詭弁論理学 改版

詭弁論理学 改版

ビジネス・実用
902円 (税込)

4pt

知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見やぶろう。言い負かし術には強くならなくとも、そこから議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。人食いワニのパラドックスや死刑囚のパラドックスなど、論理パズルの名品を題材に、論理のあそびをじっくり味わおう。それは、詭弁術に立ち向かうための頭の訓練にもなる。ギリシャの哲人からルイス・キャロルまでが登場する、愉快な論理学の本。「鏡と左右」問題の付録つき。

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詭弁論理学 改版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    180 自己言及のパラドックス
    「この文に書いてあることは嘘です」または「この文に書いてあることは本当です」
    の文は、文章内容(命題)を正しいと判断しても、嘘だと疑ってみても真偽が決定できない。真と偽の両方が成り立ってしまうので、矛盾律に違反している。文法的には正しくても、論理的には意味を成さない。すなわち真理値分析するに値しない。

    198 予言のパラドックス、自己言及のパラドックス
    論理値分析(真を1、偽を0で表すこと)をすると分かりやすい

    210 鏡に映った人の上下は逆にならないのに、左右が逆になるのはなぜか?

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    痛快です!真面目な論理学の本だと思って読むより、
    「専門書の顔をしたチャンバラ」
    だと思って読む方が良いです。
    詭弁や強弁を振り回すタイプの人をズバズバと切ってくれます。
    話の通じない人に困らされている方におすすめします。

    0
    2021年10月30日

    Posted by ブクログ

    大学生の頃に、この本と出会ったが、なぜか読まずに何年も過ぎ去ってしまった。

    SNSの発達により、さまざまな人が議論に触れる頻度が多くなっている。その中で、「それは論理の飛躍だ」「論点のすり替えだ」と言ったような意見が出た際に、何が「飛躍」や「すり替え」なのか分からず置いてけぼりにされることもあるだろう。そんな方におすすめしたいのがこの本である。

    相手をうまく誤魔化す詭弁や、声を大にして叫ぶような強弁は、どういった種類があるのか。これらを冷静に分析し、解説している点において、まさしくタイトル通り詭弁論理「学」だと思った。

    特に良かったのは、「話す側」の論理、すなわちロジカルシンキングや論理的な話し方だけでなく、「話を聞く側」にも言及している点。
    どれだけ筋道立てて話そうとしても、聞かない人がいて、そうしたときは、相手に話させ「つまづきの石を探す」ことが大事だ、と筆者は説く。
    正しいことを言えば、相手も納得するだろうと思ってしまうが、相手にも考えがあることは忘れてはいけない。

    また、第4章にある、「ワニのパラドックス」が実際に呼び鈴として使われていると、イラスト付きで書いてある箇所は、それまで論理パズルで頭がガチガチになっていたので、拍子抜けして笑ってしまった。

    詭弁や強弁は、なくなることはないだろう。著者も述べていたが、使う際は、身近な人や自分の中での言葉遊びに留めたいものだ。

    0
    2019年08月17日

    Posted by ブクログ

    二分法や論点のすり替えなどいろんなロジックがあるんだなと思った
    論理パズルが多い。
    詭弁でゴリ押してくる人をどうするかは現在でも変わっていない。
    ひたすら自分の言いたいことを繰り返す「小児型の強弁」の原因はなるほどと思った。
    自分の意見が間違っているかもしれないなどと、考えたことがない。
    他人の気持ちが分からない。
    他人への迷惑を考えない
    世間の常識など眼中にない
    自分が前に言ったことさえ忘れてしまう。
    自信が強すぎる
    好き嫌いの感情が強すぎる
    他人に対してきわめて無神経である
    ツイッターでよく見かけると思った。

    0
    2017年09月05日

    Posted by ブクログ

    議論を交わす中で手段として使う場面が多い強弁術と詭弁術の詳細を細かに解説した本だが、読みながら次第に壺にはまってしまう感じで何度も読み返す場面が頻出だった.付録の「鏡をめぐっての会話」が理解しやすい感じだが、意外に奥が深い内容に感心した.全般的にあまり読みこなせない感じだったが、このような世界があることを知ったことである程度満足したと思いたい.

