中公新書の検索結果

  • 日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用

    日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    法隆寺や姫路城はじめ、日本には世界遺産に指定された歴史的建造物が多い。だが、「役割を終えた古い建物」でしかなかったそれらに価値や魅力が「発見」されたのは、実は近代以降のことである。そして、保存や復元、再現にあたっては、その建造物の「正しい」あり方が問われた。歴史上何度も改築された法隆寺、コンクリート構造の大阪城天守閣、東京駅、首里城……。明治時代から現代に至る美の発見のプロセスをたどる。
  • 宗教と過激思想 現代の信仰と社会に何が起きているか

    宗教と過激思想 現代の信仰と社会に何が起きているか

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    近年、危険とみなされる宗教に対して、「異端」にかわり、「過激」という表現がよく使われる。しかし、その内実は知られていない。本書は、イスラム、キリスト教、仏教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、神道などから、過激とされた宗教思想をとりあげ、わかりやすく解説。サイイド・クトゥブ、マルコムX、ジョン・ブラウン、井上日召、メイル・カハネらの思想を分析し、通底する「過激」の本質を明らかにする。
  • 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

    競馬の世界史 サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    中東生まれのアラブ馬を始祖とし、イギリスで誕生したサラブレッド。この純血種は名馬エクリプスの登場で伝説化され、欧米から世界中に広まった。ダービーなど若駒が競い合うクラシックレースが各国で始まって人気を博し、二十世紀以降、凱旋門賞をはじめとするビッグレースが創設された。観衆の胸を躍らせた名勝負の舞台裏では、人と馬のいかなる営みがあったのか。優駿たちが演じた筋書きのないドラマを世界史としてたどる。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    性格とは何か より良く生きるための心理学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    「あの人は性格がいいね」「もっと明るい性格だったらなあ」――私たちがよく話題にする「性格」。最新の心理学はそこに潜む謎を解明しつつある。歳をとると人はどう変わるのか。住む地域はどんな影響をもたらすか。日本人はどんどんネガティブになっているのか。男女は何が同じで何が違うか。「成功」できる性格とは。性格についてよく知ることで居心地よく暮らせる環境を作り、幸福な人生を送るためのヒント。
  • 白人ナショナリズム アメリカを揺るがす「文化的反動」

    白人ナショナリズム アメリカを揺るがす「文化的反動」

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    白人至上主義と自国第一主義が結びついた「白人ナショナリズム」。トランプ政権の誕生以降、注目を集めるオルトライトをはじめ、さまざまな勢力が連なる反動思想だ。反共、反多文化主義、反ポリティカル・コレクトネスといった旧来の保守と共通する性格の一方、軍備拡張や対外関与、グローバル資本主義を否定する。社会の分断が深まるなか、自由主義の盟主アメリカはどこへ行くのか。草の根のリアルな動向を現地から報告。
  • 人類と病 国際政治から見る感染症と健康格差

    人類と病 国際政治から見る感染症と健康格差

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    人類の歴史は病との闘いだ。ペストやコレラの被害を教訓として、天然痘を根絶し、ポリオを抑え込めたのは、20世紀の医療の進歩と国際協力による。しかしマラリアはなお蔓延し、エイズ、エボラ出血熱、新型コロナウイルスなど、新たな感染症が次々と襲いかかる。他方、現代社会では、喫煙や糖分のとりすぎによる生活習慣病も課題だ。医療をめぐる格差も深刻である。国際社会の苦闘をたどり、いかに病と闘うべきかを論じる。
  • 物語 カタルーニャの歴史 増補版 知られざる地中海帝国の興亡

    物語 カタルーニャの歴史 増補版 知られざる地中海帝国の興亡

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    バルセロナを中心にスペイン随一の繁栄を誇るカタルーニャ。かつてイタリアや遠くギリシャまで地中海全域を支配した大帝国だった。建国の父・ギフレ毛むくじゃら伯、黄金時代のジャウマ征服王や、騎士・錬金術師・怪僧らが地中海狭しと活躍する栄光の中世から、長い衰退期と混乱を経ながらも再生への努力を続ける現代へ。20世紀初頭のバルセロナの繁栄、スペイン内戦、21世紀の独立運動までを増補した決定版!
  • 持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」

    持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    後の天智天皇の子として大化改新の年に誕生した少女は、五歳のときに祖父が自害し、心痛の余り母が没するという悲劇を体験する。十三歳で叔父の大海人皇子(後の天武天皇)と結婚。有間皇子の謀反や白村江の戦いの後、二十七歳のとき、古代最大の争乱である壬申の乱を夫と共に起こし、弟・大友皇子に勝利する。その後は中央集権化に邁進し、兄弟継承だった皇位を父子継承に転換させた。古代国家を形作った女帝の実像とは。
  • 物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生

    物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    十世紀に産声をあげたポーランド王国は、十四~十六世紀に隆盛を極めるが、王朝断絶後、衰退に向かう。十八世紀、ロシア・プロイセン・オーストリアによる分割で国家は消滅。第一次大戦後に束の間の独立を勝ち取るも、第二次大戦中にはドイツとソ連に再び国土を蹂躙された。冷戦下の社会主義時代を経て一九八九年に民主化を達成。潜在力を秘めた地域大国は今、どこへ向かうのか。栄光と悲運に彩られた国と民族の歴史。
  • 物語 ナイジェリアの歴史 「アフリカの巨人」の実像

    物語 ナイジェリアの歴史 「アフリカの巨人」の実像

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    アフリカはサハラ砂漠南縁を境に、北のアラブ主義と南のネグロ主義に分けられる。現在この両者にまたがる唯一の国がナイジェリアである。サハラ交易による繁栄、イスラームの流入、奴隷貿易、イギリスの統治などを経て、ナイジェリアは人口・経済ともにアフリカ最大の国となった。20世紀には150万人以上の犠牲者を出したビアフラ戦争を経験し、イスラーム過激派組織ボコ・ハラムを抱える「アフリカの巨人」の歴史を辿る。
  • カラー版 ふしぎな県境 歩ける、またげる、愉しめる

    カラー版 ふしぎな県境 歩ける、またげる、愉しめる

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    地図を詳しく見ていくと、日本各地に複雑怪奇な県境が存在する。ショッピングセンターの売り場を分断している、一つの村が丸ごと他県に囲まれている、盲腸県境が幅1メートル×長さ8キロにわたって細長く続く、実際の県境からだいぶ離れたところに「県境」バス停がある……。こんな県境が、なぜ生まれたのか? 実際に行ってみると何があるのか? 地元の人は不便ではないのか? 県境マニアが全国13ヵ所の県境を検証。
  • 火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」

    火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    江戸の放火犯・盗賊・博徒を取り締まった火付盗賊改。時代小説では颯爽たるイメージだが、江戸庶民の評判は必ずしも芳しくなかった。不透明な捜査手法、苛酷な取調べには幕閣も眉をひそめた。捕物名人と呼ばれて人気を博し、無宿人対策の人足寄場創設に尽力した長谷川平蔵などは例外的であった。当時の随筆や世相風聞録をも博捜し、時の権力者や大盗賊たちとの関わりも絡め、功罪相半ばした火付盗賊改の活動の実態に迫る。
  • 気象予報と防災―予報官の道

    気象予報と防災―予報官の道

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,056円 (税込)
    「数十年に一度」と言われる気象災害が日本のあちこちで起こっている。豪雨や大雪を観測・分析し、的確に警報を出すことで、被害を最小限に止める――気象庁予報官には、天気予報だけでなく、そうした使命も与えられている。「夜明け前が一番忙しい」「梅雨明け宣言をいつ出すのか」など日々の仕事から、「上空の寒気」「冬型の気圧配置」などの注意を要する用語の解説、さらに警報の運用まで、気象予報と予報官のすべてを紹介。
  • リバタリアニズム アメリカを揺るがす自由至上主義

