関幸彦の作品一覧
「関幸彦」の「英雄伝説の日本史」「恋する武士 色と権力の日本中世史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「関幸彦」の「英雄伝説の日本史」「恋する武士 色と権力の日本中世史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
鎌倉、室町、江戸の武家政権のことを指す「幕府」という言葉についての史学史的な考察。
新井白石「読史余論」、頼山陽「日本外史」、田口卯吉「日本開化小史」、重野安繹らによる「国史眼」を踏まえ、江戸中期における“武家政権”観や、鎌倉政権や南北朝についての議論を概観。天皇制システムに背理しない“体制内野党”として武家政権を捉えたり、西欧諸国の中世封建システムとの共通項として“騎士団”≒“武士団”といった構図を見出したりして、「幕府」という用語が、明治大正期にかけて「国史」の中に位置づけられるようになる。
日本史の、それも近世以前の用語として学校で習った「幕府」が、実は近代の概念であり、また、国内外の
Posted by ブクログ
「刀伊の入寇」…高校で日本史を選択していてもサラッと用語のみの説明だけで終わることも多いだろう。しかし、古代日本の外交・国防を巡る上では重要な事件である。
刀伊の入寇そのものは雑に言ってしまうと「異民族の海賊のようなものが来たので撃退した」と言うだけであまり語られる部分は少ないのだが、なぜ侵入が起こったのか、当時の東アジア情勢を絡めて考察している。そこからは当時の朝廷が高麗をかなり警戒していたことなどが伺える。
また国内的な意義として、天慶の乱以来の兵(後の武士)の台頭の1プロセスであること、この時律令制度は形骸化していたと言われるが実はそれが一面の見方に過ぎないことなどが書かれている。