渡辺克義の作品一覧
「渡辺克義」の「【音声DL対応】新装版 ゼロから話せるポーランド語」「物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
日本では、国境の策定という作業はめったには起きないのである。しかして、大陸の国にとっては、よくあることなのである。
歴史のイベントを負いながら、国境線の変更を追うのはちょっとむずかしいと思ってしまう。
日本では、地方という単位は、単なる地理上の区分であるが、大陸にある国は、国境策定の歴史、民族の歴史を反映しているものである。
ポーランドの歴史は、
ポーランド王国の黎明期時代
ポーランド・リトアニア連合王国時代
ポーランド3分割の時代
両世界大戦の時代
第二次世界大戦後の世界
にわけられる。
数度の蜂起の鎮圧、シベリア抑留、ナチスのポーランド侵攻、アウシュビッツ、そして、ソ連軍のカティンの森の将校3000人殺害
ポーランドも他の東欧の国々と同様、近年、ロシア(ソ連)とドイツ(プロシア・オーストリア)との脅かされた歴史なのである。
ポーランドは、芸術にも、科学にも憧憬の深い地である。
ショパン、ワイダ、スタニスワフ・レム
コペルニクス、キュリー夫人
政治的にも、ワレサや、ローマ教皇 ヨハネパウロ2世 を生んでいる。
目次は、以下です。
序章 王国の黎明期
第1章 中世の大国
第2章 王政の終焉と国家消滅
第3章 列強の支配と祖国解放運動
第4章 両大戦間期
第5章 ナチス・ドイツの侵攻と大戦勃発
第6章 ソ連による解放と大戦終結
第7章 社会主義政権時代
第8章 民主化運動と東欧改革
終章 ポーランドはどこに向かうのか
あとがき
主要参考文献
ポーランド略年表
Posted by ブクログ
高校世界史では深く掘り下げなかったポーランドの歴史を一通り扱った新書本。ポーランドと聞くと、過去の歴史から他国から蹂躙されたイメージを持つかもしれない。事実、地政学的に見て、ポーランドは国土が平坦である。それに加えて、周囲が超大国ばかりであるので、それ自体は間違っていない。しかし、だからといって、建国以来、常に他国からの攻撃を受けたわけではない。
本書を読んでいくとわかるが、中世時代では「ポーランド・リトアニア連合王国」としてヨーロッパ諸国のなかでも絶大な力を持っていた。またその時代の時点で、今日でいう国会が開かれたり、ポーランド独自の文化が形成されたりなど、国として大きく発展していたことがわかる。
また古くからアメリカとの関係が深いことを今回読んで知った。これはアメリカ独立戦争時に、ポーランド出身「タデウシュ・コシチュシュコ」と「カジミェシュ・プワスキ」が、アメリカの独立に協力したことに関係する。