    リバタリアニズム アメリカを揺るがす自由至上主義

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    アメリカ社会、とりわけ若い世代に広がりつつあるリバタリアニズム(自由至上主義)。公権力を極限まで排除し、自由の極大化をめざす立場だ。リベラルのように人工妊娠中絶、同性婚に賛成し、死刑や軍備増強に反対するが、保守のように社会保障費の増額や銃規制に反対するなど、従来の左右対立の枠組みではとらえきれない。著者はトランプ政権誕生後のアメリカ各地を訪れ、実情を報告。未来を支配する思想がここにある。
  • 英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ

    英文法の魅力 日本人の知っておきたい105のコツ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    日本人にはなかなかピンとこない、ネイティヴ・スピーカーの感覚。なぜ仮定法は過去形を使うの? 「あのね」「ノッてる?」「クール・ビズ」を英語でいうと? 英文法についての一〇五の質問・疑問を、「語源」「語彙」「語感」「語法」「語義」「誤解」の六つのカテゴリーに分けて、回答しました。文法の秘密をひもとけば、奥深い英語の文化が見えてくる。こなれた英語、ツウな英語を身につけたい人必見の一冊。
  • ストレスのはなし メカニズムと対処法

    ストレスのはなし メカニズムと対処法

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    ハラスメント、過労、育児、介護、人間関係……現代はストレスに満ちている。誰もが受けるその正体は何か。脳や体は実際にどう反応し、何を引き起こすか。本書は、25年にわたり自衛隊精神科医官を務めた著者が、研究の歴史からうつ病とストレス障害の違いまでわかりやすく解説。自衛官をはじめとする多くの診療経験にもとづき、対策を具体的にアドバイスする。心に悩みを抱える人たちにおくる、ストレス“攻略法”の決定版。
  • フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

    フランス現代思想史 構造主義からデリダ以後へ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,122円 (税込)
    一九六〇年代初め、サルトルの実存主義に代わり、西洋近代を自己批判的に解明する構造主義が世界を席捲した。レヴィ=ストロースをはじめ、ラカン、バルト、アルチュセールの活躍。六八年の五月革命と前後するフーコー、ドゥルーズ=ガタリ、デリダによるポスト構造主義への展開。さらには九〇年代の管理社会論と脱構築の政治化へ。構造主義の成立から巨匠たち亡き後の現在までを一望する、ダイナミックな思想史の試み。
  • 詭弁論理学 改版

    詭弁論理学 改版

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見やぶろう。言い負かし術には強くならなくとも、そこから議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。人食いワニのパラドックスや死刑囚のパラドックスなど、論理パズルの名品を題材に、論理のあそびをじっくり味わおう。それは、詭弁術に立ち向かうための頭の訓練にもなる。ギリシャの哲人からルイス・キャロルまでが登場する、愉快な論理学の本。「鏡と左右」問題の付録つき。
  • 斗南藩―「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起

    斗南藩―「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    二十八万石を誇った会津藩は戊辰戦争に敗れ、明治二年、青森県の下北半島や三戸を中心とする地に転封を命ぜられる。実収七千石の荒野に藩士とその家族一万七千人が流れこんだため、たちまち飢餓に陥り、斃れていった。疫病の流行、住民との軋轢、新政府への不満と反乱……。凄絶な苦難をへて、ある者は教師となって青森県の教育に貢献し、また、近代的な牧場を開いて荒野を沃土に変えた。知られざるもうひとつの明治維新史。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実

    ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    ヤングケアラーとは、家族の介護を行う一八歳未満の子どもを指す。超高齢社会を迎え、介護を担う若い層も増えているが、その影響は彼らの学業や日常生活にも及んでいる。本書はヤングケアラーの現状について、調査データ、当事者の声、海外の事例、現在の取り組みを紹介。周囲に相談できず孤立したり、進路の選択を左右されたりする状況といかに向き合うべきかを考える。人口減少時代の家族のあり方とケアの今後を問う一冊。
  • 定年準備 人生後半戦の助走と実践

    定年準備 人生後半戦の助走と実践

    小説・文芸
    3.8
    1巻902円 (税込)
    シニア向けライフプラン研修でお金・健康・趣味などが重要と説かれる。だがそれだけでは物足りない。長い定年後を充実させるには、やりたいことを見極めて行動に移す準備が必要だ。『定年後』に続く本書は、シニア社員や定年退職者への取材を重ねるなかで著者が新たに見聞した、個別的で多彩な実例を一挙公開。自分らしい第二の人生を踏み出す上で役立つ具体的ヒントを明かす。巻末に「定年準備のための行動六か条」を掲載。
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ

    悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    嘘、皮肉、罵倒、偏見……。面と向かっての会話であれ、ネットでのやりとりであれ、言葉によるコミュニケーションはしばしば暴走し、相手に対して「悪意」の牙を剥く。これらはいじめや差別、クレーマーやセクハラ、政治家の問題発言を生む。一方で、意図していないのに加害者になってしまうこともある。悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。社会心理学・言語心理学の観点から考察。
  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

    すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    スズメバチにうまく擬態しきれないアブ、他種のメスに求愛してしまうテントウムシのオス。一見不合理に見える生き物たちのふるまいは、進化の限界を意味しているのか。それとも、意外な合理性が隠されているのだろうか。1970年代に生物学に革新をもたらした「ハンディキャップ理論」「赤の女王仮説」から、教科書には載っていない最新仮説までたっぷり紹介。わたしたちの直感を裏切る進化の秘密に迫る!
  • 俳句と暮らす

    俳句と暮らす

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    花鳥風月を詠む優雅な趣味の世界――。これが俳句のイメージだろう。だが、日々の小さな発見を折に触れ書き留められるところにこそ、俳句本来の魅力がある。本書では、俳人にして単身赴任中のサラリーマンでもある著者が、「飯を作る」「会社で働く」「妻に会う」「病気で死ぬ」などさまざまな場面を切り取りつつ、俳句とともに暮らす生活を提案。平凡な日常をかけがえのない記憶として残すための俳句入門。
  • 東京消滅―介護破綻と地方移住

    東京消滅―介護破綻と地方移住

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻836円 (税込)
    若者の集まる街、東京。そんなイメージは過去のものになるだろう。2015年から25年にかけて、東京圏では75歳以上の高齢者が約175万人増加する。東京圏には医療・介護施設が不足しており、将来、介護施設を奪いあう事態になりかねない。地方の介護人材がさらに東京圏に集中すれば、「地方消滅」に拍車がかかる。東京発の日本の危機を脱するため、地方への移住を含めた解決策を提言する。鎌田實氏らとの対談も収録。
  • シェイクスピア 人生劇場の達人

    シェイクスピア 人生劇場の達人

    小説・文芸
    3.8
    1巻902円 (税込)
    ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)は、世界でもっとも知られた文学者だろう。『マクベス』や『ハムレット』などの名作は読み継がれ、世界各国で上演され続けている。本書は、彼が生きた動乱の時代を踏まえ、その人生や作風、そして作品の奥底に流れる思想を読み解く。「万の心を持つ」と称された彼の作品は、喜怒哀楽を通して人間を映し出す。そこからは今に通じる人生哲学も汲み取れるはずだ。
  • 四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化

    四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻836円 (税込)
    八八の寺院を巡る四国遍路の姿を決定づけた、ある僧の案内記。貧困、病気、差別に苦しめられた巡礼者たちの記録。評判を呼んだ新聞記者による遍路道中記。バスや鉄道の登場がもたらした遍路道の変革――。本書では、近世以降の史料を博捜し、伝説と史実がないまぜになった四国遍路の実態を再現する。千数百キロの遍路道を歩く巡礼者と、彼らと相対した地域住民。これまで語られてこなかった彼らの実像に光を当てる。
  • 特別支援教育 多様なニーズへの挑戦

