作品一覧 2024/04/10更新 文藝春秋 NEW 試し読み フォロー 人口学に訊け! 2050年の世界地図 試し読み フォロー 大量相続時代、土地が棄てられる 試し読み フォロー 地方銀行消滅? 試し読み フォロー 地方消滅 創生戦略篇 試し読み フォロー 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 試し読み フォロー 地方消滅と東京老化 試し読み フォロー 地方創生ビジネスの教科書 試し読み フォロー 地方大学 生き残りの条件 試し読み フォロー 東京再膨張 試し読み フォロー 東京消滅―介護破綻と地方移住 試し読み フォロー 東京の憂鬱 試し読み フォロー 令和生まれが見る2100年の日本 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 増田寛也の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 増田寛也 限られた人の学術問題だった人口減少を、一気に政策課題、社会課題に引き上げた(というよりブームにした)本をようやく一読。 この問題に関心のある人にとっては大きなテーマはすでに馴染みがあるけれど、馴染みがあるものにしたのが2014年のこの本だとも言える。 ポイントは、やはり具体的に消滅する自治体の名を挙...続きを読むげたことだろう。自分ごと化させるにはこらは取るべき手法。 政策支援で出生率は上げられても、手を打つのが遅いと効果は出ない。なぜなら子どもを産む若い世代の女性の絶対数が減ってしまっては、一人当たりのこどもの数が増えても焼け石に水だから。だからこそ一刻も早く、と言っているうちに時代はコロナ禍に、、、 すべての自治体を均等に救おうとしても不可能、せめて各地方の拠点都市を人口流出の防波堤に、すなわちダム化する、という指摘も考えさせられる。 個々人の生き方に関わる問題だけに意見を言うにはデリケートさが必要なテーマだし、実際いろいろな考え方があってよいが、こどもを産みたい、育てたい、という望みを持つ人のことを社会全体で応援すること、くらいは実現できる国力を維持できないものか。 Posted by ブクログ 地方消滅 創生戦略篇 増田寛也 / 冨山和彦 「地方消滅」のスピンオフ。 すべての自治体がグローバル社会で戦う必要はない。ローカルにはローカルのサイズ感と稼ぎ方がある、という切り口。 ローカルに差別的、との評価もあるようだが、地域それぞれでいいじゃん、というのは実はこの数年のバズワードである多様性の議論でもあるんだよなあ。 Posted by ブクログ 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 増田寛也 子育てに適さない東京に人口が一極集中することによって人口急減社会が訪れ、地方には人がいなくなり消滅するという恐ろしい予測について書かれていた。 出版から8年たった今も特に日本としては危機感を持っているようには思えないが、子供を産みやすくするため不妊治療が保険適用になったことは(この本の提言を元にした...続きを読むのかはわからないが)前には進んでいる気はする。 また奇しくもコロナの蔓延でリモートワークが普及し始めているのも東京一極集中を避けるための追い風になるはず。 自分も消滅可能性都市ではないが地方に住んでいるため、政府にはこの問題に対して真剣取り組んでもらえるとありがたい。 Posted by ブクログ 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 増田寛也 2014年に書かれた有名な本であるが、今まで読んでいなかった。豊島区が消滅都市にあがっていて、話題になった本である。20歳から39歳までの女性の人口動向に焦点を合わせているのが面白い。 少しデータは古くなったが必読の書である。2010を基準にしているが、アップしてもらいたい。 Posted by ブクログ 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 増田寛也 2016年の都知事選に出馬した増田寛也氏(ひろや,1951~)の2014年の著書。 周知の通り、若い女性がどんどん減っていく地域は将来的に自治体としての存続が危うく、「消滅可能性都市」と位置付けられるが、今や日本全国の大半の市区町村が消滅可能性都市であり、早急の対策が求められている。 これまで選択...続きを読むの自由が尊重されるあまり、子供を持つかどうかは個人の自由なのだから、そこに政策的な介入はすべきでないとされてきた。 確かに個々人が子供を持つかどうかに政府が口を出すのはおかしい。 ただその一方で、希望しながらも社会的、経済的な制約が多くて子供を持てない国民も多い。 だとすれば、その制約を緩和するのは、政府や自治体の仕事だし、国民も危機感を共有する必要があるだろう。 改めて考えさせられます。 Posted by ブクログ 増田寛也のレビューをもっと見る