高橋睦郎の作品一覧

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作品一覧

2019/07/10更新

ユーザーレビュー

  • 漢詩百首 日本語を豊かに
    読み下し文のルビの振り方が美しい。
    例えば『涙』を「なんだ」『汝』を「なれ」と読ませる。
    それぞれ「なみだ」「なんじ」と読んだのでは音の響きがまるで違う。
    漢詩とともに日本語の美しさも教えてくれる。

    ↓ いつか使ってみたい言葉
    ・玲瓏(もゆらか)
    ・残んの月
    ・花の如き人
    ・花をながむるの人
    ・自...続きを読む
  • 万葉集の詩性 令和時代の心を読む
    ネットでHeveneseのラストトークを見ていて、本書に言及があったので購入。令和の語源である万葉集をほとんど知らなかったので、とても興味深く読んだ。8人の著者の、改元をきっかけに書かれた万葉集に関するエッセイ集。

    鈴木大拙は「日本人の霊性」の中で万葉集を「稚拙」だとか「幼稚だ」とか、あまり良い評...続きを読む
  • 百人一首 恋する宮廷
    百人一首を詩人が独自の解釈で読み直す。静岡新聞の連載コラムが書籍化された異色の百人一首論。

    中学生の子供の正月の行事。百人一首を暗記して大会。映画「ちはやふる」のように、日本独自の風物詩として続く。子供の頃を思い出しつつ、本棚から積ん読本を取り出し少しづつ読み返してみた。

    本書は、教科書的な内容...続きを読む
  • 万葉集の詩性 令和時代の心を読む
    文学や編集に携わる8名の手による万葉集エッセイ集、といえばよいか。
    出だしから中西進氏による『旧約聖書』と『万葉集』のリンクが展開され、度肝を抜かれる。良き文学とはほかの文学と共鳴するものとはいうが、まさかそんなところと響き合うとは。しかも万葉集の第一人者の一人中西進氏からそんな。おみそれしました。...続きを読む
  • 百人一首 恋する宮廷
    見開き2ページに歌と作者、そして意訳とその歌の背景や作者の生涯についてが書かれている。
    この本の特色は、なんといっても意訳の部分。
    教科書で習ったものとは多分全然違う解釈の歌が多い。

    歌に詠まれているものだけを見てもわからない。
    そこには恋愛模様だけではなく、歴史との対話あり、今現在の政争の顛末あ...続きを読む

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