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Posted by ブクログ
群馬・埼玉・栃木の三県境はネットでも有名になったが、他にも様々なふしぎな県境が日本中にある。そこに実際に行って感じ、考え、調べた本。
飛び地、盲腸県境(著者命名、細長く飛び出した県境)などは、特に「なぜそうなった」がわかるのが面白い。
練馬と埼玉の県境は気軽に行けそうだし、行ってみたい。大泉学園って、一体どこの学校を指すのか疑問だったけど(都立大泉高校では学園とまでは言えないかんじだし…)、もともとは一橋大学か筑波大学(東京師範学校)を誘致する予定でその名がついたと知って納得。(誘致には失敗。歌舞伎町と同じ)
町田市と相模原市が飛び地県境を修正するためにずっと努力していることも知らなかった。この本にあるほかの飛び地のことを先に読んで、どうしてもう必要ないのに修正しないのかと思ったが、予想以上に大変なのだとわかった。町田市と相模原市なら人もたくさん住んでるし、役所の人も行きやすいけど、山奥や僻地だと人が住んでなかったり、地権者が遠くに住んでたり、そもそも行くのに時間がかかる上に、もし修正したら銀行や役所も遠いのに、地権者がわざわざ行かなくてはならないとなれば、もういいか、とりあえず不自由してないし、となるのは当然。
お祭りで盛り上げてるところもあり、県境って面白い。国境だとものものしいが県境は和む。それに地理学と歴史の繋がりがわかるのもいい。
デイリーポータルの人気連載はたびたび本になってるけど、中公新書になるとは。中公新書は見た目難しそうだけど「カラー版」は読みやすいのよね。
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