    特別支援教育 多様なニーズへの挑戦

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    小中学校の通常学級で六%、全国で六〇万人を超えると思われる「知的障害のない発達障害児」。彼らを含む、すべての障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた取り組みが、教育の場で始まっている。一人ひとりの教育上のニーズを把握し、学習面や生活面の問題を解決するための指導と支援を行う。これが特別支援教育だ。すべての親や教師、そして子どもたち自身が知っておくべきことを収めた現代の新基準の書。
  • 教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

    教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
  • 日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へ

    日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へ

    小説・文芸
    3.8
    1巻968円 (税込)
    江戸後期、大岡越前の裁判小説が人気だったように、日本人は元来、謎解きが大好きだった。だが、ポーの「モルグ街の殺人」にはじまるミステリーが受容され、国産の推理小説が定着するためには長い茨の道が必要だった。黒岩涙香による本邦初のミステリー、探偵小説でデビューした泉鏡花、『新青年』と横溝正史、社会派という新ジャンルを切り開いた松本清張や「日本のクリスティー」仁木悦子まで、オールスターで描く通史。
  • 力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで

    力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    20世紀後半、宇宙開発が進むにつれ、回転運動や姿勢制御に関する力学の理論は長足の進歩を遂げた。この回転運動と中学・高校で学ぶ並進運動(直線運動)を組み合わせると、すべての物体の運動が説明できる。ロボット制御など、日常生活を支える技術にも役立てられている。本書は、「おおすみ」から「はやぶさ」まで、日本のロケットの姿勢制御に関わったエンジニアによる宇宙開発と新しい力学の入門書である。
  • 生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系

    生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    地球上には、わかっているだけで一九〇万種、実際は数千万種もの生物がいると言われる。しかし、その大半は人間と直接の関わりを持たない。しかし私たちは多様なこの生物を守らなければならない。それはなぜなのか――。熾烈な「軍拡競争」が繰り広げられる熱帯雨林や、栄養のない海に繁栄するサンゴ礁。地球まるごとの生態系システムを平易に解説しながら、リンネ、ダーウィン、メンデルの足跡も辿り直す、異色の生命讃歌。
  • 日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像

    日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    1894年の夏、日清両国が朝鮮の「支配」をめぐり開戦に至った日清戦争。朝鮮から満州を舞台に戦われた近代日本初の国家間戦争である。清の講和受諾によっていったん終わりをみるが、割譲された台湾では、なお泥沼の戦闘が続いた。本書は、開戦の経緯など通説に変更を迫りながら、平壌や旅順の戦いなど、各戦闘を詳述。兵士とほぼ同数の軍夫を動員、虐殺が散見され、前近代戦の様相を見せたこの戦争の全貌を描く。
  • iPS細胞 不可能を可能にした細胞

    iPS細胞 不可能を可能にした細胞

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    2007年、京都大学の山中伸弥教授が、ヒトの細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作りだすことに成功した。安全性や倫理上の多くの問題を回避できるiPS細胞は、医療・製薬の研究にめざましい進歩をもたらした。14年には、iPS細胞をヒトに移植する手術が行われ、また、既存の薬が別の疾患にも効くことが判明するなど、臨床研究でも大きな成果を出している。iPS細胞が変える医療の未来に迫る。
  • 日本経済の底力 臥龍が目覚めるとき

    日本経済の底力 臥龍が目覚めるとき

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    東日本大震災後の日本を立て直すにはどうすればよいのか――。この問題を考えるとき、震災前の日本経済が停滞していたことを忘れてはならない。以前に戻るのではなく、復興とセットになった新たな成長が必要なのだ。そのために効果的な取り組みとは何か。本書では、飛躍的成長の核になる、産業集積の考え方から、TPPの本質までをわかりやすく説き明かし、まだ眠っている日本の力を最大限に生かす道を明解に示す。
  • 古語の謎 書き替えられる読みと意味

    古語の謎 書き替えられる読みと意味

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    古語とは何か。「明治維新以前の言葉」ではない。江戸時代には『源氏物語』の言葉が、平安時代には『万葉集』の言葉が古語であったように、今後も書き換えが続いていくのである。江戸中期、初めて「古典をその時代の言葉で読む」方法が確立する。賀茂真淵、本居宣長らによって夥しい古語が読まれ、解釈され、『万葉集』や『古事記』は庶民に近くなる。その過程で生まれた仮説や誤りの謎を解き、言葉の本質を考える。
  • 苔の話 小さな植物の知られざる生態

    苔の話 小さな植物の知られざる生態

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    庭の隅や道端にひっそりと息づく苔たちは、見るものに安らぎを与えてくれる。インテリアとしても人気があり、美しい苔を求めて寺院や庭園を訪れる人も少なくない。ふだん見慣れた苔だが、その一生はどのようなものなのか? 乾燥や寒暖など厳しい環境を耐え抜く適応能力の秘密とは? コケ植物の専門家が、知られざる生態をわかりやすく解説。私たちの生活や文化との深い関わりにふれながら、その魅力を余すところなく伝える。
  • 漢詩百首 日本語を豊かに

    漢詩百首 日本語を豊かに

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    返り点と送り仮名の発明によって、日本人は、ほんらい外国の詩である漢詩を自らのものとした。その結果、それを鑑賞するにとどまらず、作詩にも通暁する人物が輩出した。本書は、中国人六〇人、日本人四〇人の、古代から現代に及ぶ代表的な漢詩を精選し、詩人独自の読みを附すとともに、詩句の由来や作者の経歴、時代背景などを紹介。外国文化を自家薬篭中のものとした、世界でも稀有な実例を、愉しみとともに通読する。
  • 英語の歴史 過去から未来への物語

    英語の歴史 過去から未来への物語

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    5世紀半ば、ブリテン島の一部でのみ使われていた英語は、現在、15億人が使う国際言語へと成長した。英語は8世紀以降、北欧語、ラテン語、フランス語といった「侵入者」たちから、16世紀以降は英国人の海外進出に伴いアメリカ、アジアの言語から、語彙・綴り・文法など様々な影響を受けて創られてきた。本書は、現代英語を意識しながら1500年の歴史を概観し、近代英米社会で急変する姿とその未来を描くものである。
  • 文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代

    文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    いかに相手国の人びとの「心と精神を勝ち取る」か-。政府要人同士の伝統的外交と異なり、相手国世論に直接働きかけるパブリック・ディプロマシー。世界各地の反米主義へのアメリカの対抗策として急速に広まったこの文化戦略は、対外広報、人物交流、国際放送など多彩であり、日本でも「クール・ジャパン」といった形で取り入れられてきた。欧米中韓が積極展開する中、文化と外交の融合戦略の実態と思想を明らかにする。
  • 外国人学校 インターナショナル・スクールから民族学校まで

    外国人学校 インターナショナル・スクールから民族学校まで

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    日本には現在、二百校以上の外国人学校がある。多国籍の子どもを対象とするインターナショナル・スクール、駐在者の子弟が多いフランス人学校やドイツ人学校、アジア系の朝鮮学校や中華学校、最近増えているブラジル人学校…。由来もカリキュラムも様々だが、どの学校も、身近な異文化の象徴として国際交流の舞台となっている。あまり知られることのない外国人学校の歴史やシステム、授業風景を紹介し、その意義を考える。
  • 地震の日本史 大地は何を語るのか [増補版]

    地震の日本史 大地は何を語るのか [増補版]

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    日本の歴史は、地震の歴史だと言っても過言ではない。人の記憶になく、文書に記述がないからといって、地震が存在しなかったと速断するのは大きな間違いと言えるだろう。本書は、「地震考古学」を確立した著者による、日本歴史を地震の連鎖として描く異色の読み物である。巻末に、東日本大震災に関連して、現在の日本列島と共通点が多い九世紀の地震活動を増補し、地震活動活発期にある日本の備えを考える。
  • 経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

