作品一覧

  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略
    4.4
    1巻990円 (税込)
    15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアに勢力を広げた。本書は史料を通じて、戦国日本とヨーロッパ列強による虚々実々の駆け引きを描きだす。豊臣秀吉はなぜ朝鮮に出兵したのか、徳川家康はなぜ鎖国へ転じたのか、伊達政宗が遣欧使節を送った狙いとは。そして日本が植民地化されなかった理由は――。日本史と世界史の接点に着目し、数々の謎を解明する。
  • 全集 日本の歴史 第1巻 列島創世記
    4.2
    1~17巻1,320~1,430円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 4万年の歩みを一気に描く新しい列島史。 古代から現代まで全16巻で知る日本の歴史。 一般読者を対象とした古代から現代までの日本通史の企画。混迷の時代の21世紀を生き抜くためのさまざまな知恵を先人に学ぶ。つまり、文字通り「歴史に学」んで、明日を生きる知恵とすることができる歴史全集とする。

ユーザーレビュー

  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    Posted by ブクログ

    戦国日本というどちらかというと内部での闘争に明け暮れた時代という描かれ方をする時代に対して一石を投じるような本だった。5だと盛りすぎなので4.5くらいかなと。
    特に、秀吉の朝鮮出兵の意図を再解釈したところが特に面白かった(だからといって他国へんの侵略を容認するわけではないというのが筆者の主張でもある)。
    また、外交関係を洗うことで家康と政宗の関係性を炙り出したところも興味深い点だった。

    歴史を見る目が変えてくれる良書だと思います。

    0
    2024年03月11日
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    Posted by ブクログ

    一般的な歴史教科書でも書かれ、しかし詳しくは説明されない豊臣秀吉・徳川家康の外交政策の目的やブレ、それが世界史的観点では腑に落ちる説明ができると分かった一冊でした。社会科の話の題材に使わせてもらいます。

    0
    2023年10月30日
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    Posted by ブクログ

    戦国期、ポルトガルとスペインは世界を征服しようとしていた。
    キリスト教伝来はその流れの中での出来事であったが、日本は強かったから征服されなかったというのが本書の主張。
    そこには秀吉や家康の巧みな外交戦術があった。
    歴史の教科書にはさらりとしか書かれない朝鮮出兵やバテレン追放例、禁教令、さらには伊達政宗による支倉常長の欧州派遣を全く別の角度からとらえ直すことができる本。

    0
    2023年06月13日
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    Posted by ブクログ

    勉強する時は、日本史世界史一緒に同じ時系列て学んだ方が、何故それを行ったか論理的に覚えられる。

    戦国時代。日本国内だけで内戦してるばかりじゃ、そりゃないよなぁ。

    0
    2021年10月29日
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    Posted by ブクログ

    目からウロコの本。内向きな「日本史」ではなく、巨視的な観点から日本の位置づけを論じている。

    1494年のスペインとポルトガルによるトルデシリャス条約による「世界領土分割」体制の影響を当時の日本も影響を受け、ポルトガル・スペインから宣教師が来航。これらに対抗し、軍事力を誇示するために秀吉は朝鮮出兵を行なったとある。戦国時代に国内に軍事力を蓄え、秀吉・家康と国家の形を造り上げるなか、世界から「帝国」として認知されるに至り、これが日本の植民地化を防いだと分析。

    それにしても、かつてからこれほど海外とのやり取りが多かったということや日本人奴隷があちらこちらにいたという事実には驚き。丹念に調べ上げた

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    2021年07月12日

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