地方消滅 東京一極集中が招く人口急減

地方消滅 東京一極集中が招く人口急減

1,012円 (税込)

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このままでは896の自治体が消滅しかねない――。減少を続ける若年女性人口の予測から導き出された衝撃のデータである。若者が子育て環境の悪い東京圏へ移動し続けた結果、日本は人口減少社会に突入した。多くの地方では、すでに高齢者すら減り始め、大都市では高齢者が激増してゆく。豊富なデータをもとに日本の未来図を描き出し、地方に人々がとどまり、希望どおりに子どもを持てる社会へ変わるための戦略を考える。第8回新書大賞受賞作。

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地方消滅 東京一極集中が招く人口急減 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    限られた人の学術問題だった人口減少を、一気に政策課題、社会課題に引き上げた(というよりブームにした)本をようやく一読。
    この問題に関心のある人にとっては大きなテーマはすでに馴染みがあるけれど、馴染みがあるものにしたのが2014年のこの本だとも言える。
    ポイントは、やはり具体的に消滅する自治体の名を挙

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    子育てに適さない東京に人口が一極集中することによって人口急減社会が訪れ、地方には人がいなくなり消滅するという恐ろしい予測について書かれていた。
    出版から8年たった今も特に日本としては危機感を持っているようには思えないが、子供を産みやすくするため不妊治療が保険適用になったことは(この本の提言を元にした

    0
    2022年08月21日

    Posted by ブクログ

     2014年に書かれた有名な本であるが、今まで読んでいなかった。豊島区が消滅都市にあがっていて、話題になった本である。20歳から39歳までの女性の人口動向に焦点を合わせているのが面白い。
     少しデータは古くなったが必読の書である。2010を基準にしているが、アップしてもらいたい。

    0
    2021年03月25日

    Posted by ブクログ

    2016年の都知事選に出馬した増田寛也氏(ひろや,1951~)の2014年の著書。
    周知の通り、若い女性がどんどん減っていく地域は将来的に自治体としての存続が危うく、「消滅可能性都市」と位置付けられるが、今や日本全国の大半の市区町村が消滅可能性都市であり、早急の対策が求められている。

    これまで選択

    0
    2020年10月04日

    Posted by ブクログ

    少子高齢化の現状~対策、さらに取り組んでいる事例をまとめてありました。
    第一に、この問題を考えるうえで人の動きが重要だと学びました。今は地方から東京にいく若者が増えており、特に女性の流出が深刻とのこと。結果、東京は女性が多く、地方には男性が多い。そして、東京は子育てしにくい環境と書いてあり、「そりゃ

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    本書は今から10年前、2014年に発行されたものである。
    本書は、日本の人口減少にあらためて警鐘を鳴らしたものであるが、何より、日本の地方自治体のうち、896の自治体は「消滅可能性都市」である、自治体そのものが消滅してしまう可能性があると述べたところが、ショッキングであり、当時、相当に話題を呼んだ。

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ


    少し前の本ですが、人口減少モデルはかなり精度が高く、私の住む地域はこの当時のモデルから大きく乖離していません。
    換言すれば、この本で書かれている地方を活性化させる手段を、自分の住む街は実行していないという実情があるということです。

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    増田寛也(1951年~)氏は、東大法学部卒、建設省勤務(その間、千葉県警、茨城県庁等への出向あり)、岩手県知事(3期)、総務大臣(内閣府特命担当大臣)、東大公共政策大学院客員教授、野村総合研究所顧問等を経て、現在、日本郵政(株)社長。
    私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその

    0
    2022年10月14日

    Posted by ブクログ

    この本は人口急減の問題を世の中に広めてくれた事が一番すごいところ。7年前の本だけど社会は変化しているのかな?状況は更に悪くなっている気がする。人口減少は本当に大変な問題だと思っていて、自分が住んでいる市町村は、この先どうなるのだろう?と不安になる。とともに自分に何ができるだろうか?と考えさせてくれる

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    人口ブラックホール現象という表現は非常に的を得ていると感じる。人がが東京に吸い寄せられていく。仕事や経済面が許せば地方移住は多くの方にとって有力な選択肢になるはず。地方の過疎化と東京集中の負のサイクルの起点は何なのか。対応するためには大きな力、一時的な負担を伴う構造改革は免れないだろう。

    日本の持

    0
    2021年08月21日

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