    経済大国インドネシア 21世紀の成長条件

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    リーマンショック後の二〇〇九年秋、欧米の格付け会社が、インドネシアの持続的成長能力と財政的安定を評価し、国債の格付けを引き上げた。以来、インドネシアの有望性は世界が注目するところとなる。二億四〇〇〇万近い人口と豊富な資源を背景とした潜在的な国力は、二〇〇四年、ユドヨノ政権になって以降の政治的安定によって、さらに強固な成長要因となっている。中国、インドに続く"アジアの大国"のこれからを展望する。
  • 大平正芳 「戦後保守」とは何か

    大平正芳 「戦後保守」とは何か

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    戦後、「保守本流」の道を歩み、外相・蔵相などを歴任、一九七八年に首相の座に就いた大平正芳。その風貌から「おとうちゃん」「鈍牛」と綽名された大平は、政界屈指の知性派であり、初めて「戦後の総決算」を唱えるなど、二一世紀を見据えた構想を数多く発表した。本書は、派閥全盛の時代、自由主義を強く標榜し、田中角栄、福田赳夫、三木武夫らと切磋琢磨した彼の軌跡を辿り、戦後の保守政治の価値を問うものである。
  • 歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    日本人の心の原風景として語られることの多い唱歌だが、納税や郵便貯金、梅雨時の衛生などの唱歌がさかんに作られた時期がある。これらは、ただひたすらに近代化をめざす政府から押しつけられた音楽でもあった。だが、それさえも換骨奪胎してしまう日本人から、歌が聞こえなくなることはなかったのである。唱歌の時代から「うたごえ」そして現代までをたどる、推理小説を読むような興奮あふれる、もう一つの近代史。
  • 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

    私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    人は出会い、つながる。会社や友人関係、地域社会も、個人と個人が結びつきネットワークを作ることで成り立っている。それでは私たちはどのように他人とつながっているだろうか。私たちのネットワークの上では何が起こっているだろうか。本書は、スモールワールドやスケールフリーといった最新のネットワーク科学を、毎日の生活に活かそうと提言する。
  • 物語 イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで

    物語 イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,078円 (税込)
    イスラエルという民族名は、紀元前十三世紀のエジプトの碑文にはじめて登場する。文明が交錯する東地中海沿岸部では、さまざまな民族が興亡してきた。そのなかで、イスラエル(ユダヤ)民族はバビロニア捕囚やローマ帝国による迫害など、民族流亡の危機を乗り越え、第二次世界大戦後に再び自らの国を持つに至った。本書は、民族の祖とされるアブラハムから中東戦争後の現在まで、コンパクトに語る通史である。
  • メンタルヘルス 学校で、家庭で、職場で

    メンタルヘルス 学校で、家庭で、職場で

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    人のこころの健康は、些細なことで損なわれることがある。メンタルヘルスとは、そうした人間のこころを安らかに保つためのさまざまな方策である。本書は、特に問題が起きやすい、学校・家庭・職場に対象を絞り、そこでいま、どのような変化が起きているのか、それがこころにどんな影響を及ぼしているかを報告する。長期間にわたる臨床現場でのデータをもとに、不調の原因から対処法までを概観する。
  • 部首のはなし〈2〉もっと漢字を解剖する

    部首のはなし〈2〉もっと漢字を解剖する

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻792円 (税込)
    「匠」と「区」は同じ部首? 「法」にはなぜサンズイがついている? とても口に出せないある行為を形にした部首とは? 漢字を知るうえで部首の知識は欠かせないが、部首は全部で二百種類以上ある。「サンズイ」や「手偏」など有名なものから「音偏」「鼎」など知られざる部首まで、五二の部首について、その成り立ちやその部に属する漢字のエピソードなどを披露。楽しい部首ワールド第2弾。
  • 内奏-天皇と政治の近現代

    内奏-天皇と政治の近現代

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻836円 (税込)
    内奏――臣下が天皇に対し内々に報告する行為を指す。明治憲法下では、正式な裁可を求める「上奏」の前に行われた。戦後、日本国憲法下、天皇の政治関与は否定され、上奏は廃止、内奏もその方向にあった。だが昭和天皇の強い希望により、首相・閣僚らによる内奏は続けられる。天皇は「御下問」し、それは時に政治に影響を与えた。本書は、「奏」という行為から、天皇と近現代日本の政治について考える試みである。
  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う

    証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    人は嘘をつこうとしていないのに、体験していない出来事を見たり聞いたりしたと証言してしまうことがある。証言の聴き手が、それと気づかないうちに虚偽の証言や自白を生み出す手助けをしてしまうこともある。人間の記憶は脆く、他者の記憶とのネットワークによって成立している。これを法廷という非日常の「現場」に生かすことは果たしてできるのか。興味深い実例を交え、心理学研究の最前線をわかりやすく説明する。
  • 小村寿太郎 近代日本外交の体現者

    小村寿太郎 近代日本外交の体現者

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    幕末に結んだ欧米列強との不平等条約の改正を目指し、一九〇〇年代に日英同盟、日露戦争、韓国併合を推進した外相・小村寿太郎。日向国飫肥藩の下級藩士に生まれた小村は、病弱で一五〇センチに満たない身長、非藩閥出身と恵まれない出自ながら、第一回文部省留学生としてハーバード大学に留学。抜群の語学力と高い交渉能力を身につけ、日本を「一等国」に引き上げた。帝国主義と国際協調の間を巧みに動いた外政家の真実。
  • 物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国

    物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    九世紀のモラヴィア王国の誕生以来、歴史に名を現わすチェコ。栄華を誇った中世のチェコ王国は、そののち、ハプスブルク家に引き継がれ、さらに豊かな文化を生み出した。二十世紀に至って、近代的な共和国として生まれ変わったのち、第二次世界大戦後の共産化によって沈滞の時代を迎えるが、ビロード革命で再出発した。ロマンティックな景観の背後に刻印された歴史を、各時代を象徴する人物のエピソードを核に叙述する。
  • 物語 食の文化 美味い話、味な知識

    物語 食の文化 美味い話、味な知識

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    長く人類はまずいものを繰り返し食べてきた。「美味しいものをお腹いっぱい食べたい」という欲求が強いのも無理はない。美味、珍味の探求は世界の人々の日常行為となっており、たべものへの関心は高まり続けている。本書は、食材、調理法、食事のしきたり、さらに各地各時代の食文化などを広く紹介するものである。味覚の満足、心躍る会食、そして健康増進のために、たべものについての正確な知識は欠かせない。図版多数。
  • 北方領土問題 4でも0でも、2でもなく

    北方領土問題 4でも0でも、2でもなく

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    「北方領土問題」は、日本とソ連の戦後処理をめぐる交渉のプロセスのなかで生まれ、一九五六年の日ソ交渉においても、これを解決することができず、平和条約の締結に至らなかった。以来五〇年、事態が進展しないなか、中国とロシアの間で、同じく第二次世界大戦に由来する国境問題に終止符が打たれた。本書は、この係争地を互いに「分け合う」という政治的妥協に至る道筋を検討し、日ロ間への具体的な応用を探るものである。
  • 地域再生の経済学 豊かさを問い直す

    地域再生の経済学 豊かさを問い直す

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻748円 (税込)
    地方自治体は膨大な財政赤字を抱え、地方の都市は均一化して特色を失い、公共事業以外に雇用がない……。地域社会は生活の場としても労働の場としても魅力を失い荒廃している。本書ではその再生に成功したヨーロッパの事例を紹介しながら、中心的な産業や重視する公共サービスなどがそれぞれ異なる、めざすべき将来像を提示する。そして日本型の生活重視スタイルを財政・政策面からどのように構築するかを提言する。
  • 教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化

