本村凌二の作品一覧
「本村凌二」の「地中海世界の歴史」「興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「本村凌二」の「地中海世界の歴史」「興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
全8冊の2冊目の副題は“沈黙する神々の帝国”。
1冊目が“神々のささやく世界”で、
個人的には神々がささやく、という現象が
心象風景なのか、
それとももっと物理的な現象を指しているのか
判別がつかなかったのだけれど、
この時期の「沈黙」はよくわかった。
すなわち、文字の発明。
文字により、人類は「知の普及」を可能にした。
結果として、人類は神の声より人の声を聴くようになった。
よくよく考えてみれば、
ユダもムハンマドもキリストも元は人。
一神教と現在見做されているものは、
すべて胸に抱くひとつの信仰を「神」と名付けているに過ぎないのだな、と思った。
ニーチェが「神は死んだ」と言ったのは
Posted by ブクログ
「ローマ帝国の歴史には人類の経験のすべてがつまっている」(思想家丸山真男)
どんな教科書にも載り、数々の研究書や解説書、小説、映像作品を生み出した時代。
西洋文明の最も誇らしい“古代”
〈興亡の世界史〉というテーマからして、王道中の王道、ローマ
私的ではあるが時代は三つに分けられる。
〈黎明期、イタリア半島統一からカルタゴとの戦い〉
〈絶頂期、カエサル、オクタビアヌス〉
〈衰退期、ローマ帝国とキリスト教〉
千年近いローマの通史を350ページで連ねた本は、よく知られているカエサル時代はサラリと、そのかわり皇帝ネロ以降を極力漏れのないように描いている。
戦いと陰謀に明け暮れるローマ、特に紀元
Posted by ブクログ
13世紀に中国を支配した元は、代々の国王がチベット仏教に夢中で、チベット仏教の寺院を建てるために空になった国庫をカバーするために交鈔を乱発したことで激しいインフレーションが起きて経済が傾き、社会が混乱状態に陥ったところに、治水事業の失敗による黄河の氾濫が起きた。
元の宮廷はそうした混乱に対して、人々に重税を貸すことで乗り切ろうとしたが、負担に耐えかねた人々の間で白蓮教徒の乱が起こり、やがて朱元璋が明を打ち建てた。
しかし実は元で信仰されていたのはチベット仏教だけではなく、景教(ネストリウス派キリスト教)、カトリック、道教、イスラム教など、多様な信仰が容認されていた多宗教国家だった。
とくにネ