茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会

茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会

ビジネス・実用
990円 (税込)

4pt

一六世紀に日本を訪れたヨーロッパ人は茶の湯の文化に深い憧憬を抱いた。茶に魅せられ茶を求めることから、ヨーロッパの近代史は始まる。なかでもイギリスは独特の紅茶文化を創りあげ、茶と綿布を促進剤として伸長した資本主義は、やがて東洋の門戸を叩く。突如世界市場に放り出された日本の輸出品「茶」は、商品としてはもはや敗勢明らかだった。読者がいま手に茶碗をお持ちなら、その中身は世界史を動かしたのである。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会
  • タイトルID
    :
    596814
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    10MB

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茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    角山栄氏が1980年に刊行したものを2017年に改訂した作品。

    今作では主に大航海時代からの世界史をtea(紅茶)とcha(緑茶)を通して眺めているものである。

    中高の歴史の教科書出てくる内容とteaとchaは密接に関わってくると考えるとなかなか普段飲んでいる茶に対する見方が変わってきた。

    個人的には本作と川北稔氏の『砂糖の世界史』をセットで読んでみるとさらに奥深いものになるのでオススメです!(読みやすいのは『砂糖の世界史』の方だと思うのでこっちから読むのがいいかも…)

    1
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    世界には、お茶を指す言葉は二種類しかない、cha(チャ)とtea(ティー)。
    日本を始め、世界各地に広がっていった茶に関する歴史が、詳細なデータとともに綴られている、貴重な一冊。

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    Xの世界史と名付けられた本は名著が多いが、この本も茶という商品に注目することで、世界史の見方を変えてくれる良書。経済学部の教授がおススメしてくれていた理由がよくわかる。

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    2018の冬から春に読んだようだけども

    茶の歴史を通して、日本の茶の位置付けもみえてくる

    食品偽装とかやってたせいで、今や世界は紅茶で揺るぎない

    最近、やっと緑茶が評価伸ばしてる?

    0
    2018年11月19日

    Posted by ブクログ

    以前に岡倉天心の「茶の本」を読んで疑問に感じていた「紅茶を飲んでいる国の人に茶の湯はどの様に映ったのか?」という問いの答えがわかった気がしました。

    緑茶や抹茶は1600年代にはオランダを経由してヨーロッパにも広がっていたんですね。そして、「茶の本」が発表された明治39年には、緑茶はアメリカ西部を中心に飲まれていたし、茶の湯を知っている人もいたんですね。

    近代化の中において、「文化」であったお茶が、イギリスやアメリカで資本主義経済の「商品」となり、植民地産の紅茶との競合に敗れてゆく歴史背景がわかり、疑問がスッキリしました。

    昨今では一周まわって「文化」としてのお茶は注目されているし、抹茶の人気は世界的にとても高い。食事の時のお茶も好きだけど、「文化」としてのお茶も大事にしたくなりました。

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    経済学という視点から出発しているので、ただ歴史を辿る本とは違う。なぜ茶は欧米で受け入れられたか、当時の世界的ブームのスタート地点は日本の茶道であったにも関わらずなぜ近代において日本の茶は売れなかったか。西洋に負けた中国と日本。

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    ガイアの夜明けで伊藤園の人が紹介されてたので読んでみた。

    文字通り、もともと東洋で好まれていたお茶がどのように世界に広がっていったのかについて記載されている。
    なぜイギリス人はコーヒーではなくティーを好むのかといったところに始まり、もともとは日本茶、中国茶を輸入していたところからどのように、セイロンティーやダージリンティーといったところにシェアが変わっていったのかについても記されており、産業革命・資本主義の一連の勃興の中で茶が大きな役割を果たしていたことを知ることができる。

    ただ結局なぜミルクと砂糖を入れて飲むのか、緑茶が他の国の人に受けいられらないのかが分からなかっただけが心残り。

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    自分が読んだのは改訂版だった!

    世界経済を語る上で奴隷貿易とプランテーションの話は必ずセットでついてくるねぇ…。

    最近○○の世界史という、1つのものの視点から見た歴史の本にハマっている。
    どうせなら好きな紅茶、茶葉に注目した本を読んでみようと思った。


    ◇感想
    一言でいうとめちゃくちゃ興味深い話がいっぱいあった。
    砂糖や紅茶の歴史は西欧に偏りがちだったので、近代以前のブランド品としての高い日本茶から、産業革命後の地位の失墜まで、歴史的背景が見えてくる。

    16世紀のオランダでティーソーサにあえて茶を注いですする飲み方は茶道を模していたのか!とか、ティーとチャイの語源の違い。

    鎖国終了後の日本がいきなり資本主義の世界市場に放り込まれ、家族経営の貧弱な生産体制、ノー情報、ノー人脈、ノーノウハウの状態で奴隷たちによるプランテーションでの大量生産商品に値段も量も敵うはずもないよね…。
    そしてやはり対外へのはったりや商売のやり方って日本はへたくそなのね。
    サンプルは高品質で、買ったら粗悪品とか…取引継続的な事を何も考えてないじゃないの…。というか海外への蔑視がそうさせたのかな。

    ただ、今は緑茶も結構有名になってきたと思う。
    グリーンティー、ノーカロリーでダイエットに良し!みたいな感じで認識されているよね。
    200年ほど前に紅茶の成分は健康によく、壊血病に効く!(紅茶にはビタミンCはほぼないが…)みたいな名目で売り出しのと同じ手法だけど。
    アメリカには健康手法がよく効くなぁ。

    1980年出版時点で、茶道に関するアメリカ人の意識が変わってきた、とあとがきにあった。
    物質主義に疲れたアメリカ人がヨガや茶道といった、精神的充足や「道」といった精神論に興味を持ち始めたのだろうとのこと。
    こんまりメソッドが爆発的にヒットしたことも踏まえ、現代社会は機械による効率化、ITの進化で情報と刺激にさらされ続け、心身を休ませる機会が与えられない。
    昔は「自立」を目標に生産を上げ続けることを目標にされてきたが、これからは個々の「自律」を目標に進んでいくべきだと思った。

    ◇海外で売れてる日本の本
    「武士道」:新渡戸稲造(1900出版)
    「茶の本」:岡倉天心(1906出版)
    「茶の文化史」:村井康彦

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    東洋で初めて『茶』(と、日本人の茶道)に出会い、惹かれた西欧人が、その後どのように『茶』と付き合い、或いは『茶』を乗り越えていったのか。
    あるいは、国際情勢と経済的事情により『茶』が如何にして英国の国民的飲料としての地位を築いたのか。
    明治維新後の最初期の外貨獲得に『茶』の果たした役割とはいかなる物か。
    等々、興味深く読めた。

    また、明治最初期の日本商人/商社の海外での悪戦苦闘というか、無謀さについても、一端を知ることができた。

    筆者の『緑茶/茶道』の精神的優位性云々という姿勢がなければ、もっと楽しく読めただろう。そこは残念。

    0
    2018年10月27日

    Posted by ブクログ

    1部の茶の文化史については読んでてもあまり内容は入ってこなかったけど、
    2部の商品としての茶、特に日本茶を海外展開するにあたっての変遷については興味深いものはあった。

    0
    2026年01月10日

茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会 の詳細情報

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    茶の世界史 改版 緑茶の文化と紅茶の社会
  • タイトルID
    :
    596814
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    10MB

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