    教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
  • バルセロナ 地中海都市の歴史と文化

    バルセロナ 地中海都市の歴史と文化

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    ガウディ、ピカソ、カザルスら多くの芸術家を育んだバルセロナ。地中海貿易で繁栄したこの都市は、一六世紀以降、マドリッドの中央政府から抑圧を受ける。だが一九世紀、産業が発展、セルダによる大胆な都市計画のもと独自の文化が開花し、カタルニアの中心地として独立を志向していく。本書は、スペイン国家の中で、王制、内戦、フランコ独裁を経ながら、芸術・文化・スポーツを育み、新しい「かたち」を模索する都市を描く。
  • チンギス・カン “蒼き狼”の実像

    チンギス・カン “蒼き狼”の実像

    小説・文芸
    3.8
    1巻836円 (税込)
    一二〇六年、モンゴル高原の諸部族はチンギス・カンのもとに統一された。強力な騎馬軍団と豊富な鉄製武器を誇る「大モンゴル国」は、西夏や金、ホラズムなどの強国を攻略し、ユーラシアの東西にまたがる世界帝国へと成長した。だが、偉大な足跡を残したチンギス・カンの生涯は謎に満ちている。近年の発掘調査で得られた成果から何が見えてきたのか。モンゴルの大地を駆けめぐる考古学者が、「世界征服者」の実像に迫る。
  • 百人一首 恋する宮廷

    百人一首 恋する宮廷

    小説・文芸
    3.8
    1巻814円 (税込)
    鎌倉時代初期、藤原定家によって編まれた「百人一首」は、カルタとしての普及もあって、私たちが最も親しんでいる和歌のアンソロジーである。時代ごとにさまざまな読まれ方を許容する奥深い世界は、現代においてもまた、今日ならではの社会環境や情報の上に立った読みを可能にするはずである。本書は、現代詩の第一人者が、海外の詩歌にも思いを馳せながら、百首について、豊かな読みの可能性を示すものである。
  • 入門!論理学

    入門!論理学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,034円 (税込)
    論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学ってなんだかむずかしそう、と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでほしい「目からうろこ」の入門書。
  • 東京裁判〈上〉

    東京裁判

    ビジネス・実用
    3.8
    1~2巻770~792円 (税込)
    ニュールンベルク国際軍事裁判とともに歴史上前例のない戦争犯罪人を裁く極東国際軍事裁判は、戦争に敗れた日本人に何を問うたか。昭和二十一年五月三日の開廷以来二年半余、三百七十回に及ぶ公判で「平和、人道、戦争に対する罪」の名のもとに、満州事変から太平洋戦争に至る“侵略”の事実を問い、七人の絞首刑を含む二十五人全員に有罪を宣した東京裁判の全容を、厖大な公判速記録、公刊資料、関係諸国・内外関係者の取材から解明する。
  • なんのための日本語

    なんのための日本語

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    日本語はむずかしいという。漢字を正確に書けなければいけない、敬語が使えないと一人前ではない……。だが、小学校から高校まで12年間も「国語」をまなんでも、「日本語」はうまくならない。しかし、実は「学校国語」と日常つかう日本語とは別のものなのである。文法や漢字をいくらならっても日本語は上達しない。どうすればよき日本語ユーザーになれるか。利用者の視点から語彙・漢字・口語などに着目してつづる日本語論。
  • 男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

    男性の育児休業 社員のニーズ、会社のメリット

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    多くの企業では男性社員が子育てに携わることを想定してこなかった。しかし、結婚・出産後も仕事を継続する女性が増えた現在、男性も子育てに関わりたいと希望し、従来型の雇用や処遇の仕組みは新たなストレスを生む要因ともなっている。本書は、少子化対策としてのみ論じられがちな男性の育児休業を、社員が勤労意欲を高水準で維持し、能力を最大限に発揮するための選択肢の一つとして捉え、取得促進への具体案を提示する。
  • 生物兵器と化学兵器 種類・威力・防御法

    生物兵器と化学兵器 種類・威力・防御法

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    一九九四、九五年の松本サリン事件と東京地下鉄サリン事件、二〇〇一年の米国での炭疽菌事件は、世界各国の一般市民を震撼させた。生物兵器や化学兵器は小規模集団でも製造可能であり、市民生活の場での使用が大きな恐怖を引き起こすことをまざまざと実証したからだ。兵器としてどんな種類があり、用いられたのは何か。過去の戦争やテロでの使用例を紹介し、生物化学兵器の攻撃から市民を守るための対策を考える。
  • 社会変動の中の福祉国家 家族の失敗と国家の新しい機能

    社会変動の中の福祉国家 家族の失敗と国家の新しい機能

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    高齢化、少子化、そして女性の社会進出によって、家族に揺らぎが生じている。失われた家族の機能を代行しうるものとしては、地域社会やNPOとともに、やはり国家が不可欠である。本書は社会構造の多元性を確認しつつ、福祉、環境、社会資本を統合的にとらえる「総合的福祉国家政策」を提唱。社会的市場経済のドイツやコーポラティズムのスウェーデンなどの事例を参照しながら、日本の伝統を生かした福祉政策を考察する。
  • 戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する

    戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    自分の利害が、自分の行動だけでなく、他人の行動によってどう左右されるか、という状態が戦略的環境である。その分析ツールがゲーム理論であり、ビジネス交渉はもちろん、恋人とのかけひき、朝なにを着るかといったことまで、私たちは他人の行動を織りこみつつ戦略を立て、実行している。本書は身近な題材をふんだんに使い、コミットメント、シグナリングなどゲーム理論のキーワードを解説しながら読者の戦略的思考を磨く。
  • 学習障害(LD) 理解とサポートのために

    学習障害(LD) 理解とサポートのために

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻748円 (税込)
    計算は速いのに文章題になると意味をつかめない。英会話は得意なのに簡単なつづりの間違いを繰り返す……。知的には遅れがないのに、特定の学習に困難を示す子どもたちがいる。学習障害(LD)といわれる範疇にあるか、それに近い子どもたちである。通常の学級で学習している彼らへの効果的な支援のためには、本人だけでなく親や教師ら周囲も対象とするサポート体制を築くことが必要だ。新しい教育への取り組みを模索する。
  • 韓非子 不信と打算の現実主義

    韓非子 不信と打算の現実主義

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    紀元前三世紀、韓の王族に生まれ、荀子に学んだ韓非は、国を憂えて韓王を諫めるも容れられず、憤慨して著述に向かう。その冷徹な思想は秦の始皇帝をも魅了し、「この人物に会えたら死んでもよい」と言わしめた。人間の本性は善か悪か。真の為政者はいかにあるべきか。『韓非子』五十五篇を読み解くのみならず、マキアベリ、ホッブズらの西洋思想と比較して、いまなお輝きを放ち続ける「究極の現実主義」の本質に迫る。
  • がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史

    がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    80年代になってがん研究は様変わりした。原因別のメカニズムがあると考えられていたがんは、今やがん遺伝子という共通のメカニズムで説明できるようになった。生命にとって大事な遺伝子が次々に変異を重ね、行き着いた一つの悲しい結末、それががんなのだ。がん遺伝子と抑制遺伝子の発見をめぐって熾烈な競争を繰り広げる研究者たちのドラマと、徐々に明らかになるがんの本態を、自らのがん体験をふまえてヴィヴィッドに描く。
  • アーサー王伝説紀行 神秘の城を求めて

    アーサー王伝説紀行 神秘の城を求めて

    小説・文芸
    3.8
    1巻726円 (税込)
    円卓の騎士団の武勇伝。王妃と騎士の恋物語。異界との交流・・。恋と冒険、現実と神秘の織りなす華麗な伝説に秘められた遠い過去の記憶と未知の世界の魅惑に誘われて、著者はイギリスに向かう。史実と幻想の狭間に生まれ、さまざまな“霧”に包まれた英雄の実像を求めてイングランド、ウェイルズを巡り、物語に謳われた風景に接し人々と語る旅のなかから、今もイギリス人の心に生きつづけるアーサー王の世界が鮮やかに浮かび上がる。
  • 物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国

