増田寛也のレビュー一覧

  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減
    限られた人の学術問題だった人口減少を、一気に政策課題、社会課題に引き上げた(というよりブームにした)本をようやく一読。
    この問題に関心のある人にとっては大きなテーマはすでに馴染みがあるけれど、馴染みがあるものにしたのが2014年のこの本だとも言える。
    ポイントは、やはり具体的に消滅する自治体の名を挙...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    「地方消滅」のスピンオフ。
    すべての自治体がグローバル社会で戦う必要はない。ローカルにはローカルのサイズ感と稼ぎ方がある、という切り口。

    ローカルに差別的、との評価もあるようだが、地域それぞれでいいじゃん、というのは実はこの数年のバズワードである多様性の議論でもあるんだよなあ。
  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減
    子育てに適さない東京に人口が一極集中することによって人口急減社会が訪れ、地方には人がいなくなり消滅するという恐ろしい予測について書かれていた。
    出版から8年たった今も特に日本としては危機感を持っているようには思えないが、子供を産みやすくするため不妊治療が保険適用になったことは(この本の提言を元にした...続きを読む
  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減
     2014年に書かれた有名な本であるが、今まで読んでいなかった。豊島区が消滅都市にあがっていて、話題になった本である。20歳から39歳までの女性の人口動向に焦点を合わせているのが面白い。
     少しデータは古くなったが必読の書である。2010を基準にしているが、アップしてもらいたい。
  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減
    2016年の都知事選に出馬した増田寛也氏(ひろや,1951~)の2014年の著書。
    周知の通り、若い女性がどんどん減っていく地域は将来的に自治体としての存続が危うく、「消滅可能性都市」と位置付けられるが、今や日本全国の大半の市区町村が消滅可能性都市であり、早急の対策が求められている。

    これまで選択...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    全国896の自治体は消滅の危険性があると、
    それに対する処方策をとく。
    ■大学進学率50%を超えた状況にあるなら、グローバル大学(G型大学)とローカル大学(L型大学)に分けて、G型大学の役割をグローバルで通用する極めて高度なプロフェッショナルな人材の輩出するのに対して、L型大学の役割を生産性向上に資...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    地方が消滅することを嘆くのではなく、このままでは消滅してしまうかもしれない地方をいかに再生するか、という視点での対談を本にしたもの。

    2人とも言葉に勢いがありますねぇ。
    そして、地方再生(創生)に対する熱い思いを感じました。

    決して、奇をてらったものではなく、当たり前のことを当たり前にして...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    面白い本だった。
    生産性の向上が大切。
    それができるのが、地方。
    大学との連携。

    糸魚川に何ができるか?

    LからGへ
  • 地方消滅 創生戦略篇
    あっという間に読めてしまう本である。
    とにかく、読んでいて爽やかな気持ちにさせてくれる。
    現場に身を置き、現場のデータを忠実に見ながら、近未来を俯瞰する態度で予想する。
    こんなお二人が入っている政府の委員会なら安心だ。
    それと、富山和彦氏のあとがきででてきた青木昌彦氏の死去はしらなかったし、お二人の...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    浮ついた空中戦は一切なく、具体的に具体的に、地方を上向かせるための議論を様々な角度から展開する一冊。業界関係なく、日本で商いをするすべての方にオススメ。
    理論と実践のバランスがとても心地よい一冊。
  • 地方消滅 創生戦略篇
    今、地方を語らせたら最も旬のお二人による対談を文字起こしした一冊。
    地に足の着いた、そして実体験を伴ったお二人のご意見はひとつひとつがごもっともなものばかり。
    対談集ですので、空き時間にすらすらと読み進めることが出来てあっという間に読み終えてしまいました。
    183ページと言う比較的薄いページ数にもか...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    少子高齢化による人口減は続く。それをどのレベルで収めるかも重要だが、人で不足が恒常化する中で地方と東京の役割をどう分担するか。
    冨山氏との対談の形で書かれている。冨山氏は大学も地方(L型)とグローバル人材養成を主眼にするG型大学に役割を分担する提言をして注目されたが、大学(教育)のみならず、移民など...続きを読む
  • 地方消滅と東京老化
    話題の一冊。
    高齢化の問題は地域差が極めて大きいですので、自分の住んでいるところの状況だけで判断すると見誤りますね。
    田舎住まいの私ですが、データからも明らかなように本当に首都圏の急速で膨大な高齢化は国全体の大きな問題だと思います。
    著者の増田寛也先生が座長をされている日本創成会議の提言はいろいろと...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減

    少し前の本ですが、人口減少モデルはかなり精度が高く、私の住む地域はこの当時のモデルから大きく乖離していません。
    換言すれば、この本で書かれている地方を活性化させる手段を、自分の住む街は実行していないという実情があるということです。
  • 地方消滅 創生戦略篇

    前著の第二弾です。
    具体的にどのようなプロセスで、どのように人口維持をするべきかがまとまっています。
    と同時に誤った解釈も載っており役立ちます。
  • 地方消滅 創生戦略篇
    少子高齢化による「人口オーナス」の克服には、「選択と集中」と「生産性の向上」が欠かせないことが、豊富な事例と筆者らの経験から詳述されている。
  • 地方消滅 東京一極集中が招く人口急減
    増田寛也(1951年~)氏は、東大法学部卒、建設省勤務(その間、千葉県警、茨城県庁等への出向あり)、岩手県知事(3期)、総務大臣(内閣府特命担当大臣)、東大公共政策大学院客員教授、野村総合研究所顧問等を経て、現在、日本郵政(株)社長。
    私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその...続きを読む
  • 地方創生ビジネスの教科書
    地域のビジネス事例がまとめられている

    他地域では既に実施済みなので完コピしても限度のある成長となってしまうことに留意