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    詭弁論理の前に論理学の基礎的な内容も含まれていて、普段の自分の主張の論理の組み立てにも役立てられそうだった。そして、自分の論理が詭弁になってしまうリスクも普通にありそうで、気をつけないといけないなあと感じた。そうならないために、できるだけシンプルに考えること、そして論理の型を理解して理屈を組み立てるのが大事だなぁと感じた。にしても、メディアは詭弁に溢れているなぁ、その前提で触れないといけないなぁと思った。

    フレーズ

    なまじ「議論上手」になって人に嫌われるよりは、天分を生かして「話上手」になるか、あるいは「勝てなくてもよい」という前提で議論を楽しむ「ゆとり」を身につけたほうが、はるかに好ましいのではないかと思う。


    無学者、論に負けず」

    理屈ぬきの「押しの一手」は、「強弁」と呼ぶべきであろう。これに対して、多少とも論理や常識をふまえて「相手を丸めこむ(あるいはごまかす)」のが「詭弁」である。

    泣く子と地頭には勝てぬ」

    「大きく構える」ということは、「自分のほうがまちがっているのかもしれない」という謙虚さをもつことでもある。

    すぐ偉い人の名前が出てくるような話は、まず信用できないものである

    ある。「選言」とは、「または」による場合分けのことである

    「健全な常識、健全な判断力を養う」ことが大切ではないかと思う。いかに力強い言葉で説得されようと、「だから、官憲も婦女子も、無差別に殺せ」というのが結論であれば、断然はねつけるだけの理性は残さなければならない。「あなたの考え方には、ついていけません」反論はこれで十分である。

    言葉の意味に注意するのも大切なことである。特に「本質的」とか「純粋の」などという形容詞が使われはじめると、言葉の本来の意味が消えうせて、ほしいままに使われるおそれがある。

    【原則 1】無理やり説得しようとするな。  無理を通そうとしたり、思いつきを口にしたりすると、かえって失言をして、議論がもつれることがある。また、いかに「当り前」と思えることでも、好き嫌いや人生観が関係するようなことについては、相手の趣味や判断を尊重しなければならない。もちろん、自分の考えにも(健全な常識に反するところがない限り)自信をもって、たやすく譲る必要はない。

    ムダに時間を費やすことはない。相手が強弁・詭弁を弄してきたら、もはや正しい議論は望めないので、惜しまず議論を打ち切ればよい。

    相手に自分の考えをうまく表現させることこそ、教育者の腕の見せどころである。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    詭弁についての本かと思いきや後半はゴリゴリの論理パズルで、いい意味で裏切られた印象。
    著者もいうように、指南書として読むのではなく、学術的な観点からの詭弁を知るにはピッタリ。

    0
    2021年04月29日

    Posted by ブクログ

    詭弁…人生において何回これを弄する人間に煮え湯を飲まされてきただろう。

    言い返すこと、論破することは解決にならない。

    詭弁を弄する人間とは、距離を取り、その人間性を観察することで、見えてくるものもあるはずです。

    そう思えるようになり始めた方に、とても面白い本に仕上がっています。

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    論理学を一から勉強したくなった。
    パズルを解いていくようで、ゆっくりゆっくり読まないと理解できない。熟読必須の一冊です。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #詭弁論理学
    #野崎昭弘
    #2017年41冊目
    #中公新書

    0
    2017年10月12日

    Posted by ブクログ

    世に蔓延る強弁や詭弁に惑わされないための論理学。
    といっても、論理クイズなどが用いながらの軽妙な語り口なので、全く堅苦くなく、気軽に読める。

    0
    2017年06月04日

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