    物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    ロシア帝国やソヴィエト連邦のもとで長く忍従を強いられながらも、独自の文化を失わず、有為の人材を輩出し続けたウクライナ。不撓不屈のアイデンティティは、どのように育まれてきたのか。スキタイの興亡、キエフ・ルーシ公国の隆盛、コサックの活躍から、一九九一年の新生ウクライナ誕生まで、この地をめぐる歴史を俯瞰。人口五〇〇〇万を数え、ロシアに次ぐヨーロッパ第二の広い国土を持つ、知られざる「大国」の素顔に迫る。
  • 信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材

    信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    強烈な個性で迅速果敢に中世的権威を否定し戦国乱世を勝ち抜いた信長には、戦場で本陣を固める馬廻や小姓といった強者たちのほかに、秘書や吏僚として治世や文化などの面で活躍する近臣・近従がいたことを忘れてはならない。彼らは職業や出自を問わぬ信長に見出だされ、その才能を惜しみなく発揮し、信長の手足となって献身的におのおのの本分を尽くした。本書は、これら無名に近い近従たちに光を当てながら新たな信長像に迫る。
  • 人間形成の日米比較 かくれたカリキュラム

    人間形成の日米比較 かくれたカリキュラム

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻726円 (税込)
    多くの共通点をもち、互いに影響を与えながら、二つの国で「日本人」「アメリカ人」はどう形成されるのか。とりわけ摩擦の一因ともなっている“個と集団”への意識はなぜ異なるのか。子供観の検討、初等教育の比較から、著者は集団への同調行動の二つのモデルを見出す。両国で教育をうけ、カルチャーショックと逆カルチャーショックに交互に見舞われた熱い体験と、初等教育の現場での冷静な観察から生まれた、日米比較への新鮮な視点。
  • 登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか

    登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    古来ヨーロッパにおいて山は悪魔の棲家として忌み嫌われていた。一方、日本人にとっては聖地であり、信仰にもとづく登山は古くから行われていた。だが近代的登山が発祥したのは二百年ほど前のヨーロッパで、楽しみとしての登山が日本で普及するのはそれから百年後の明治末期になってからである。この差はなぜ生まれたのか。日欧を比較しながら山と人の関わりの変遷をたどり、人々を惹きつけてやまぬ山の魅力の源泉に迫る。
  • 徳富蘇峰 日本ナショナリズムの軌跡

    徳富蘇峰 日本ナショナリズムの軌跡

    小説・文芸
    3.8
    1巻858円 (税込)
    明治十九年、徳富蘇峰は二十三歳で、評論『将来の日本』を著して華々しく論壇にデビューした。その後、藩閥政府への参画を「変節」と誹謗され、戦後は第二次大戦中の言動によって無視されつづけた。しかし蘇峰は、青年時代から一貫して、日本が国際社会から敬意ある待遇を受けることを主張してきたのである。本書は「大言論人」蘇峰の生涯をたどり、日本ナショナリズムの転変に光を当てるものである。
  • コンプライアンスの考え方 信頼される企業経営のために

    コンプライアンスの考え方 信頼される企業経営のために

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    企業の不祥事があとを絶たない。しかも、同様の過ちがくり返されているところに、問題の深刻さがある。人間が介在する以上、事故や犯罪は必然的に生じるが、それを想定して対策を講じているかどうかによって、結果的にその企業の信用は全く異なったものになる。本書は、コンプライアンスの背景と基礎を紹介し、コーポレート・ガバナンスなどともあわせて、健全な企業運営とはどう行えばよいのかを示す。
  • 騎馬民族国家 日本古代史へのアプローチ [改版]

    騎馬民族国家 日本古代史へのアプローチ [改版]

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,078円 (税込)
    日本国家と日本民族の起源は東北アジア騎馬民族の日本征服にあるという説にたつ著者が、大陸と古代日本との比較・対照によって、その社会・政治・軍事・文化などのそれぞれの面で具体的に符合することを証明する。第1部では、騎馬民族であるスキタイ・匈奴・突厥・鮮卑・烏桓などの興亡から滅亡までの歴史とその特質を描き、第2部では日本における征服王朝をとりあげて、大陸騎馬民族との比較研究を綿密に行なう。毎日出版文化賞受賞。
  • フランス現代史 英雄の時代から保革共存へ

    フランス現代史 英雄の時代から保革共存へ

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,056円 (税込)
    パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかねない危機であった。これを乗り切ったドゴールの指導力も、五八年五月の学生反乱を契機とする変革の波には抗し切れなかった。高度産業社会は伝統的価値観も転換させたのである。英雄の時代からコアビタシオン(保革共存)へ向かうフランスの試行の足跡。
  • バルトーク 民謡を「発見」した辺境の作曲家

    バルトーク 民謡を「発見」した辺境の作曲家

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    二十世紀最大の作曲家の一人、バルトーク・ベーラ(一八八一-一九四五)は、ハンガリーをはじめとする各地の民俗音楽の収集でも名高い。しかしその活動は、ともすれば作曲の余技や下準備のように思われてきた。本書は、ハンガリーが戦後の政治的混乱を脱して、ようやく明らかになり始めたバルトークの思索と行動を辿りながら、ヨーロッパの周縁文化の中で、彼がもうひとつのライフワークとして心血を注いだ民俗音楽研究を再評価する。
  • 近くて遠い中国語 日本人のカンちがい

    近くて遠い中国語 日本人のカンちがい

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    中国旅行では、たとえ会話はできなくても筆談すればなんとか通じると、多くの日本人は考える。しかし、現実はそんなに甘くない。日本人が習ってきた漢文と中国語とはまったく別の言葉なのだ。たとえば「小面包」という単語は、漢文の知識では理解不能である。中国語と漢文と日本語との間によこたわる、漢字の違い、単語の違い、用法の違い、文法の違いをやさしく解説し、知っているようで知らないリアルな中国語を紹介。
  • 算数再入門 わかる、たのしい、おもしろい

    算数再入門 わかる、たのしい、おもしろい

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれもが小学校でならう算数、毎日暮らしの中で使っている算数。けれども「6割る0.5の答えがなんでもとの6より大きな12になってしまうの」と尋ねられるととっさに説明できないのではないでしょうか。本書は、いちばん基本の「数って何?」という疑問から、足し算や掛け算、分数や割合など、つまずきがちなポイントを中心に、独自の視点でわかりやすく説明し、わからないとふしぎ、わかると美しい算数の世界へ誘います。
  • 会議の技法 チームワークがひらく発想の新次元

    会議の技法 チームワークがひらく発想の新次元

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    私たちの忙しさの一因は会議の多さにある。多いばかりか、費やす時間も増えている。「会議社会」に生きる現代人にとって、会議の意味と役割は重くなる一方である。しかし、効率的・効果的な会議のもち方を知らないために、膨大な経済的・社会的ムダが生じているのが現状だろう。本書は、企業の戦略会議から地域交流まで、あらゆる場面で役に立つ斬新なアイディアをちりばめながら、チームパワーを最大限に引き出す会議の方法を伝授する。
  • イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

    イギリスのいい子日本のいい子 自己主張とがまんの教育学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻748円 (税込)
    優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが大切なのはわかっていても、そのバランスは難しい。両者を等しく重視するイギリスと、自己抑制を尊重しがちな日本を比較教育学を用いて比べながら、子どもたちはどうやってこれらを身につけていくのか、親はそのためにどうすべきかを探る。
  • 物語 バルト三国の歴史 エストニア・ラトヴィア・リトアニア

