渡辺克義の作品一覧
「渡辺克義」の「【音声DL対応】新装版 ゼロから話せるポーランド語」「物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡辺克義」の「【音声DL対応】新装版 ゼロから話せるポーランド語」「物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本では、国境の策定という作業はめったには起きないのである。しかして、大陸の国にとっては、よくあることなのである。
歴史のイベントを負いながら、国境線の変更を追うのはちょっとむずかしいと思ってしまう。
日本では、地方という単位は、単なる地理上の区分であるが、大陸にある国は、国境策定の歴史、民族の歴史を反映しているものである。
ポーランドの歴史は、
ポーランド王国の黎明期時代
ポーランド・リトアニア連合王国時代
ポーランド3分割の時代
両世界大戦の時代
第二次世界大戦後の世界
にわけられる。
数度の蜂起の鎮圧、シベリア抑留、ナチスのポーランド侵攻、アウシュビッツ、そし
Posted by ブクログ
高校世界史では深く掘り下げなかったポーランドの歴史を一通り扱った新書本。ポーランドと聞くと、過去の歴史から他国から蹂躙されたイメージを持つかもしれない。事実、地政学的に見て、ポーランドは国土が平坦である。それに加えて、周囲が超大国ばかりであるので、それ自体は間違っていない。しかし、だからといって、建国以来、常に他国からの攻撃を受けたわけではない。
本書を読んでいくとわかるが、中世時代では「ポーランド・リトアニア連合王国」としてヨーロッパ諸国のなかでも絶大な力を持っていた。またその時代の時点で、今日でいう国会が開かれたり、ポーランド独自の文化が形成されたりなど、国として大きく発展していたこ
Posted by ブクログ
ポーランドと聞けばどうしても第二次世界大戦のイメージが強く
弱い、かわいそうといった印象的を持ってしまう。
しかし実際に本書で歴史をなぞってみると
蜂起、暴動、動乱、そして戦争と荒々しい印象に変わっていった。
その中でも地理的要因で大国の餌食となり、幾度も消滅と復活を繰り返す特異な国である。
本書は基本的な内容になっており
世界史が良くわかってなくても理解できた。
また新書サイズで短く親しみやすかった。
一方で仕方ないことだが名前は覚えきれなかった。
忘れた頃にまた読みたい。
余談だが本書を手に取るきっかけとなったのはhoi4だった。きっと同じ方もいるかもしない。