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Posted by ブクログ 2020年03月02日
【日本にとって、「冷戦の終わり」は二度訪れたと言えよう】(文中より引用)
冷戦後の日本の外交を「首相たちの決断」という軸に依って研究した作品。主体的な外交が求められるようになる中、時の権力者たちはどのように意思決定をしていったのか.......。著者は、『戦後アジア秩序の模索と日本』等で知られる宮...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
冷戦後の日本の外交・安全保障の水位、経緯の概論。
具体的には、海部政権の湾岸危機・湾岸戦争への対処、宮沢政権のPKO解禁〜民主党政権三大における対米関係の緊張、対韓関係の緊張、対中関係の緊張、第二次安倍政権における安保法制、慰安婦問題を『最終且つ不可逆的に解決』した日韓外相合意まで。
どうしても、『...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月06日
本書に綴られた「日本の最近の四半世紀」を読むと、多くの“成果”と“失策”が重ねられたこと、そしてそれらが実に様々な“熟慮”または“思い付き”でもたらされたことに気付かされる…
更に本書を読めば、「日本の最近の四半世紀」の中で、日本と向き合って来た諸外国のキーパーソンの行動や、伝えられたり、行動から滲...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月25日
冷戦終結後から現在までの四半世紀の日本外交を振り返っている。その際、外交と内政の連関、両者の相互作用に着目している。具体的には、①湾岸危機に始まる激動に直面した海部、宮沢政権、②「平和の配当」など冷戦後の息吹に呼応するも、北朝鮮核危機で不安定さを露呈した細川、羽田の非自民連立政権、③日米安保再定義や...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月23日
これまでの与党連立の組み替えがPKO法案や沖縄基地問題といった安全保障問題をめぐって行われてきたことを改めて学び興味深かった。また1992年のG7ミュンヘンサミット政治宣言に以下の記述があることは隔世の感がある。そのほかの興味深い記述は以下のとおり。
「我々は、法と正義の原則に基づき外交政策を遂行す...続きを読む
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