《受胎告知》絵画でみるマリア信仰

《受胎告知》絵画でみるマリア信仰

880円 (税込)

4pt

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【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】聖母マリアが身籠ったことを知らされる一瞬の出来事を描いた《受胎告知》は、近現代に至るまで1500年以上ものあいだ、多くの画家たちが手掛けてきた、人々を魅了するテーマだ。時代によって、また画家によっても全く異なり、イエスも描かれていないのに、なぜ人気だったのか――。本書では、カラー48点の作品を、歴史だけでなく図像学的なモチーフやその変遷、さらに、名高い画家たちの名作の秘密や背景も解説。西洋絵画屈指の名場面の魅力を明らかにする。 《構成》【序章】キリスト教と西洋美術の関係 ●文化に溶け込んだマリア信仰 ●実は聖書に具体的な記述はない 【第一章】《受胎告知》とは? ●わずか数分の出来事を一枚の絵に収める ●告白された日は、いろんな都合で「三月二十五日」に…… 【第二章】なぜマリア信仰が盛んだったのか ●ペストが流行したゴシック時代から優しいマリアに ●教会内で飾られる位置は決まっている…… 【第三章】ルネサンスの写実的な表現と細密描写 ●富豪たちが積極的に寄進した理由とは ●ルネサンス時代になって人間らしく描かれた…… 【第四章】マニエリスム――特異な表現様式と宗教戦争 ●カトリックの戦略的な宗教普及 ●さらに神秘性を強調した表現…… 【第五章】バロック――そして近現代における《受胎告知》 ●宗教絵画に日常表現を取り入れる ●描かれなくなった現代でも有名なテーマ……

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《受胎告知》絵画でみるマリア信仰 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年10月22日

    時代や背景によって変わるマリア信仰、そしてそれが如実にあらわれる絵画。
    絵画の解説もキリスト教の簡潔な歴史とその背景も盛り込まれていて、わかりやすかった。

    日本人には馴染みの薄いところではあるけれど、美術館や今後観光でヨーロッパ各地を訪れた際には確実に触れる部分だと思うので、この本で学べてよかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    著者の体の動きに関する記述にはどうにも首を傾げる。胸に手を当てて…いるか? おじぎして…いるか?? 体をひねって…いるか???

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