高橋義夫の一覧

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作品一覧

2020/07/24更新

ユーザーレビュー

  • 火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」
     火付盗賊改の成り立ちから消滅までを描いた本書。

     本書を読んで、改めて火付盗賊改の貧弱さ(町奉行や他の幕府組織に比べて)を確認した。

     持ち出し(自費)が多く、むしろ成りたくない厄介な役職であった事は確かである。

     そんな中、中山勘解由・長谷川平蔵・矢部定謙の有能な3名を始め、歴代長官が四苦...続きを読む
  • 火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」
    江戸の放火犯、盗賊、博徒を取り締まった火付盗賊改。時代小説では颯爽たるイメージだが、江戸の庶民には評判は芳しくなかった。鬼平・長谷川平蔵などは例外的であった。
  • 足軽目付犯科帳 近世酒田湊の事件簿
    北前船で栄えた山形・酒田において、江戸時代を通じて置かれた足軽目付が記録した街の風俗や事件。当時の様子が生き生きと伝わってきて面白い。こそ泥が度々出て追放処分にする話、出奔した武家の娘が自殺して見つかったあとの対応など。足軽目付の引き継ぎのような意味を込めた帳面だからこそ、感想など、正式な記録ではな...続きを読む
  • 五稜郭の兄弟
    幕末に久留米藩領、古飯村出身の兄弟三人が旧幕側として函館戦争に参加した史実に基づく物語。衝鋒隊の隊長となった長男の古屋佐久左衛門、幕府奥詰医になり五稜郭にまで来て函館病院長となる高松凌雲、そして二人についてきた末弟の高松六郎。福岡の地に生まれながら最後は賊軍として函館で新政府軍と戦う三兄弟の行動には...続きを読む
  • 五稜郭の兄弟
    戊辰戦争では衝鋒隊を率いて各地を転戦した古屋佐久左衛門、五稜郭の戦いで敵味方の区別なく治療をした幕府の医師高松凌雲の二人の兄弟を描いた小説。
    久留米藩の農家の家に生まれ、兄弟はそれぞれ兵法家、医者として動乱に巻き込まれる。そして転戦の末行き着いた蝦夷地で再会する。
    幕末史では時折このような兄弟愛が目...続きを読む

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