作品一覧

  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」
    4.8
    1巻902円 (税込)
    奈良時代から平安時代にかけて編纂された歴史書「六国史」。七二〇年に完成した日本書紀から、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、日本三代実録までを指す。天地の始まりから平安中期の八八七年八月まで、国家の動向を連続して記録した「正史」であり、古代史の根本史料である。本書は、各書を解説しつつ、その真偽や魅力を紹介。また、その後の紛失、改竄、読み継がれ方など、中世から現代に至る歴史をも描く。
  • 講談社 学習まんが 日本の歴史(1) 列島のあけぼの
    4.5
    1~20巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新にして受験に役立つ! 今こそ「学びたい」「伝えたい」私たちの国の歴史 ◎講談社の学習まんが、ここがすごい! 1 受験には情報量!「受験対応力がすごい!」   〇「カリスマ講師」スタディサプリの伊藤賀一先生、絶賛! 2 最新の研究を反映!「監修者がすごい!」 3  面白いから読みたくなる!「漫画家がすごい!」 講談社 学習まんが 日本の歴史 第1巻(全20巻) 監修者:若狭 徹(明治大学文学部准教授) 漫画家:寺沢 大介 代表作:『ミスター味っ子』『将太の寿司』 <収録内容> 第1話 「列島のあけぼの」 わたしたちの住む日本の歴史は、いつごろ、どのように、はじまったのだろう? 第2話 「道具の進化」 縄文時代、気候が温暖化しはじめる。その変化が人々の生活を変えていく。 第3話 「稲作のはじまり」 縄文時代の晩期に、狩猟採取の生活から農耕中心の社会に変わったのはなぜ? 第4話 「邪馬台国」 弥生時代、多数のクニ(小国)が乱立。倭国大乱とよばれる争乱がおこる。 第5話 「女王・卑弥呼」 邪馬台国に都をおく倭国の女王・卑弥呼は小国連合をどのように治めたのか? 第6話 「ヤマト政権と地方の王」 巨大な古墳が各地でつくられ、ヤマト政権へと国のかたちが整っていく。 <監修者のことば>  近年、地球規模での温暖化や大雨などが国際問題となっています。 第1巻は、人類が日本列島に登場してから、国の形が生まれるまでの3万年間を扱っていますが、 この期間は人々が気候変動に苦しめられ、それに適応してきた歴史でもあります。  氷河期を生き延び(旧石器時代)、温暖な気候がもたらす山海の幸をいただき(縄文時代)、 再びの寒冷化を稲作と集団の結集で乗り越え(弥生時代)、 国々の争いを豪族連合という平和的な方法でまとめていった(古墳時代)、 長い長い歴史ストーリーを楽しんでください。  最近のはげしい気候変動は、人類の未来への警鐘でもあります。 賢くこれを乗り越えていくため、わたしたちは歴史に学ぶ必要があります。 本巻がその手助けになれば、うれしく思います。  また、本巻では、中央だけでなく地方にも目を向けました。 中央と地方の歴史、さらには隣国との付きあいを合わせて紡ぐことで、 わたしたちは豊かな日本の歩みを知ることができるのです。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    Posted by ブクログ

    日本書紀から日本三代実録にいたる古代の歴史書について、その特徴や成立の背景が解説されている。個々の詳細も興味深いが、近代までの伝来過程を追う事で、歴史を継承するという事の意義を考えさせられる内容でもあった。

    0
    2023年06月23日
  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    Posted by ブクログ

    まず日本古代史に興味がある方や足を踏み入れた人は黙って読んどいた方がいい。どうやって研究を進めてくのか、手法がざっくりつかめます。
    高校の授業で日本史取ってれば問題なく理解できる内容だと思います。

    0
    2017年07月07日
  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    Posted by ブクログ

    六国史の内容を要約した本、ではない。六国史が作成された理由や編纂者たち、そしてその時代状況、さらには六国史がいかに受け継がれてきたか、を描いた本である。
    六国史は次の六部を指す:日本書紀、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、そして日本三代実録。日本の正史なのだが、第58代光孝天皇の御世(仁和三年:887年)までしか編纂されていない。
    この本の前2/3は六国史について書かれているが、のこり1/3は六国史が伝えられてきた伝統や歴史について書かれている。前部分もさることながら、この後部分が興味深かった。
    前部分では、「これが正しい歴史である」と編纂時の権力者の意向が当然ながら反映されて

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    2016年03月26日
  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    Posted by ブクログ

    大学で古代のゼミ・演習を受けた人は大概輪読を経験したことがあるであろう「六国史」であるが、本書は「六国史」の編纂過程やそれに関わった役職・人物、組織を細かに説明し、天皇の紀伝としての正史の特質を明らかにしようとしている。

    〈目次〉
    はじめに
    序章:六国史とは何か
    第1章:日本最初の歴史書-『日本書紀』
    1:全三〇巻の構成と記述-神代から四一代持統天皇まで
    2:伝承と記録のあいだ
    3:素材-公文書から外国文献まで
    第2章:天皇の歴史への執着-『続日本紀』『日本後記』
    1:奈良時代史への入り口-『続日本紀』
    2:英主、桓武天皇の苦悩-特異な成立
    3:太上天皇への史臣評-『日本後紀』
    第3章:成熟

    0
    2016年03月10日
  • 講談社 学習まんが 日本の歴史(4) 平安京遷都

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    平安京遷都の目的は南都(奈良)仏教から離れること。その動きの中で、密教を基礎とした最澄の天台宗や空海の真言宗が、平安仏教として開花する。安禄山の乱などで混乱・衰退する唐から学ぶ必要はないとして遣唐使を中止し、日本独自の国風文化が発展していく。

    ◾️時代
    ・平安時代

    ◾️出来事
    ・平安京遷都
    ・蝦夷征討
    ・遣唐使中止

    ◾️人物
    <皇族>
    ・桓武天皇
    ・嵯峨天皇
    ・宇多天皇
    ・醍醐天皇
    <僧>
    ・最澄
    ・空海
    <その他>
    ・坂上田村麻呂
    ・アテルイ
    ・藤原良房・基経・時平
    ・菅原道真

    0
    2024年07月05日

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