教養としての「ラテン語の授業」―――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流

教養としての「ラテン語の授業」―――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流

歴史、哲学、宗教がわかる! ラテン語は世界最高の教養である。

35万部突破のベストセラー、日本上陸!
ラテン語の名言を通して、リベラルアーツの源流を学ぶ

本書は、バチカン裁判所の弁護士、ハン・ドンイル氏が西江大学で行った名講義を整理したものだ。彼の講義は、単なる語学の授業というよりは、総合人文科学の授業に近い。西洋文明の根源であるラテン語を通して、歴史、文化、宗教、恋愛、お金など、多くのことを学べる。

彼の授業を聞いた学生らは「本当の自分を見つけることができた」「世界を見る視野が広くなった」「思考がより深くなった」と絶賛し、さらにこの授業が人生の転換点になったという人もいる。

講義の初日の学生は24人だったが、名講義だとウワサが広がり、周辺の大学の学生や一般の聴講生まで集まっていった。

ラテン語は現在使われていない言語で、文法も難しい。なぜこの講義が人気を集めたかというと、ラテン語の学習のほかに、著者である教授が自ら留学先で体験したことを言葉に乗せて話した内容が、まさに人生についての学びが凝縮されたものだったからだ。そして、ヨーロッパ各国の歴史、文化、法律に焦点を当て、ラテン語を通して見える世界の面白さを幅広くとり上げているのも人気の秘密だろう。

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教養としての「ラテン語の授業」―――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    L’étymologiste non omnia finit.
    死がすべてのことを終わらせるわけではない

    この本にはいろいろなラテン語の名句が出てくるが、この言葉が1番心に残った。私がすべてを終わらせるわけではない、生きている限り希望があるのだ。

    ラテン語の授業の話なのかな?という興味で読み始

    0
    2023年07月15日

    Posted by ブクログ

    ラテン語をなぜ学ぶか、興味深く読めた。古代ローマに思いをはせながら、ラテン語の少しかじれて良かった。

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    ラテン語の有名なフレーズを取り上げて時代背景が紹介されていたり、そこから理解できる当時の人々の考え方から現代の私たちの生きづらさへの処方箋となるような示唆が与えられたりしてページをめくる手が止まらなかった。構えずに読める読み物として面白い!

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    東アジア初のロタ・ロマーナの弁護士であるハン・ドンイル教授の初級ラテン語の授業を書籍化したもの。ラテン語の文法や名句だけでなく、関連するローマの生活とか歴史とか英語の語源など幅広い教養が語られている。さらに言えば半分くらいは人生訓だったり、学生への励ましだったり、自分の体験談だったり、学生に伝えたい

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    ラテン語の授業というより、人生哲学の授業。ラテン語やその文化や歴史を題材にとりながら、懐深く、かつ、心に染みる人生の応援歌。ラテン語を学ぶとは、難解な文法を少しずつ読み解き、理解しながら前に進む忍耐力を鍛えることに似たり。まさに人生そのものである。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    ラテン語を学習すると言うよりは、ラテン語に関する歴史や時代背景を学びながら、「日常生活をどう満足できるものにしていけるのか」みたいな哲学的思考を考える作品だった。著者とは考え方や物事の感じ受け取り方が同じという訳では無いが、自身とは違った考え方を聞ける良い作品だと思う

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    韓国の大学でのラテン語の授業を再現している。ラテン語や古代ローマの文化を通して、「生きること」、「学ぶこと」を見つめなおさせてくれる。各セクションが読者への問いかけで終わっていて、ただ読むだけではなくて、読書に一度たちどまって考えさせる仕組みがあって良いなと思った。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    哲学の授業のようでスラスラ読めた。
    ラテン語を本格的に教えてくれる訳では無いが、ローマの時代の歴史などと絡めた説明がとても面白かった。

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    ロタ・ロマーナ(バチカン裁判所)の弁護士をしている著者が、自国の韓国の大学でおこなったラテン語の講義の記録をもとにした書。今の時代、教会の裁判所とはどんな役割を担っているのか、ちょっと想像できないがそれはさておき。ラテン語の文法の話も出てくるが、それ以上にラテン語のさまざまな言葉を通じて、歴史、宗教

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    教養本というか哲学書だった。
    ラテン語とキリスト教は切り離せないからきっとそうなる。
    ミッション系の母校でキリスト教の授業があり、当時は「イエス様、たとえ話またキターー!」とかおちょくっていたのだが、世界の教養を学んでいたと思うと有り難い時間だった。

    言語にはその国の歴史や国民性が滲み出ている。そ

    0
    2023年10月22日

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