    物語 バルト三国の歴史 エストニア・ラトヴィア・リトアニア

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    二〇〇四年五月、エストニア、ラトヴィア、リトアニアは念願だったEUへの加盟を果たした。これまで三つ子のように扱われてきた三国は、なぜ「バルト」と一括されるのか。その答えは、中世から東西南北の交易の十字路として注目されたバルト海東南岸地域でくりひろげられた歴史の中にある。周辺大国ドイツ、ロシアの狭間にあって、それぞれの民族のまとまりを失うことなく、二〇世紀にやっと建国した三国の道のりを辿る。
  • 物語 スイスの歴史 知恵ある孤高の小国

    物語 スイスの歴史 知恵ある孤高の小国

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻858円 (税込)
    ヨーロッパの中央に位置するスイスはユニークな国である。風光明媚な観光地として知られる一方、国民皆兵の永世中立国でもある。多言語・多文化の連邦国家で、各カントン(州)の自治権が強い。中央集権化に対する国民の反発は根深く、国連やEUにも加盟していない。こうした強烈な個性はどのように形作られたのか。内部分裂の危機と侵略の脅威にさらされつづけた歴史をひもとき、この国に息づく独立心の源をさぐる。
  • 物語 アイルランドの歴史 欧州連合に賭ける“妖精の国”

    物語 アイルランドの歴史 欧州連合に賭ける“妖精の国”

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻946円 (税込)
    アイルランドは人口僅か三五〇万余の小国ながら現在、世界各地に住むアイルランド系の人々は七千万を超すといわれる。現大統領メアリー・ロビンソンは就任演説で「七千万同胞の代表として」と抱負を語った。紀元前数世紀いらいの古いケルト文化と伝統を継承するこの国は、いま統合ヨーロッパの息吹の中で、新たな飛翔を試みている。本書は五千年に及ぶ民族の哀歓の歴史を跡づけ、北アイルランド問題の本質にも迫ろうとする。
  • 文化人類学入門(増補改訂版)

    文化人類学入門(増補改訂版)

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻880円 (税込)
    文化人類学とは、社会・文化・経済・宗教をはじめ諸分野にわたって、またそれぞれに異なる世界の民族を比較検証する広範な研究対象を視野に収めた学問である。その方法論として、フィールド・ワークによる具体的でしかも忍耐強い実証的な調査が重視される。本書は、この多岐にわたる学問を系統的に要約整理した入門の書として、一九七九年刊行以来、多くの読者を得て版を重ねてきたものを増補改訂し、学界の新しい情報を提供する。
  • 馬賊 日中戦争史の側面

    馬賊 日中戦争史の側面

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    はてしない満蒙の曠野を百騎、二百騎と群れなして疾駆する馬賊たち。「大陸雄飛」を夢みた日本の青年たちも、その群れに身を投じた。やがて、日中戦争における日本軍の「討匪行」は、日中両民族間の悲劇をさらにふかめる。現地生活二十五年の著者が、その生々しい体験をもとにして描いた、中国民衆の「武装集団」の凄絶な苦闘、劇的な盛衰の過程を顧みることなくして、今日の中国の歴史的意味を問うことはできない。
  • 胎児の世界 人類の生命記憶

    胎児の世界 人類の生命記憶

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻770円 (税込)
    赤ん坊が、突然、何かに怯えて泣き出したり、何かを思い出したようににっこり笑ったりする。母の胎内で見残した夢の名残りを見ているのだという。私たちは、かつて胎児であった「十{と}月{つき}十{とお}日{か}」のあいだ羊水にどっぷり漬かり、子宮壁に響く母の血潮のざわめき、心臓の鼓動のなかで、劇的な変身をとげたが、この変身劇は、太古の海に誕生した生命の進化の悠久の流れを再演する。それは劫初いらいの生命記憶の再現といえるものであろう。
  • ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

    ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
  • 逆説論理学

    逆説論理学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    新趣向タイム・トラベル、ヘンペルのカラス、数学的保証つき(?)の絶対的中占い機、さまざまな無限機械、そして、ゼノン、カントール、ラッセルの本格的パラドックス……。先入観を裏切り常識をひっくりかえす逆説の数々を相手に論理思考のジョギングを楽しむうちに、ヒルベルトからゲーデルへと連なる現代数学の山なみが意外に近く見えてくる。知らず知らずのうちに「考えることの楽しさ」の味を覚えてしまう、知的ユーモアの贈物。
  • 日中十五年戦争史 なぜ戦争は長期化したか

    日中十五年戦争史 なぜ戦争は長期化したか

    蘆溝橋事件を引金に日中の戦いは軍部主導のかたちで、ついには泥沼の太平洋戦争に突入していった。しかし、すべての日本人が武力行使の拡大を望み、戦火を座視していたわけではなかった。戦争はあくまで和平工作の最終手段として考え、たえず平和的解決、そのための交渉の努力が模索されていた事実もあった。もし平和的、自主的解決が実現していたなら――歴史におけるイフのタブー視域から、日中の動き、戦争の経過を見据える。
  • 父性の復権

    父性の復権

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻814円 (税込)
    父の役割は家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えることにある。この役割が失われると子どもは判断の基準、行動の原理を身につける機会を逸してしまう。いじめや不登校が起こり、利己的な人間、無気力な人間が増えるのもこの延長線上にある。独善的な権威を持って君臨する家父長ではなく、健全な権威を備えた父が必要だ。父性の誕生とその役割を家族の発生と社会の形成との関連から検証し、父性の条件を探る。
  • ソフトウェアの法則 コンピュータの利用技術とは

    ソフトウェアの法則 コンピュータの利用技術とは

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻768円 (税込)
    コンピュータに関する話は一般の人には理解できないことが多い。ソフトウェア開発に携わるプログラマの苦労や悩みなどなおさらのことである。しかし、ソフトウェアのきまり(法則)と一般的な社会生活で出くわす出来事は非常に似ている。本書は、技術開発のプロが、「ソフトウェアとは何か」「コンピュータの利用技術」など、みずからの職場体験に、私生活のさまざまなエピソードをまじえて語る機知に富むテクニカルエッセイ。
  • ジェイン・オースティン

    ジェイン・オースティン

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻897円 (税込)
    世の多くの人達は日常を退屈と見なし、さまざまな形でロマンティックな世界に憧憬を抱く。ところがここにロマン主義の弱点を見抜き、持前の機智とユーモアと皮肉と諷刺で平凡な日常を非凡な喜劇的世界に転じた作家がいる。漱石が「平凡の大功徳」を心得た写実の大家と絶讃し、山本健吉が「世界で一番平凡な大作家の一人」と評した、英国の天才女流ユーモリスト、ジェイン・オースティンである。その生涯と作品の全貌を描く。

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  • 障害者の居場所 支え合う場「福祉型サードプレイス」をつくる

    障害者の居場所 支え合う場「福祉型サードプレイス」をつくる

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    日本の障害者福祉は長年、施設をつくって障害者を収容することに主眼を置いてきた。 近年、「施設から地域へ」を合言葉にグループホーム等の開設に力点が置かれるようになったが、重度知的障害者の移行は容易ではなく、不適切な施設で虐待に遭う事態なども起きている。 本当に必要な居場所とはどんな場所なのか、どうすれば創れるのか。 自宅でも職場でもない「サードプレイス」に着目し、著者自身が実際に作る試みも紹介。 はじめに 序章 居場所がない障害者たち    第1部 障害者福祉の概要 第1章 障害者であること  第1節 障害者の定義  第2節 社会のなかの障害者たち  第3節 生活の実際 第2章 障害者福祉の思想  第1節 基本的人権  第2節 ノーマライゼーション理念  第3節 自立生活運動  第4節 人権モデル 第3章 支援施策のあゆみ  第1節 歴史  第2節 ケアのあり方  第3節 一人ひとりに寄り添う支援    第2部 障害者の居場所の創出 第4章 居場所をつくる活動  第1節 なぜ「居場所」が必要なのか  第2節 住まいの場の充実  第3節 当事者の活動  第4節 共に生きる 第5章 障害者グループホームの可能性  第1節 自宅以外の住まいの場  第2節 障害者グループホームについて  第3節 資産活用としての家 第6章 福祉型サードプレイスをつくる  第1節 家づくりを始める  第2節 家の生活空間をつくる――建築士との打ち合わせ  第3節 家を建てはじめる、完成、その後 終章 誰もが居場所を持てる社会へ おわりに
  • 日本人の幸せ―ウェルビーイングの国際比較

