表現のいわばぎりぎりの限界であった。色彩分割をさらにおし進めていけば、モネの人物は光の波に溺れて溶解してしまうであろう。 Posted by ブクログ カラー版 名画を見る眼 油彩画誕生からマネまで Ⅰ 高階秀爾 「西洋美術史入門」の本というにはあまりにも高度で深い解説。取り上げられている15点の絵画は有名なものばかりですが、絵画の技法のみならず、神話、歴史、哲学、宗教や音楽に至るまで様々な視点から論じられていて、まさに「絵画とは全人間的な精神活動(あとがきより)」と感じさせられます。絵について論じる著者のこ...続きを読むとばの選び方と表現力には舌を巻いて感嘆するばかりでした。絵画の知識を得るだけでなく、文学作品のように読みごたえもある1冊です。 ―「オランピア」には、今にも崩れ去ろうとする壮麗な建築を最後の一点で辛うじて支えているような緊張感と不安感とがある。 Posted by ブクログ カラー版 名画を見る眼 油彩画誕生からマネまで Ⅰ 高階秀爾 1969年に刊行されたなんて信じられないほど、分かりやすく新鮮。絵画はただ眺めるだけでなく本質について理解すると、何倍も見て楽しくなる。 Posted by ブクログ カラー版 名画を見る眼 印象派からピカソまでⅡ 高階秀爾 モネの「パラソルをさす女」からモンドリアンの「ブロードウェイ・ブギウギ」まで年代順に14の絵の解説です。 この他、関連する絵も一つの作品につき、2,3点全てカラーで印刷されています。 これを新書(の値段)で見ることができるのはお得感たっぷりでした。 私は、やっぱりモネの絵がいちばん好きでした。 Posted by ブクログ カラー版 名画を見る眼 印象派からピカソまでⅡ 高階秀爾 第Ⅱ作はモネの「パラソルをさす女」からモンドリアンの「ブロードウェイ・ブギウギ」まで。驚いちゃうのはこの間が60年しかないこと。この短期間で印象派から抽象絵画まで遷移している。抽象絵画といえども突然変異で生まれてきたわけでは無いことがよく分かる。 Posted by ブクログ 高階秀爾のレビューをもっと見る