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Posted by ブクログ 2020年03月28日
百人一首を詩人が独自の解釈で読み直す。静岡新聞の連載コラムが書籍化された異色の百人一首論。
中学生の子供の正月の行事。百人一首を暗記して大会。映画「ちはやふる」のように、日本独自の風物詩として続く。子供の頃を思い出しつつ、本棚から積ん読本を取り出し少しづつ読み返してみた。
本書は、教科書的な内容...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月03日
選者定家を第二の作者、自らを第三の作者とし、明治以降の海外の詩歌など多くの知見も援用して、
「後読み」によりこの詞花集を読み解いていこうというもの。
百首の現代語訳は、詞書や出典元の勅撰集の配列などを参照にした詳しく行き届いたもの。
個々の解釈では、詩人らしい深読みが多く、踏み外しであってもまた興...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月02日
百人一首について、お勉強のために読む。
ひとつひとつの歌について、著者なりの丁寧な「読み」がされており、歌の解釈は本当に多種多様だな、と思った。
時には「うがちすぎでは?」と思うような読みもあったものの、表面的な読みだけではなく、当時の政治的背景を透かして見せたり、作者の生涯にしっくり照らしあわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月12日
見開き2ページに歌と作者、そして意訳とその歌の背景や作者の生涯についてが書かれている。
この本の特色は、なんといっても意訳の部分。
教科書で習ったものとは多分全然違う解釈の歌が多い。
歌に詠まれているものだけを見てもわからない。
そこには恋愛模様だけではなく、歴史との対話あり、今現在の政争の顛末あ...続きを読む
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