    日本人の幸せ―ウェルビーイングの国際比較

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,078円 (税込)
    国や地域別の幸福度ランキングが、しばしば注目を集める。だが、そもそも幸せの基準は文化によって異なる事実を文化心理学が実証した。一例として幸福感は、欧米では個人的な達成感、日本では対人関係と関連する。本書は国際比較を通し、日本社会における幸せの特徴を探る。また、個人の一時的な感情にとどまらず、地域コミュニティ、職場、学校などの現場における持続的な幸福(ウェルビーイング)についても考える。 目 次 第1章 文化心理学とは何か 文化とは何か/文化心理学とは/「当たり前」を疑う/心理学における認知革命/人類学の知見/比較するということ/文化的自己観/選択をめぐる文化差/文化的自己観と自己認識/認知と文化/分析的思考と包括的思考/文化学習が起こるプロセス/教育やメディアが与える影響 第2章 幸福の国際比較 幸せの統計学/幸福というあいまいな概念を測定する方法/ヘドニアとユーダイモニア/幸福の国際比較/平均値の比較、ランクづけの問題点/幸福の意味の歴史的変遷/獲得的幸福と協調的幸福/「幸せすぎると怖い」?/幸福を長続きさせる戦略 第3章 対人関係、集団意識、自己 スモールワールド現象とは何か/個人を超えた集団レベルの資源/結束型と橋渡し型/つながりが多ければ多いほど良いのか?/友達とはどのような存在か/友達を選ぶ国・アメリカ/人付き合いの日米比較/評価懸念と同調圧力/言葉遣いは自己意識にどう影響するか/どんなサポートが幸福感を高めるか/他者理解にひそむ文化差 第4章 主観的なウェルビーイングをどう測定するか そもそもウェルビーイングとは/経済指標中心の限界/幸福・生活満足・生活の質/協調的幸福/主観的ウェルビーイングをどう用いるか/比較文化的視点から見た課題/測定テクノロジーの進化/国際的な調査・政策枠組みに見る指標/国内の政府機関の調査/指標活用の展望/場のウェルビーイングを動的に把握する時代へ 第5章 幸福をはぐくむ地域コミュニティ 個人の幸福と制度の関係/場のウェルビーイングとは何か/地域コミュニティのウェルビーイング/場所の影響か、個人の影響か/集合活動と相互調整/地域の社会関係資本/地域の幸福感を測定するプロジェクト/自殺率の高い町、低い町/愛着感から開放性へ/幸福、信頼、向社会性の循環/社会的ネットワークの分析から見えること/アートの島が住民にもたらしたもの 第6章 働く人が幸福な職場とは職場のウェルビーイング/企業の組織風土の4類型/職場の協調性の効果/「保険」としての協調性/2階建てモデルで日本社会を読み解く/組織の設計/日本で求められるリーダーシップ像とは/雇用の流動性が社員に与える影響/採用文化の日本的な特徴/なぜ日本の職場は関係性づくりに消極的なのか/自然とつながりが生まれる「場」をつくるには 第7章 教育現場のウェルビーイング ウェルビーイングは新たなキーワードなのか/これまでの活動に新たな意味づけを/多様なルートをつくり出す/PISAによる国際比較/第4期教育振興基本計画がめざすもの/全国学力・学習状況調査の結果から/教員のウェルビーイング/ハブとしての社会教育主事 第8章 これからの時代のウェルビーイング 価値観はどのように生まれ、受け継がれるのか/グローバル化による価値観の変化/日本は個人主義化しているのか/日米それぞれの個人主義観/ひきこもりが増えた理由/自己肯定感の低さは何をもたらすか/「場の正義」から脱出する/「裸の王様」に見る多元的無知/どのように主体性をはぐくむか/開かれた協調性を
  • 名水と日本人 起源から百名水まで、文化と科学でひもとく

    名水と日本人 起源から百名水まで、文化と科学でひもとく

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,265円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 日本人と水は縁が深い。「湯水のように」と言われるほど豊かな水は、炊事や洗濯など日常生活や酒造、灌漑などに利用されてきた。本書は、名水というキーワードから日本人と水の関わりを案内。弘法大師伝説が全国に広がる理由、歌枕と名水、茶の湯の文化などを時代ごとに解説し、さらに美人水や害虫駆除の泉などのユニークな水質、まいまいずやまんぽなど巧みな水利用も紹介。名水の歴史と科学、文化が一目でわかる。 □■□目次□■□ はじめに 序章 時代が求めた名水の変遷 1 名水とは何か? 2 時代によって移ろう名水 第一章 『古事記』『日本書紀』『風土記』が伝える水――神代~記紀時代 1 神代~記紀時代の水 2 『古事記』『日本書紀』に登場する水 3 『風土記』に登場する水 4 『万葉集』に登場する名水 5 神代の水と日本人の生活 第二章 日本人の心情を伝える和歌の名水――奈良時代~平安時代 1 『万葉集』で詠まれた名水 2 歌枕としての名水 第三章 人物ゆかりの水と宗教の水――平安時代~室町時代 1 天皇ゆかりの水 2 空海と日蓮にまつわる水 3 武士にまつわる水 4 文化人ゆかりの水 5 宗教にまつわる水 第四章 新たな水文化、茶人・茶事の水――室町時代~江戸時代 1 茶の伝来と喫茶のはじまり 2 茶にまつわる京都の名水 第五章 民衆の水――江戸時代の名水 1 地誌・名所案内記から見た京都の名水 2 人物に関わる京都の名水 第六章 生業の水――明治時代~現代 1 京都の地下水 2 酒造の名水 3 文明開化の水 4 ペットボトルで販売される名水 5 名水としての変遷 第七章 水質が生み出した名水 1 珍しい水質の名水 2 茶の湯に用いられた名水の科学的特徴 3 信仰に関係する名水の特徴 4 不思議な水 5 水質がよい水に生息する生物 第八章 自然環境と共存する巧みな水利用 1 水利用の匠「水船」 2 まいまいず井戸と上総掘り 3 六角井戸 4 マンボとショウズヌキ 5 間欠泉 6 水板倉 7 磨崖仏に存在する湧水の謎 終章 名水の名付けの「謎をひもとく」 あとがき 参考文献 平成の名水百選リスト 昭和の名水百選リスト 名水一覧
  • 酸素のはなし 生物を育んできた気体の謎

    酸素のはなし 生物を育んできた気体の謎

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻990円 (税込)
    酸素は何でも燃やしてしまう。 栄養素を燃やせばたくさんのエネルギーができる。 27億年前、光合成によって海水から酸素ガスが発生したとき、酸素とは無縁だった生物はその魅力に惹かれて体内に採り入れた。 ここに生物は進化への道を選び、多種多様の種が生まれる。 しかし一方、酸素はからだの成分も燃やし、細胞を傷つけ、寿命さえ縮めてしまう。 ヒトも含めた生物は、この魔性の気体にどう対処してきたのか。 ■□■目次■□■ 第1章 山に登るとどうして息が切れるのか 第2章 酸素がない所でどうやって生きるのか 第3章 酸素元素はどこからやってきたのか 第4章 エネルギーをつくるのに酸素はどういう役割をするのか 第5章 低酸素をどう生き抜いてきたのか 第6章 酸素濃度はどう変わってきたのか 第7章 酸素の毒性にどうやって対抗するのか 第8章 酸素は病気にどう関わるのか

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