興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国

1,485円 (税込)

7pt

人類の今後を占ううえで、「人類の経験のすべてがつまっている」といわれる古代ローマ史ほど、参考になるものはない。小さな都市国家を強大化に導いた、「共和政ファシズム」の熱狂的エネルギー。猛将・ハンニバルが率いるカルタゴとの死闘。カエサルとアウグストゥスに始まる帝政。地中海はもちろん、ブリテン島から中東にいたる「世界帝国」の現出。そして、ローマ帝国が終焉を迎えた時、古代文明はどのように変貌していたのか。

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興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月09日

    人類の経験のすべてが詰まっていると言われる古代ローマ史について。
    以下、本書より。

    【ローマ人の特異性】
    なぜローマ人だけがあの巨大な帝国を築く事ができたのだろうか。
    異邦人であるポリュビオスだけではなく、古代でも現代でも誰もが興味をそそられる問題である。
    ローマ人とはどういう人々であるのか、とい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月29日

    ローマ帝国史をコンパクトにまとめた一冊。

    単行本の時に読んだが、文庫化したのを機に再読。やはり非常に面白い。

    たぶん、単行本時代に本書を読んだのが一番最初のローマ帝国本だと思うのだが、それから何冊か類書を読んだためか、初読時よりさらに面白く読めた。

    そのうち再々読する予定。

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    Posted by ブクログ 2022年07月25日


    講談社学術文庫

    本村凌二 「 地中海世界とローマ帝国 」

    ローマ帝国史の本。共和制ファシズム と ハンニバルとの戦いにより、ローマが地中海世界の覇権をとり、平和、政治不安、東西分裂、異民族侵入、一神教へ転換を経て、文明が変貌し 帝国が終焉したという流れ


    皇帝を中心に多くの人物を取り上げてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月06日

    塩野七生氏の「ローマ人の物語」で、ローマ史に詳しく触れた。
    本書でその復習になる。
    膨大な時間と領域をコンパクトにまとめてあるが、
    一冊では少し物足りない感じ。
    ただし、要所はしっかりとおさえてある。

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    Posted by ブクログ 2020年02月22日

    ローマ帝国史について、一冊で振り返るには最適の書。塩野七生さんのローマのシリーズにて、細かく読み進めていたが、久しぶりにこの一冊で振り返ることが出来た。
    地中海史は、奥が深い

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    Posted by ブクログ 2019年04月07日

    塩野七生のローマ人の物語はリアルタイムで読んだので、ずいぶん経ってからのローマ史復習だったが五賢帝の後〜ローマ滅亡までがわかりやすく面白かった。コンパクトでわかりやすく、登場人物も理解できた。
    ローマ人の物語は全巻通じて面白いけど五賢帝までが特に面白かった記憶がある。

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    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    古代ローマの成立から周辺国家、強国カルタゴ等を征服し地中海を中心としたヨーロッパの大国となる歴史が、英雄たちを中心に面白く書いてある。ローマ2000年を支えたものが何であったかをひとことで言うのは難しいし、読んでも分からなかった。▼カエサルなど多くの素晴らしい人物も生み出した。王政、共和制、帝政、な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    ローマ帝国の通史としての時代の流れとともに、時代それぞれにある、多面性、多様な見方が現代をみる上でもヒントになりそう。

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    Posted by ブクログ 2021年08月29日

     本書はローマ帝国史の概説本だが、定石通りの建国神話からではなく、なぜかいきなりローマ軍総督小スキピオによるカルタゴ制圧の場面で始まる。これは著者の問題意識の視座を如実に反映したものだ。カルタゴやギリシャのコリント崩壊など、ローマがかくも徹底的に敵国を破壊しなければならなかった理由は何か?ともすれば...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    わかっていたことだけど、『ローマ帝国』について一冊で何かを述べることが出来る訳無いのは仕方ないよね。
    それでも、通史でもやはり面白さは伝わるし、新たな発見もある。

    三頭政治のクラッスス、お前どっから出てきたんや?つうか誰や?って疑問について、一部なりとも回答が得られた感あり。

    そして、どうしても...続きを読む

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